ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

さをり織り作品を展示即売/高松の障害者施設

2014年02月12日 01時33分19秒 | 障害者の自立
 県内外の障害のある人らが作ったさをり織り作品を展示即売する「心もはずむマフラー展」が11日、香川県高松市三谷町の社会福祉施設ミルキーウェイ(坂口正子施設長)で始まった。施設の利用者らが丹精込めて作り上げたぬくもりあふれる作品が、訪れた人の目を楽しませている。18日まで。

 障害者の豊かな創造力を広く知ってもらおうと、同施設が毎年行っており、今回で11回目。

 会場には、県内外の11個人・施設から出品された約300点がずらり。マフラーを中心に、バッグやポーチ、ベストなどが展示されており、一つ一つ異なる風合いに、来場者はじっくりと品定めをしていた。

 即売は午前10時から午後4時(18日は午後1時)まで。問い合わせは同施設〈087(840)1600〉。


障害者が丹精込めて織り上げたさをり織り作品を集めた展示即売会=香川県高松市三谷町

四国新聞 : 2014/02/11 18:58

阿部選手「メダルを」 

2014年02月12日 01時28分17秒 | 障害者の自立
 3月7日に開幕するソチ冬季パラリンピックのアルペンスキー日本代表で、みなかみ町出身の阿部敏弘さん(42)(日本身体障害者スキー協会)が10日、県庁を訪れ、茂原璋男副知事を表敬した。

 5度目の出場となる阿部選手は「群馬で応援してくださる方々の期待に応えたい。望むところはメダル。自分の力を出し切れれば成績はついてくる」と意気込みを語った。茂原副知事は「できる限りいい成績を残してほしい」と激励した。

 阿部選手は利根商高スキー部1年の夏、自転車で訓練中に転倒して首を痛め、右腕にまひが残ったが、左手でストックを操作する障害者スキー選手として活躍している。現在は埼玉県深谷市に住んでおり、今月末に日本を出発する予定。


県庁で抱負を語る阿部選手

(2014年2月11日 読売新聞)

孤立と無縁 交流喫茶

2014年02月12日 00時46分43秒 | 障害者の自立
◇羽曳野の福祉施設内「ひだまり」

 羽曳野市学園前にある福祉施設「四天王寺悲田院」で、地域住民がサロンとして運営する喫茶「ひだまり」が、福祉関係者から注目を集めている。憩いの場としてのサロンは住民同士の交流にとどまりがちだが、「ひだまり」では、同院のお年寄りや障害のある子供たちも加わり、幅広い交流が広がっている。市も「高齢者や障害者が地域社会とつながりを持つ貴重な場所」として期待している。

 「この本、面白かったよ」「この前、撮った写真を見て」。約25平方メートルの店内に用意された20席は満席で、利用者はコーヒーを飲みながら会話を弾ませた。常連という近くの無職長谷川勉さん(83)は「ここで知り合いが増えた。友達と健康のことや世間話に花を咲かせるのが何よりも楽しい」。

 「ひだまり」は昨年4月、同院ケアプランセンター1階に開設。埴生南小学校区の住民らがつくる校区福祉委員会が運営している。メニューはドリンクだけで、菓子付きのコーヒー、紅茶、ジュースは各100円、緑茶は50円。約30人いるスタッフは全員が住民ボランティアだ。

 同院には、特別養護老人ホームや児童発達支援センターなどが同じ敷地内に併設されている。このため、施設に入所するお年寄りの音楽会や絵画展示会が「ひだまり」で開催されたり、施設職員が、発達障害の子供を連れて遊びに来たりして、住民と施設側との交流が生まれている。

 同院職員で「ひだまり」の運営にも加わる大野真太郎さん(28)は「障害者の理解につながるし、施設のお年寄りたちは、地域の人と話すことで心が癒やされる」と話す。

 高齢者の孤立を防いだり、地域コミュニティーを強くしたりする目的で、同市では、他の六つの校区福祉委員会も公民館や集会所などで、それぞれサロンを開催している。しかし、利用者のほとんどは地域の高齢者だという。

 府内にも住民が運営するサロンは多く存在するが、府社会福祉協議会(大阪市)は「大半は住民同士の交流にとどまっている。『ひだまり』のように福祉施設との行き来があったり、住民に加え、障害のある子供やその親が集まったりするサロンは、今後のモデルケースになる」と評価する。「ひだまり」の取り組みは、全国版の福祉雑誌でも紹介された。

 今後は、同院にある保育園の園児らにも「ひだまり」を利用してもらいたいといい、大野さんは「地域の人と力を合わせ、さらに幅広い世代が楽しめる憩いの場にしていきたい」と意気込んでいる。

 ひだまりは毎週火、木曜日の午後2~4時に開店。問い合わせは、同院ケアプランセンター(072・957・3731)へ。


喫茶「ひだまり」で談笑するお年寄りら(羽曳野市学園前で

(2014年2月11日 読売新聞)

