ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者就労 下呂に事業所 継続雇用 技能向上を支援

2014年02月08日 01時43分30秒 | 障害者の自立
 障害者に就労の機会を提供する福祉事業所「えくぼ」が先月、下呂市御厩野で業務を始めた。障害者自立支援法に基づき、雇用された障害者の権利が労働法規で守られる「就労継続支援A型」と呼ばれる事業所で、市内では初めてとなる。

 事業所を運営するのは、同市で介護用品販売などを行う「レストヒーリング」(松下幸生社長)。障害者と雇用契約を結び、作業を通して、一般就労に必要な知識や技能を身に着け、将来的に一般企業への就労を目指す。

 現在、障害者3人が関連会社の工場で、家電の解体や廃棄された金属の選別、野菜の出荷準備作業などを行っており、勤務に応じて規定の給与が支払われる。

 また、県立下呂特別支援学校を今春卒業する生徒2人も関連会社の工場で作業研修を受けている。同支援学校の鈴木隆司教頭(57)は「一般企業への就職が難しい卒業生を雇用契約して継続的に就労、訓練して頂けるのはありがたい」と話している。現在、定員は10人だが、今後20人に増員予定という。

 県障害福祉課によると、今年2月現在、県内の就労継続支援A型の事業所は68事業所。うち飛騨地域では、高山、下呂市の計4事業所と他地域に比べて少ないのが現状だ。

 松下社長は「市内には、就労を希望される障害者の方が多い。働きながら知識や技能を向上させ、一般就労を目指してもらいたい」と話している。問い合わせは、同社(0576・25・6848)。

(2014年2月7日 読売新聞)

<清流>障害者とともに作り歌う

2014年02月08日 01時42分11秒 | 障害者の自立
 「歌う旅芸人」を自称する「う~み」さんは、高知に居を構えて10年になる。

 北海道・函館出身。大阪府で大学時代を過ごし、バスケットボールに打ち込んだ。大けがでプレーを断念したが、リハビリ中に聞き続けた音楽の助けで、奇跡的な回復を遂げた。

 「今度は自分が音楽の力を伝えたい」

 絶対音感を生かし、プロの道に進んだ。大ヒットしたアニメ映画「千と千尋の神隠し」にも関わった。旅で訪れた高知の開放的な雰囲気に「恋して」、移住を決めた。現在はこの土地を拠点に、全国で活躍する。

 昨年末、障害を持つ人たちと協力してCD「夢がかなったぞう!」を発売した。

 学校や自治体などに招かれたコンサートで、多くの障害者に出会った。全盲、脳性マヒ、交通事故による身体障害――。う~みさんの歌声に心を揺さぶられた人たちが「体は動かなくても、詩が書ける」と寄せた作品がたまった。

 「私もけがで体が不自由になった経験がある。音楽を通じた自立支援という夢に向かって、機が熟した」と、曲をつけて世に送り出した。

 意思疎通が難しい人もおり、1曲完成する手間は普段の倍以上。でも、「これまで書かなかったメロディーがいっぱいできた。私も成長させてもらった」と振り返る。

 売り上げの一部は、障害者の自立と、東日本大震災で被災した宮城県南三陸町への支援につながる。県内のTSUTAYAなどで販売している。

 問い合わせはNPO法人なとわ(natowa78@yahoo.co.jp)まで。(奥村健一)

(2014年2月7日 読売新聞)

障害者の自立目指すチョコ工房が新商品-バレンタイン用にも

2014年02月08日 01時34分48秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援のためのチョコレート工房「はたらく支援工房ショコラボ」(横浜市都筑区茅ヶ崎中央、TEL 045-507-8688)は1月末、オリジナルブランドの新商品の提供を始めた。

 2012年11月にオープンした同工房は、チョコレート作りを通してやりがいや誇りを感じられるようになることを目的とした障害者支援の試み。障害者の平均工賃アップをさせることで、社会の中での自立を目指す。チョコレート業界だけでなく輸入商社、教育業界など各界のプロらが監修を務め、作られるチョコレートのクオリティーも高い。商品は同工房が運営するオンラインショップで販売している。

 今回の新商品はパンダショコラ(525円)とローズショコラ(525円)の提供を開始。同工房の店頭でのみ販売するハート型のチョコレート(300円)の展開も始めた。

 同工房を運営する一般社団法人AOHの副会長伊藤祥子さんは「工房を開いてからあっという間に1年以上が過ぎた。チョコレートは今が一番売れる時期なので忙しいが、順調に製造できている。これからもバレンタインというくくりではなく新商品を追加していきたい」と話す。


新商品のパンダショコラ

秋田経済新聞 : 2014年02月07日

重度障害者の家族に独自支援 岡山県議会で知事表明

2014年02月08日 01時31分36秒 | 障害者の自立
 岡山県議会は7日、全議員と伊原木隆太知事ら県幹部が出席する予算総括協議会を開き、2014年度当初予算編成について集中質疑した。自民は7人、民主・県民クラブと公明、共産、県民・緑の4会派は各1人が登壇。知事は重度障害者がいる家族の負担軽減のため、一時入所を受け入れる医療機関などに県独自で補助する考えを明らかにした。

 青野高陽氏(自民)と三原誠介氏(民主・県民クラブ)が障害者施策の充実を求めたのに対し、知事は「重度の障害のある人が地域で安心して暮らしていくためには、介護を中心的に担う家族への支援が重要。新たに、家族の負担軽減を図るための施策に取り組みたい」と述べた。

 県障害福祉課によると、県内の重度障害者は推計1千人で、そのうち約6割が在宅で生活している。しかし家族の病気や冠婚葬祭の際に一時入所できる医療型の施設は岡山、倉敷、津山、新見市と早島町に8施設しかない。補助制度を設けることでレスパイト(休息)サービスの提供施設を増やしたい考えだ。

 同様の制度を設けているのは山口、高知県など10都府県。県は14日にまとめる14年度一般会計当初予算案に向け、対応を検討する。

山陽新聞 (2014/2/7 21:22)

児童と障害者ら、そば打ち交流 阿久根・折多校区

2014年02月08日 01時27分23秒 | 障害者の自立
 阿久根市折多小学校区の障害者と子どもらが一緒にそばを打つ初めての交流会が4日、デイハウスふたば折口であった。自分たちが育てたソバを使い、香り豊かに仕上がっためんを笑顔で味わった。
 地区活性化施設が近く完成するのを機に、校区で交流促進と食育に取り組む「未来を育むプロジェクト」の一環。ふたばを利用する20~70代の障害者、折多小5年生、おりた保育園児、同施設建設推進委員会メンバーら約90人が参加した。
 ほとんどの参加者が不慣れな様子だったが、指導者の手を借りながら丁寧にそばを打った。同委員会の庵重人委員長(74)は「世代間交流を通し、子どもが古里を大切にする心を育てたい。絆が深まれば、新たな施設の有効活用にもつながると思う」と話した。


真剣な表情でそばを切る児童ら=阿久根市折口

南日本新聞 (2014 02/07 21:00)