ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者差別解消テーマに 武蔵野市が8日 /東京

2016年05月03日 03時39分41秒 | 障害者の自立

 障害者差別解消法が4月から施行されたことを受け、武蔵野市は8日午後2時からJR武蔵境駅北口の武蔵野スイングホール(同市境2)で、差別のない暮らしやすいまちづくりに向けた講演会を開く。

  講師は、障害者や高齢者の社会参加などを支援するNPO法人日本アビリティーズ協会の伊東弘泰会長と、毎日新聞の社会保障分野の社説を担当する野沢和弘論説委員。

 伊東氏は障害者権利条約への署名、批准の流れや障害者差別解消法制定の経緯について説明。野沢氏は障害者差別解消に向けた市民や民間事業者、行政の役割について語る。

 毎日新聞   2016年5月2日 
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 参加無料。定員約150人で先着順。


障害者支援施設「第一たちばな学園」 「うまいっ」こども食堂 嬉野でふれあいの場を

2016年05月03日 03時26分54秒 | 障害者の自立

 嬉野市塩田町五町田の障害者支援施設「第一たちばな学園」で30日、「うれしのこども食堂・うまい」の運営が始まった。全国的に広がる「こども食堂」の一つで、普段満足な食事を取れていなかったり、1人で食事をしていたりする子供たちに、温かい食事と会話を楽しんでもらう。

  施設を運営する社会福祉法人「たちばな会」の熊謙次朗さん(35)が「地域の皆さんに貢献できることがしたい」と企画。子育て世代が気軽にゆっくりできる場所作りを目指し、将来的には障害のある人と地域の人のふれあいの場にすることも考えているという。
 
 午前11時のオープンには、市外も含め子供たちや保護者ら約200人が集まった。メニューはおかわり自由のカレーライスと、空揚げ、サラダ、フライドポテト、駄菓子。子供は200円、大人は300円。子供服の交換会やレクリエーション、子育て相談コーナーも開かれた。参加者らが笑顔で食事と催しを楽しんだ。売上金は熊本地震の被災地の支援に充てられる。

 参加した嬉野市の教師、小柳久美子さん(44)は「こういう場所があるといいですよね」。自身も仕事が忙しく、子供と話す時間が少なくなりがち。仕事柄、母子家庭の子と話す機会も多く、食事が取れない子供がいると実感していたという。この日の利用は貧困家庭主体ではなかったが、「実際に経済的に困っている人が来られれば」と期待を寄せた。

 うれしのこども食堂は、今後も少なくとも月に1回、最終週の土曜に開催。メニューは季節に合わせてその都度変える。 

カレーライスを受け取る子供たち

毎日新聞  2016年5月1日
 

発達障害者への災害時対応は? 空間確保し穏やかな声かけを

2016年05月03日 03時22分17秒 | 障害者の自立

 発達障害とは?

  主に先天性の脳機能障害があるとされ、幼児期から青年期にかけて表れる発達の遅れです。

 症状の特徴によって、主に①広汎性発達障害②学習障害③注意欠陥多動性障害に分類されます。①には自閉症、アスペルガー症候群、トゥレット症候群が含まれます。

  どのような対応をしたらいいですか。

  発達障害の人は普段と違ったり、見通しのたたない状況が苦手で、不安になって奇妙な行動や、働き掛けに強い抵抗を示すことがあります。緊張状態の時、急に話しかけられるとパニックになる場合もあります。

 叱らないで、行動してほしいことの具体的な指示、時間を過ごせるものの提供、スケジュールや場所の変更などを具体的に伝えるように心がけましょう。文字や絵、実物を使って目に見える形での説明、簡潔で穏やかな声での話しかけがいいですね。

  熊本地震では、発達障害の人やその家族がトラブルを心配して避難所に入るのを避けるケースが出ています。

  避難所では、発達障害をよく理解していない人たちとの共同生活となります。このため、本人や家族には、さまざまな困難が生じますから、周囲の配慮や支援が欠かせません。

 食事の配給を待てないで騒いでしまう子供がいた場合、家族の代わりに子供の相手をしたり、発達障害の特性を周囲の人たちに説明することで、家族の負担を軽減することができます。部屋の角や別室、テントの使用など、個別の空間を確保することが大事です。

2016/5/02   Viewpoint


ケアマネのチーム、被災地に近く派遣 塩崎厚労相が表明

2016年05月03日 03時16分05秒 | 障害者の自立

 塩崎恭久厚生労働相は1日、熊本県を中心にした地震で被災した高齢者や障害者らに必要な支援をするため、近くケアマネジャーによるチームを被災地の避難所や福祉施設に派遣する方針を明らかにした。視察した熊本市内で、記者団に「これからは高齢者や障害者の生活をどう支援していくかが極めて重要になる。ニーズを集約して、できるだけ適切な場所で適切な支援ができるようにしたい」と強調した。

  被災地では、避難所のほか自宅や特別養護老人ホームなどで暮らす高齢者らに対し、通常の支援ができていない。そのため、ケアマネジャーにまず現状を把握してもらい、必要に応じて介護福祉士や医療関係者の派遣につなげる計画だ。

2016年5月1日   朝日新聞デジタル

鳥取パワー選手後押し 日本パラ陸上、来場5千人

2016年05月03日 03時03分47秒 | 障害者の自立

 初の地方開催となった「第27回日本パラ陸上競技選手権大会」は最終日の1日、鳥取市布勢のコカ・コーラ陸上競技場で2日間の競技日程を終了し閉幕した。「障害者と共に生きる」を掲げる鳥取県。日本パラ陸連関係者は「鳥取だからこそ、これだけの大会ができた」と鳥取大会の成功を喜んだ。さまざまな障害を克服して躍動したアスリートたち。2日間で延べ5千人が来場し、スタンドは熱気に包まれた。

「たくさんのお客さんが来てくれている。この会場、この雰囲気があったから世界記録が出せた」。男子T42走り幅跳びで世界記録を樹立した山本篤さん(スズキ浜松AC)は声を弾ませた。リオパラリンピック選考会も兼ねており、例年に比べても観客が多く、大きな手拍子が選手の背中を押した。

 全力を出し切る選手の姿がスタンドに「熱い心」を伝えた。家族と一緒にスタンドで観戦した福米中2年(米子市)の池淵ゆららさん(13)は「初めてパラ大会を見たけど、スピード感があって迫力があった。すごくパワーをもらった」と感動した様子だった。

 男子T11走り幅跳びに出場した松下佳生選手(19)は、未熟児網膜症で4歳で全盲となった。引きこもりがちだった松下選手を変えたのはスポーツ。鹿児島市から夫婦で応援に駆け付けた母の公仁子さん(52)は「外に出るようになって友人もでき、明るくなった。スポーツをやらせて本当によかった。鳥取大会はお客さんが多く、優しい雰囲気を感じます」と息子の勇姿に笑みをこぼした。

 障害者支援に力を入れる県ならではの大会運営も光った。競技場のバリアフリー化や特別支援学校の招待リレー、地元の子どもたちによる優勝者へのメダル贈呈は初の試みだ。

 プレゼンターを務めた鹿野小5年の畑岡珠莉さん(10)は「選手はすごい筋肉で、見たことない義足もかっこよかった」と話した。 

 多くの子どもたちが大会に関わったことで、日本パラ陸連の吉村龍彦事務局長は「障害者への理解を深めるきっかけになる」と評価。「良い大会運営ができていたから、良い記録が出た。鳥取のパワーが後押ししてくれた」と振り返った。

好記録が続々と生まれ、拍手や声援で選手をたたえる観客

2016年5月2日   日本海新聞