ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

奈良市視覚障害者協会長・内藤恒史さん /奈良

2014年02月26日 02時05分13秒 | 障害者の自立
 ◇点字を学び広がる世界−−内藤恒史さん(50)=奈良市

 歌で地域住民の交流の場を作っている奈良市の市民団体「和音」が同市で19日に開催した集い。仲間と作った点字歌集を指でなぞり、大きな声で歌った。

 「点字は人との出会いを与えてくれた。歌は苦手ですが、皆で歌えば怖くない。1曲でも多く覚えたい」

 5歳の春、はしかの高熱で視力を失った。県立盲学校で点字を学び、図書室で昆虫図鑑にはまった。色、大きさが詳しく説明してあり、形が凹凸で分かる。カブトムシ、セミ……。指でなぞってはイメージを膨らませた。高等部では点字で文通を始めた。現在も約10人と続いている。夏に長野から届いた手紙には「高原は涼しい」とあった。一人旅が難しいなかで、各地からの便りは楽しみだ。「奈良は暑くて。『日本は広いな』と実感する」。

 はり・きゅうを学んで卒業後、大和郡山市のはり・きゅう院に就職。1990年、奈良市で独立開業した年に、市視覚障害者協会に入った。会長に就任後、平日働いている市民から「点字を学びたい」と相談され、2009年6月から「日曜点字教室」を開講。基礎から1年間教えている。12年には和音から「視覚障害のある人にも参加してほしい」と、点字歌集の作成を頼まれた。内藤さんが監修し、教室の生徒らの協力により430曲の歌集ができた。

 教室の卒業生は約50人になった。「エレベーターや駅の券売機にある点字が身近に感じる」「学ぶ以前よりも視覚障害の方に話しかけやすくなった」という声が、活動の励みになっている。

毎日新聞 2014年02月25日 地方版

障害の垣根越え、ラリー楽しむ 左京で卓球バレー交流大会

2014年02月26日 01時56分53秒 | 障害者の自立
 障害のある人、ない人が運動を通して親睦を深める「京都卓球バレー協会交流大会」(同協会など主催)が23日、京都市左京区の市障害者スポーツセンターであった。参加者は勢いよく転がるピンポン球を追いかけた。

 卓球バレーは身体や視覚などに障害のある人も楽しめるよう、音が出るピンポン球を使う。7回目の今年は、府内全域から、障害者福祉施設など52チーム約450人が参加した。

 1チーム6人編成の参加者たちは9ブロックに分かれ、4試合のリーグ戦で勝ち点を競った。卓球台を囲み、長い板で球を3打以内で打ち返した。ネット下で続くラリーを制すると、周囲の人たちと喜びを分かち合っていた。


卓球台を囲んで熱戦を繰り広げる参加者たち(京都市左京区・市障害者スポーツセンター)

京都新聞 【 2014年02月24日 11時35分 ]

真栄喜清吾さん(28)障害者支援ジョブコーチ

2014年02月26日 01時47分25秒 | 障害者の自立
「てぃーちなー、てぃーちなー」
 夢実現への道
 豊見城市の障害者就労支援センターちいろばで、ジョブコーチとして働く真栄喜清吾さん(28)=那覇市=は現在、精神保健福祉士の資格取得を目指しています。
 仕事をしながらの試験勉強。限られた時間の中で「何から手を付けていいか分からない」と焦っていたとき、上司からアドバイスをもらいました。
 「てぃーちなー、てぃーちなー(一つ、一つ)。焦らずにクリアしていけば大丈夫だよ」
 この言葉を聞いて気持ちが楽になったといいます。思い返せば就職以来、ずっと「てぃーちなー、てぃーちなー」進んできました。大学では中国語を学び、福祉の世界とは無縁でした。卒業後、縁あって就労支援センターちいろばに就職したものの、右も左も分からない状態。周囲に支えられながら、一つ一つ仕事を覚えました。
 今では福祉の仕事を「天職」だと感じています。目の前のことを一生懸命やることが夢を実現する方法だと信じています。


精神保健福祉士を目指し、仕事をしながら試験勉強に励む真栄喜清吾さん=豊見城市の障害者就労支援センターちいろば

琉球新報 : 2014年2月25日

リスク大きいが…芸能プロが“偽ベートーベン”争奪戦?

2014年02月26日 01時42分31秒 | 障害者の自立
“偽ベートーベン”こと佐村河内守氏(50)の騒動は、まだ収束の気配を見せない。耳が聞こえていたにもかかわらず全聾(ろう)と偽り障害者手帳を入手していた疑いのある問題で、田村憲久厚生労働相(49)は21日の会見で障害認定の見直しの有識者検討会を設置する意向を明らかにした。

「身体障害者手帳を交付した後に途中で確認することが必要なのかどうかを検討する。(時期については)横浜市による事実関係の調査結果を待って対応する」(同相)

 本人が依然“雲隠れ”を続けるなか、横浜市は聴力検査をするとしたが、実施されたかどうかは不明だ。横浜市障害企画課は「途中経過についてはコメントできない。結果が出たら報告する」としている。佐村河内氏はその検査結果を踏まえ、代理人弁護士を新たに立てたうえで会見を行うとみられる。

 一方、そんな大注目の偽ベートーベンをめぐって芸能プロが動き始めている。

「マスコミや音楽関係者に佐村河内氏の連絡先を聞いて回っているプロダクションが複数ある。要はマネジメント契約を結んで、独占インタビューをテレビに売り込みたいんでしょう。今、一番欲しいのは佐村河内氏本人の肉声ですからね」とは業界関係者。芸能プロとしては、週刊誌などに直撃される前にコンタクトを取りたいと躍起になっているようだ。

 ただ、同氏は今後詐欺罪に問われる可能性もあり、リスクは大きい。心証も悪いうえ、高額の賠償金を払わされることも考えれば、どこまでうまみがあるのか。実際、同氏の公演を手がけた「サモンプロモーション」は所属事務所と間違われて大迷惑を被っている。

「弊社は興行をやっただけなのに、ネットで所属事務所として紹介され、それが拡散されて、ものすごい風評被害に遭っている。どういう手段で否定するか今検討しているところです」と担当者は怒り心頭だった。

東スポWeb : 2014年02月25日 11時00分