ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用、全国「進出」 仙台のアップルファーム

2014年02月09日 02時12分57秒 | 障害者の自立
 障害者を積極的に雇用した飲食店を手掛けるアップルファーム(仙台市)は今春、自らのビジネスモデルを福岡、大阪両市の事業者に販売する。従業員の実習をはじめ、経営に必要な一連のノウハウをパッケージで提供する。

 同社は2010年、レストラン「六丁目農園」を若林区に開設した。障害者の働きやすさを重視し、あらかじめメニューを固定し、料金体系や接客が簡単なバイキング形式を採用した。
 地元の新鮮野菜を生かした料理が評判を呼び、12年にはベストウェスタンホテル仙台(泉区)にも「六丁目農園中山店」をオープンさせた。現在、全体の従業員は約120人で、うち約半分が障害者となっている。
 同社は、自社店舗経営で蓄積したノウハウの他地域への展開を計画。福岡市のレストラン、大阪市の弁当工場が導入を決め、それぞれ3、5月に開業する見通しとなった。障害者雇用の拡大を検討する大手外食チェーンとも、業務提携の協議を進めている。
 アップルファームの渡部哲也社長は「1次産業と飲食サービス、福祉を組み合わせ、地域課題を解決するアドバイザーの役割を果たしたい。障害者のやりがいと生きがいを創造し、公益と収益の両立を目指す」と話す。


野菜をふんだんに使ったバイキングメニューが人気の「六丁目農園」=仙台市若林区

河北新報 : 2014年02月08日土曜日

アメニティーフォーラム:障害者、豊かな感性 展覧会、同時開催−−大津であすまで /滋賀

2014年02月09日 02時09分04秒 | 障害者の自立
 障害のある人の豊かな地域生活を考える「第18回アメニティーフォーラム」が7日、大津市の大津プリンスホテルで始まった。今年は、正規の美術教育を受けていない人の芸術「アール・ブリュット」が柱の一つ。9日までの3日間の日程で、新年度から障害者芸術の振興に取り組む厚生労働省や文化庁、福祉の専門家らが実践報告や対談をする。

 県社会福祉事業団などが毎年開催。今年は、「障害福祉の父」と呼ばれる糸賀一雄氏生誕100周年記念協賛事業として実施される。

 7日は、日本のアール・ブリュット作品の展覧会が開かれたこともある英国・ウエルカム美術館のケネス・アーノルド館長らが講演。「アートの本質とは何か、問題提起する作品が多く、賞賛された」と述べた。

 会場では、東近江市の古久保憲満さんが描いた全長10メートルの絵画など、日本と台湾の計28人の絵画やオブジェなど360点を並べた展覧会も同時開催されている。展覧会は午前9時〜午後9時(9日は午後3時まで)。入場料500円。音声ガイドや字幕付きのバリアフリー映画の上映(各プログラム1500円)もある。

毎日新聞 2014年02月08日 地方版

特別地域加算:障害者福祉サービス加算金、未支給84市町村2207人分 /北海道

2014年02月09日 02時06分17秒 | 障害者の自立
 障害者福祉サービスの「特別地域加算」の未支給問題で、道は7日、未払いがあったのは道内84市町村の2207人分で、総額2億1000万円に上ることを明らかにした。

 特別地域加算は、過疎地域に住む障害者が訪問看護サービスなどを受けた場合、事業者の報酬に15%が加算される制度。未払いでは、市町村が障害者に交付する受給者証に特別加算の対象であることを記載していないケースが多かった。

 この問題は昨年11月に小樽市で発覚。道によると、84市町村で未払いがあったのは制度開始の2009年度から今年度までの5年間で、5年で時効を迎えるため年度末までに支払いを済ませる方針。国が2分の1、道と市町村が4分の1ずつ負担する。