利用広がる福祉車両 使いやすく価格も手頃に

2014年02月12日 00時25分20秒 | 障害者の自立
 高齢者や障害者に優しい福祉車両が身近な存在になってきた。車椅子で簡単に乗り込めたり、昇降する座席に座って乗降できたりし、介護する家族などにとっても使いやすい仕様となっている。従来よりも手頃な価格のものが出てきており、徐々に利用が広がっているようだ。


ダイハツの「タントスローパー」を試した歯科医師の男性(右)は「車椅子を乗せるのに全く力がいらない」と感想を話した =東京都練馬区の「ダイハツ東京販売練馬北町店」

楽に乗り降り

 東京都練馬区に住む歯科医師の男性(38)は昨年12月、体に重度の障害を持つ弟(30)のために福祉車両を買い替えた。購入したのはダイハツ工業(大阪府池田市)が新たに出した「タントスローパー カスタム」。車にスロープが付いており、車椅子のまま乗せることができる。

 車両には、車椅子を引き上げる電動ウインチも標準装備。車椅子に弟を乗せると約50キロになり、「高齢の両親でも楽に乗せられるので家族で外出する機会が増えそう。納車が待ち遠しい」と期待を示す。

 ダイハツは平成7年に福祉車両事業に参入。車椅子のまま乗り込む「車椅子移動車」や昇降するシートに座って乗り込む「昇降シート車」を計8車種展開する。昨年12月にはタントをベースとした福祉車両の使い勝手を高め、価格も大幅に下げて発売した。

 車椅子移動車の「タントスローパー」(142万円~)は電動ウインチを標準装備したほか、スロープの幅も拡大。乗降シート車の「タントウェルカムシート」(155万6千円~)はシートを動かす機構を一新し、より楽に乗り降りできるようにした。

 同社では販売店をバリアフリー化したり、営業スタッフに民間資格「福祉車輌取扱士」を取得させたりするなど販売体制の見直しも進めており、太田吉彦・特装車両室長は「気軽に福祉車両に乗ってもらえれば」と話す。

使い分け可能

 ホンダ(東京都港区)の「N BOX+(プラス)車いす仕様車」(143万円~)は24年8月の発売以来、約9千台が売れているヒット商品だ。車両後部にスロープが付いており、車椅子を引き上げる電動ウインチで乗車をサポートする。後部座席が畳める4人乗りタイプを選べば、福祉車両、通常車両として使い分けることができるため、「将来、家族を介護する場面に備えて購入する人も多い」(販売担当の野瀬薫さん)。

 シートが昇降するタイプ、回転するタイプの福祉車両も手掛けるホンダでは、民間資格「サービス介助士」などの資格を持つ担当者が常駐する店舗を増やすなど「サービスの質を高めていく」(野瀬さん)考えだ。

 このほか、トヨタ自動車(愛知県豊田市)や日産自動車(横浜市西区)もセダンやミニバン、ワゴンなど幅広いタイプの福祉車両を手掛ける。トヨタは福祉車両の操作、機能などを体験できるショールーム「トヨタハートフルプラザ」を全国9カ所に展開、日産は昨年6月発売の軽自動車「DAYZ(デイズ)」に福祉車両を設定するなど、各社は車種拡大や情報発信、販売体制の強化に力を入れている。

消費税非課税の車両も

 日本自動車工業会(東京都港区)のまとめでは、平成24年度の福祉車両の販売台数は前年度比20.9%増の4万3129台で、過去最高となった。社会の高齢化や消費税が非課税となる車両があることなどを理由に、4月の消費税増税後も販売は伸びる見通しだ。

 こうした中、リクルートマーケティングパートナーズ(千代田区)では昨年12月、運営するウェブサイト「カーセンサーnet」内に「これを見ればすべてがわかる!福祉車両navi」(http://www.carsensor.net/fukushi)を開設。福祉車両の選び方や購入時の税金・助成金、各自動車メーカーの車種、取り扱い店舗などについて紹介している。

 このほか、トヨタ自動車(愛知県豊田市)や日産自動車(横浜市西区)もセダンやミニバン、ワゴンなど幅広いタイプの福祉車両を手掛ける。トヨタは福祉車両の操作、機能などを体験できるショールーム「トヨタハートフルプラザ」を全国9カ所に展開、日産は昨年6月発売の軽自動車「DAYZ(デイズ)」に福祉車両を設定するなど、各社は車種拡大や情報発信、販売体制の強化に力を入れている。

消費税非課税の車両も


 日本自動車工業会(東京都港区)のまとめでは、平成24年度の福祉車両の販売台数は前年度比20.9%増の4万3129台で、過去最高となった。社会の高齢化や消費税が非課税となる車両があることなどを理由に、4月の消費税増税後も販売は伸びる見通しだ。

 こうした中、リクルートマーケティングパートナーズ(千代田区)では昨年12月、運営するウェブサイト「カーセンサーnet」内に「これを見ればすべてがわかる!福祉車両navi」(http://www.carsensor.net/fukushi)を開設。福祉車両の選び方や購入時の税金・助成金、各自動車メーカーの車種、取り扱い店舗などについて紹介している。

MSN産経ニュース : 2014.2.11 10:33