ゴエモンのつぶやき

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公立小・中学校の少人数教育の推進案、実現できない2つの理由

2014年02月11日 02時24分47秒 | 障害者の自立
文部科学省は2014(平成26)年度予算で、公立小・中学校の教職員定数増加を要求していた。しかし、閣議決定された政府予算案では、小学校英語の教科化やいじめ問題への対応、道徳教育、特別支援教育などへの増員は認められたものの、35人学級化などを進める「少人数教育の推進」は認められなかった。「『教員数を増やさなければ学校現場は持たない』が、教育関係者の共通認識」と話すのは、教育ジャーナリストの渡辺敦司氏。少人数教育推進について文科省はどのような戦略を立てていたのだろうか? 詳しく解説してもらった。

第2次安倍内閣として本格的な予算編成となる2014(同26)年度に向け、文科省は「教師力・学校力向上7か年戦略」を立てました。このうち「少人数教育の推進」は、小学3年生以上でも36人以上学級を解消できる予算額は確保するというものです。35人以下学級にするか、増えた先生をティームティーチング(TT)や習熟度別指導などにあてるかは、市町村の裁量で選べるようにするため、7年間で1万4,700人(初年度は2,100人)を措置することを目指しました。しかし、予算折衝の結果、ゼロ査定となってしまいました。

大きな理由は2つあります。1つめは、東日本大震災の復興財源を確保するため、国家公務員の給与を減額する措置が2013(同25)年度で終了することに伴い、教員を含めた地方公務員の給与も減額分の増額が見込まれること。2つめは、財務省が財政制度等審議会の建議を盾に、「一般公務員より優遇されている教員の給与を削減すべきだ。少人数教育に取り組んだ学校の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の平均正答率は悪化している」という主張に対して、防戦を余儀なくされたことです。

しかし、学校の先生が忙しすぎるということは各方面から指摘されています。グローバル化対応などの新たな課題やいじめ対策、道徳教育の充実などに取り組むにしても、業務の効率化だけで乗り切れるか、もっと踏み込んだ議論や検証が必要でしょう。

Benesse 教育情報サイト : 2014/02/10 08:00

障害者スキー:女子立位スプリントも太田V

2014年02月11日 02時22分49秒 | 障害者の自立
 障害者スキーのジャパンパラ競技大会最終日の9日、北海道旭川市の富沢クロスカントリーコースでノルディックスキー距離のスプリント(0.8キロ)を行った。女子立位は、3月のソチパラリンピック選手団で旗手を務める太田渉子(日立ソリューションズ)が前日の5キロクラシカルに続いて制した。男子立位は新田佳浩(同)が、男子座位は久保恒造(同)がそれぞれ優勝した。

毎日新聞 2014年02月09日 17時29分

アカデミー賞候補撤回に障害者歌手のJ.E.タダ氏「この賞は元々私のものではない」

2014年02月11日 02時16分57秒 | 障害者の自立
昨年秋、ジョニ・エリクソン・タダ氏はクリスチャン映画『Alone Yet Not Alone(日本語訳:一人でも独りではない)』の歌のボーカルを務めた。

障害者権利保護活動家。四肢まひ障害者。アカデミー賞ノミネート歌手。

先月29日までは、この3つの肩書全てが64歳のジョニ・エリクソン・タダ氏を的確に表していた。しかし、同日、米映画芸術科学協会は、『Alone Yet Not Alone』に与えたアカデミー賞歌曲賞ノミネートを撤回すると発表した。

タダ氏は今月初め、「今でもすごいことだと思っています。この状況がどんな結果につながるのか、興味津々です」とコメントしている。

タダ氏は、同映画の主題歌である作曲家ブルース・ブロートン氏と作詞家ダスティン・スピーゲル氏に対して、同情の気持ちを表した。タダ氏は「このアカデミー賞は元々私のものではありません。その名誉は曲を作られた方々のものです。なので、がっかりするとすれば、お2人のためです」と言う。

またタダ氏は、「エントリーナンバー57番にあえてご注目頂きたい・・・これは、ご考慮頂ければ、という依頼に過ぎない」という同僚への嘆願メールを先月70通送った、映画芸術科学協会の元理事で同協会の実行委員会の現会員であるブロートン氏を擁護した。

先月末、ブロートン氏は「僕は(同映画の)映画製作会社の宣伝役だった。この歌を聞いてくれないか、と頼んだだけだ。歌に票を入れて欲しいとは言っていない。誰にも電話をかけていないし、映画の宣伝もしなかった。何もしていないんだよ。協会が送る75曲入ったDVDの中の1曲を指摘しただけだ」と主張し、票を集めようと製作映画の特別映写会や豪勢なパーティに何千ドルも掛ける映画会社の行動と自分の行動を比較した。

タダ氏もそれに同意し、「ハリウッドがどういう仕組みになっているか、それほど知っている訳ではないけれど、私から見れば、どの監督や脚本家、俳優、撮影カメラマンも、アカデミー賞ノミネートの季節には、何らかの形で自分の作品を薦める方法を模索します。ブルース・ブロートンの、友人たちにこの映画に注意を促すメールを送るという行動は、ノミネートの季節に行われる尽力に比べれば、いささか地味に思えるくらいです」と指摘する。