 対応策として、道は市町村に対して全指定地域の一覧表を送付し、受給者証に加算の記載を徹底するよう求めている。

毎日新聞 2014年02月08日 地方版

メディアが「障害者の美談に弱い」は本当か? ある地方紙記者の奇妙な体験

2014年02月09日 01時57分07秒 | 障害者の自立
 「現代のベートーベン」といわれた作曲家・佐村河内守さん(50)の18年間にわたる主要作品が自身ではなく、ゴーストライターが作っていたことを週刊文春がスクープした。発売後には桐朋学園大学の非常勤講師、新垣隆さん(43)が記者会見し、自身が作曲していたことを認めた。また、全聾といわれた佐村河内さんに対して「耳が聞こえないと思ったことはない」とも述べた。これが本当であれば、佐村河内さんが世に出るきっかけとなったNHKスペシャル『魂の旋律~音を失った作曲家』も騙されたことになる。NHKをはじめたとしたメディアはなぜ騙されたのかを考えたいが、じつは私も新聞記者時代、似たような経験があった。

 記者一年生のころだった。私は長野県のローカル紙の、さらなる地方支局に勤務していた。新人記者は警察回りをするが、長野県の、さらなる山奥ではそんなに事件が起きるわけではない。私がいた木曽支局がある木曽署の毎年の課題は、交通死亡事故をいかに減らすか、であった。そんなのんびりとした支局では、ほとんどが街ネタだといっても過言ではない。

 いつものように街ネタを探していたとき、足を引きずった男性と出会った。男性はなんと某お笑い芸人の弟子だという。しかも、男性には障害があるらしい。障害があっても日本一周をしているというのだ。

 私にその話をしたとき、その男性は各地方の新聞に掲載された自身の記事を見せてくれた。北海道から九州までの記事があり、長野県に来る直前の記事まで見せてくれた。他のメディアが書いているのだから、私も男性は本物だろうと思ってしまった。疑う余地はない。木曽に来るまえに長野市に寄ったという話をしていた。そこでも取材を受けたという。地方を回りながら、芸人の弟子として巡業しているのだろうと思えた。

 ただ、どの記事を読んでも、そもそもの師匠のコメントが載っていない。私は、他の記事とは違ったものを書かないといけないと思い、できれば師匠のコメントがほしいと考えた。私はその芸人の事務所に電話した。すると、マネージャーの話では、「そんな弟子はいない」というのだ。ということは、その男性はメディアを騙しているということになる。ほとんどのメディアでは、「芸人の弟子」「足に障害」「日本一周」を焦点に記事が書かれていた。

 もしこの男性に「足に障害」がなければ、これほどまでに多くの新聞が記事にしていたのだろうか。メディアは何か逆行を乗り越えるストーリーが欲しいものだ。佐村河内守さんの場合でも、「全聾」であり、「被曝2世」という2つの"逆行"を跳ね返して、作曲家として成功した、というストーリーができあがる。私が取材した男性はそこまでではないが、「芸人の弟子」「足に障害」「日本一周」というキーワードは、地方紙のネタとしてはそれだけでもOKなのだ。

 芸人の事務所に電話をして、私は男性が嘘をついていると分かった。そういえば、長野市のテレビ局には知り合いがおり、その記者は報道したかが気になった。電話してみると、その記者も事務所に確認を取った結果、報道はしなかったという。しかし、そうしたストーリーを好む記者は多いようで、多くの地方新聞には男性の話が載っていた。メディアはこうした「美談」に騙されやすいということなのだ。

日刊ナックルズ : 2014年02月08日

着服:知的障害者の預金を 容疑で元世話人逮捕 /長野

2014年02月09日 01時54分44秒 | 障害者の自立
 駒ケ根市内の知的障害者のグループホームで入所者の預金を着服したとして、駒ケ根署などは6日、松川町上片桐、パート従業員、吉川静枝容疑者(66)を業務上横領容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は、グループホームの世話人として入所者の金銭管理などをしていた2010年3月下旬から同10月上旬、複数回にわたり入所者の預金口座から現金計24万円を引き出し、着服したとしている。「全部生活費に使った」と容疑を認めている。グループホームを運営管理する県社会福祉事業団(長野市)は11年12月、入所者の預金などから計約300万円を着服したとして吉川容疑者を懲戒免職処分とし、同署に告発状を提出していた。

毎日新聞 2014年02月08日 地方版