ゴエモンのつぶやき

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22年全国大会活躍へ栃木県 年度内に初の基本計画策定

2015年08月14日 01時44分22秒 | 障害者の自立

 県は障害者スポーツ選手の育成や強化を目指し、本年度中に基本計画を初めて策定する。7年後の2022年に栃木国体と併せて本県で開催される全国障害者スポーツ大会での活躍を目指すとともに、障害者の社会参加を手助けするのが狙い。県は来年夏に宇都宮市内に障害者スポーツ拠点施設を開設するほか、競技人口の増加や指導者の資質向上も図り、ハード・ソフト両面で障害者がスポーツしやすい環境を整える。

 国体に併せて開催される全国障害者スポーツ大会は、陸上や水泳など個人6競技、車いすバスケットボールやバレーボールなど団体7競技が実施される。参加選手枠は障害者手帳の交付数で都道府県や政令市に割り当てられるが、開催県は個人競技で多くの枠が与えられるほか、団体競技はブロック予選に出場せずに全競技に出場できる。

 県障害福祉課によると、団体競技のうち知的障害者のサッカーやソフトボールはことしに入って初めて公式戦に出場したが、バレーボールやフットベースボールは今も県内にチームが無く、早急なチーム設立と定着が必要になる。また、個人競技の本県選手団のメダル獲得数は、13年の東京大会を除いては中位から下位にとどまっている。

 こうした現状を踏まえ、県はことし3月に「県障害者スポーツ等育成強化基本方針」を策定。22年の栃木大会には全競技に出場し、多数のメダル獲得など開催県としてふさわしい成績を目指す、などとした。

 9月ごろには障害者スポーツを推進する新たな組織を立ち上げ、22年に向けたスケジュールや競技力向上、競技人口の拡大、指導者の資質向上など選手の育成強化に関する基本計画を本年度中に策定する。

県が整備する障害者スポーツ拠点施設予定地。16年夏の完成後、左の体育館「わかくさアリーナ」は解体する。

右の建物はとちぎ福祉プラザ

8月12日 朝刊     下野新聞


障害者手作りのジャムどうぞ 余市駅前に「はまカフェ」

2015年08月14日 01時40分19秒 | 障害者の自立

 【余市】障害者の就労支援を行うNPO法人余市はまなす(伊藤邦夫理事長)が運営する「はまカフェ」が11日、JR余市駅前にオープンした。手作りのジャムや野菜などの販売のほか、ランチやコーヒーなど軽食や喫茶も楽しめる。

 同法人では現在10~60代の約20人が野菜栽培や食品加工、段ボール組み立てなどを請け負っている。ジャムやアップルパイなどの手作り品は、町内富沢町の施設直売所や道の駅の産直コーナーで販売していたが、通年で多くの来店が見込める駅前に店を出すことにした。資金の一部は、町の地域活性化生活等緊急支援交付金などを活用した。

 店内は約40平方メートルで小あがり、テーブル席含め24席。アップルパイやパンプキンパイ、キュウリ、トマトなどの朝もぎ野菜のほか、地域の福祉施設で作る陶器など小物も売る。午前11時~午後2時のランチタイムには日替わりランチプレート(800円)、カレーライス(550円)、うどん(450円)などを出す。

 菅原佳代施設長は「障害者の働く場を広げるとともに、地域の憩いの場になってもらえれば」。営業は午前11時~午後5時(水曜定休)。

  問い合わせは同カフェ(電)0135・48・5969へ。

08/12     北海道新聞


肝硬変支援対象拡大へ…「中等度」まで障害者手帳

2015年08月14日 01時37分22秒 | 障害者の自立

 肝硬変の患者への身体障害者手帳の交付について、厚生労働省の有識者検討会は、「最重症」の患者に限っている現行の認定基準を見直し、「重症・中等度」も対象に含める方針を決めた。

 腹水などの症状が出て治療による改善が難しく、生活にも支障がある「非代償性肝硬変」の患者全般が対象になる。早ければ2016年度から実施する。

 同手帳が交付されると、医療費助成や居宅介護、就労支援などの福祉サービスのほか、公共交通機関の運賃割引などが受けられる。肝硬変で同手帳が交付されているのは13年度末で6787人だが、見直しで3万人超に増える見込み。

 現在は、3段階で病状が最も重い「最重症」の患者だけが交付対象。このうち約7割が3年以内に死亡しており、「亡くなる直前にしか認定が受けられない」と、患者団体が基準の見直しを求めていた。

 新たに対象となる「重症・中等度」の患者も、半数以上が3年以内に死亡するか、「最重症」へ移行するなど、症状が悪化しやすい。

(2015年8月13日 読売新聞)


夏祭りで障害理解

2015年08月14日 01時31分41秒 | 障害者の自立

 つるみ地域活動ホーム幹の夏祭りが8月1日、北寺尾4丁目公園で開催され、障害者や地域住民ら約500人が来場した。

 今年で15回目となったこの祭りは、障害への理解を地域で深めようと企画されている。当日は施設利用者や職員、家族らによる夜店が出店され、地域サークルによる手品などの出し物も。小林孝至実行委員長は「障害のある人と家族、地域の方々と一丸となって作り上げている」と胸を張る。

 来場者は夜店を堪能しつつ、フィナーレでは輪になってフラダンスを踊り、交流を深めていた。

水風船すくいを楽しむ来場者

2015年8月14日     タウンニュース


所施設に鮮やか壁画 行橋高美術部員が特別支援学校の子と制作

2015年08月14日 01時25分07秒 | 障害者の自立

 みやこ町上原(かんばる)の知的障害者通所施設「こすもす園 京都」の敷地内にあるプール・遊具施設の壁面に、行橋高(行橋市泉中央1丁目)の美術部員と特別支援学校の子どもたちが共同で絵を描いた。施設側が同高美術部に働き掛けて実現した。両者は今後も交流したいと話している。

 施設は19歳以上の知的障害者のほか、勉強などのため築城特別支援学校(築上町築城)の児童生徒の一部を放課後、受け入れている。今年、室内に児童生徒用のプールと遊具をそろえた建物を整備したが、外側壁面がコンクリートむき出しで、絵を描き飾りたいと考えていたという。

 施設の白石恵一支援員長が5月から、協力してくれる高校美術部を探していたところ、行橋高美術部の緒方文子顧問が「部員に施設の児童生徒と触れ合わせたい」と快諾した。

 壁画は縦約2メートル横約6メートル。今月初めから制作を始め、完成に4日かかった。施設名を題材に、同高美術部の黒木琴音さん(1年)がデザインを担当。コスモスが咲く山で、リスやチョウ、アリが遊ぶ様子を水性ペンキで描いた。

 暑さの中、児童生徒は5人の美術部員の力を借りて、コスモスの花びらを手形で表現。「進んで作業に参加する子供もいて」(白石支援員長)、楽しんでいる様子だったという。

 堂園優香部長(3年)は「一つの作品を作り上げることができて楽しかった」と話す。白石支援員長も「まだコンクリートの壁面があるので、機会があれば美術部員に壁画作りをお願いして、児童生徒に参加させたい」と喜んでいた。

壁画完成を喜ぶ行橋高美術部の生徒と子どもたち

=2015/08/13付 西日本新聞朝刊=