10代の時に水泳中の飛び込み事故が原因で首から下が麻痺してしまったタダ氏は、映画業界の内部関係者ではないが、1979年以来、自身の団体「ジョニと友達」を主導し、40冊以上の本を執筆、また画家にもなっている。事故の後、同氏の作業療法士に筆を口にくわえて絵を描く方法を教わり、描き始めた。

歌の経験の大半は、事故以前の、数年にわたるピアノの稽古や教会の聖歌隊での練習を通して得たものだ。昨年、全米キリスト教放送局(NRB)が開催した集会の閉会講演で讃美歌を歌った後、同映画の関係者からアプローチされた。

タダ氏は、映画芸術科学協会がノミネートを撤回したのは、『Alone Yet Not Alone』のクリスチャン的なテーマが原因だったとは明言しなかったが、「この小さな映画だけに、違う基準が適用されたように見える」と答えた。

タダ氏は「この映画は、アカデミー賞候補になるための、宣伝行為に関する要件を満たしているかどうか、(ノミネートの)1週間前に調査が行われ、合格したようです・・・あまり公開されていない、低予算の映画がアカデミー賞候補になったことを、非常に不愉快に思った人がいたのでしょう」と説明する。

さらにタダ氏は「この映画はそのテーマが原因で拒否されたかどうか、キリスト教がベースのテーマだったからかどうか。それは、何とも言えません。もしそうだったとしたら、非常に残念ですが、別に驚きではありません。イエスはエンターテインメント業界よりももっと手ごわい敵から拒否されたのですから」と言う。

タダ氏は、映画撮影術教授である義兄との会話の中で、映画芸術科学協会の映画芸術の評価の在り方に、独立映画製作会社が悪いイメージを持つのではないかと心配している。

タダ氏は「これは、沢山の独立映画製作会社、低予算で公開が限定された映画を製作する方々に、嘆かわしいメッセージを送ることになると思います。彼らは、アカデミー賞の対象外だということでしょうか?アカデミー賞ノミネートの輪に歓迎されないということでしょうか?映画製作に携わる方々にとって、それは悲しいメッセージでしょうね。膨大な予算がある、そうそうたるメンバーの有名な専門家たちで、上流エリート層の集まりのようなものがあり、その人たちが基準を設定しています。(その外で)優れた映画を製作している方々にとっては不運ですね」と続ける。

アカデミー賞ノミネートは逃したものの、タダ氏はこの映画がより多くの視聴者を得たことに満足している。実際、ユーチューブでは75万人がこの映画の動画を見ている。

タダ氏は、「これ(アカデミー賞にノミネートされたこと)によって、この映画やその主題歌を通して、素晴らしいメッセージが人々に届くのですから、とても光栄です。神様は旧約聖書で、『わたしはあなたを見放さず、あなたを見捨てない』とおっしゃっています。そしてこの歌の強さは、そのメッセージにあります。どんなに人生で困難や悲劇に出会っても、神様は決して見放さない、見捨てないと約束されています。彼は、インマヌエル、共におられる神様なのです。そのメッセージがアカデミー賞にノミネートされることは、それだけで驚異的なのです」とコメントしている。

クリスチャントゥデイ : 2014年2月10日06時57分

地域で暮らす喜び、歌声に 亀岡で障害者らコンサート

2014年02月11日 02時08分49秒 | 障害者の自立
 障害者が歌や詩を発表し、全国的に活躍するゴスペルグループが歌声を披露するコンサートが9日、京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかであった。障害者らは安心して地域で暮らしたいという願いを歌に乗せ、ゴスペルグループは迫力のステージで聴衆を魅了した。

 社会福祉法人「亀岡福祉会」(同市薭田野町)の施設利用者と保護者らが、グループホーム建設を目指して毎年開いている。

 ステージでは障害者や保護者、施設職員ら約50人が自分たちの思いを詩にして朗読した。「重い障害があっても、仲間と一緒なら働ける」「目標は自立すること。一人でできることを増やしたい」と会場に語りかけ、地域で当たり前に暮らす喜びを歌で表現した。

 続いてゴスペルグループ「アノインテッド・マス・クワイヤー」の約200人が出演し、会場を圧倒する歌声を披露した。アップテンポの曲では聴衆も手拍子を送ったり体を揺らしたりして一緒に楽しんでいた。


地域で安心して暮らしたいという思いを歌う障害者や保護者ら(亀岡市余部町・ガレリアかめおか)

京都新聞 【 2014年02月10日 11時01分 】

介護給付:110万円不正受給 福岡の事業者指定取り消し

2014年02月11日 02時03分08秒 | 障害者の自立
 福岡市は10日、介護給付費約110万円を不正受給したとして同市早良区西新の介護会社「ブラベリー」に対する福祉サービス事業者の指定を同日付で取り消したと発表した。

 市によると、同社は障害者を対象とした居宅介護や重度訪問介護、同行援護の福祉サービスを提供する会社。同社は、サービス提供記録を実際に働いた人とは違う人名で作成するなどして、2012年12月のサービス実施分の介護給付費計約110万円を不正に請求し、受領した。

 市は昨年2月の監査で不正事実を確認し、福岡県警にも相談。福岡・中央署は10日、市の監査に対し虚偽の答弁をしたとして同社と、同社代表の女(48)と実質的経営者の男(48)を障害者総合支援法違反の容疑で福岡地検に書類送検したと発表した。

毎日新聞 2014年02月10日 12時13分