ゴエモンのつぶやき

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施設の第三者委、2年前に行為指摘 自治体、再発防げず /東京

2015年08月05日 12時27分54秒 | 障害者の自立

 入所者への虐待で都から2度目の新規利用者受け入れ停止処分を受けている西東京市の知的障害者入所施設「たんぽぽ」(社会福祉法人田無の会運営)を巡り、新たな暴力が判明した職員について施設の第三者委員会が2013年、入所者を蹴るなどの虐待行為を6項目指摘していたことがわかった。過去の虐待の中心者の一人とみられていたが、介助を続けていた。自治体が事情を把握しながら、再発を防げなかった実態が浮かんだ。

  職員は中堅の男性支援員。6月中旬、入所男性を押し倒したり、首をつかんでひっかき傷を残したりした。男性は約1時間、下半身が裸の状態だった。

 専門家による第三者委は、同施設について13年5月、職員数人による入所者への虐待を認定。この支援員もひざや足裏で蹴る▽突き飛ばす▽ほおをつねる▽食事を口に押し込む−−などの行為があったと指摘していた。

 別の職員と元職員は「6月に押し倒された男性は何か訴えようとこの支援員に近づいては、何度も突き飛ばされてきた。介助させないよう都に何度も訴えた」と証言する。

 運営法人は前理事長が虐待を認めず、都に処分取り消しを、第三者委にも損害賠償を求め提訴。取り下げて体制刷新に乗り出したのは2月に理事長が交代した後だった。都障害者施策推進部は「処分期間中、再び虐待が起きたのは入所者の方々に申し訳ない」としている。

 千葉県内の施設の障害者虐待死亡事件で県の検証委座長を務めた佐藤彰一弁護士は「虐待が明白なら職員に現場から離れてもらうのが通常だ。法人が虐待を認めなくても、自治体は施設に配置換えにつながる指導や処分を行うことは可能だったはずだ」と指摘する。

毎日新聞 2015年08月04日 地方版


ルワンダとブルンジで障害者支援、NGO主宰ルダシングワさん夫妻「何が必要か発信する」

2015年08月05日 12時23分19秒 | 障害者の自立

 ◇アフリカ・民族対立から悲惨な歴史 義肢の配布など活動

  アフリカのルワンダとブルンジで障害者支援をしているNGO「ムリンディ・ジャパン・ワンラブ・プロジェクト」の報告会が、由布市湯布院町のカフェで開かれ、約20人が参加した。同プロジェクトを主宰するルダシングワ(吉田)真美さん(52)とルワンダ人のガテラ・ルダシングワさん(60)夫妻が「自立にむけての歩み−−ルワンダ大虐殺から21年が経(た)ったけれど」のテーマで講演し、「これからも協力を」と支援を呼びかけた。

 ルワンダでは1994年、民族対立により犠牲者100万人といわれる大虐殺が発生。多くの人たちが障害を負った。夫妻は96年から活動を開始。ルワンダの首都キガリとブルンジの首都ブジュンブラに義肢製作所を開き、▽義肢の無償配布▽障害者の雇用促進−−などを続けている。

 講演で夫妻は「植民地時代の間違った教育のせいで民族対立が起きた。今では殺された側だけでなく、殺した側も苦しんでいる。最初に正しいこと、例えば愛し合うことを教えていたらこんなことは起きなかった」と語った。

 プロジェクトでは障害者スポーツの普及にも努めており、足に障害があるガテラさんについて真美さんは「2020年の東京パラリンピックで車椅子マラソンに出てほしい。そして、ルワンダ、ブルンジに今何が必要かを発信しながら活動を続けたい」と話した。

 活動についての問い合わせはメール(teamrwanda.onelove@gmail.com)。

毎日新聞 2015年08月04日 地方版


神奈川県で「視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会」を開催

2015年08月05日 12時16分27秒 | 障害者の自立
視覚障がい者の就労の現状

近年、IT技術などの発達により視覚障がい者の職域は大きく広がりをみせている。ただそのような現状は一般にまだまだ浸透しているとは言い難い。

対象は企業経営者や担当者

そのような状況も鑑み、神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議(県立平塚盲学校、横浜市立盲特別支援学校、NPO法人神奈川県視覚障害者情報・雇用・福祉ネットワーク、神奈川労働局、ハローワーク横浜、ハローワーク平塚、神奈川障害者職業能力開発校、県障害者就労相談センター、県雇用対策課、神奈川障害者職業センター)が、「視覚障がい者の学ぶ場・働く場見学会」と題し視覚障がい者の雇用促進に向けての見学会を実施する。

対象は企業の経営者や人事担当者。雇用する側の人たちに視覚障がい者の教育現場、また事務職の就労の様子をじかに見学し、具体的に知ってもらうことで雇用への意欲を促すことが狙いだ。

視覚障がい者の学びと仕事

内容は集合後、横浜市立盲特別支援学校(横浜市神奈川区)へ。セミナー、授業の見学などを行う。その後マイクロバス(県庁公用車)で移動。ワタミフードシステムズ株式会社(東京都大田区羽田)で企業見学。そこではセミナー、事務職の職場の見学などを行う。

日時は2015年9月18日(金)、9時~12時まで。参加費は無料(集合場所までの交通費などは自己負担)。申し込み方法は申込書に記入の上、事務局あてにFAXで。先着順。申し込み、問い合わせ先は神奈川県視覚障害者雇用促進連絡会議事務局(県雇用対策課障害者就業支援グループ)まで。

2015年8月3日     障害者雇用インフォメーション