ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者シンクロ、水中自由に 発祥の地、京都で8日フェス

2016年05月05日 03時08分11秒 | 障害者の自立

 障害の有無にかかわらず、ともにシンクロを楽しむ催し「障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル」が、今年で25回目を迎える。京都生まれの競技は全国に広がり、8日に京都市左京区の市障害者スポーツセンターで開かれる記念大会では、海外からも15人が参加する。出演者は「水の中で自由に泳ぐ様子を見てほしい」と意気込む。

■270人披露、海外からも

 障害者シンクロは1983年、当時養護学校教諭だった森田美千代・日本障害者シンクロナイズドスイミング協会会長が京都市内のプールで指導を始めた。水の浮力を利用し、動きを補助する「パートナー」と組むことで、重い障害がある人でも参加できる。

 各地のチームに声を掛け、92年に約50人でフェスティバルが始まった。今回は京都の4チームをはじめ、13都道府県から計22チームが出場する。台湾、アメリカ、ブラジルも含め、約270人が参加を予定している。8日の午前10時からソロ、チームなど6部門で48演目が披露される。

 デュエットの部に出る左京区の三島知香さん(34)は「陸上では介助が必要だが、水に入ると体の痛みも忘れて自由になれる。水の中の『本当の自分』を見てほしい」と話している。

フェスティバルに向け入念に練習する京都のチーム

 2016年05月03日  47NEWS


「住める所を」訴え悲痛=公営住宅抽選、外れ涙も

2016年05月05日 03時00分14秒 | 障害者の自立

 熊本地震で、自宅が全壊するなどした被災者に一時的な入居先として無償提供する公営住宅の抽選会を、熊本県と熊本市が3日実施した。県営70戸に790件、市営250戸に3949件の応募が殺到。抽選に外れた応募者は「どこでもいいから住める所を」と涙ながらに訴えた。
 熊本市役所の抽選会場には、応募者の中から事前に選ばれた数人が立会人として入室。抽選箱から番号が書かれた紙が一枚一枚取り出されると、応募者でもある立会人から「惜しい」と声が漏れた。
 立会人を務めた上田幹子さん(68)は、自宅がゆがみ、車中泊も経験したが、抽選には外れた。「当たった人はうれしいだろうな」。大分県内に夫と避難しているが、仕事場は熊本市内。涙を流しながら「あと2年は働きたい。仮設住宅でも何でもいいからとにかく住める所が欲しい」と訴えた。
 無償提供される雇用促進住宅の申し込みも、3日から県庁と熊本市役所で始まった。5歳の長男が自閉症という自営業の男性(51)は「他の人に迷惑が掛かる」と亀裂が入った自宅アパートで生活を続ける。市営住宅も申し込んでいるといい、「余震が不安。(周囲を)気にしなくていい場所を探している」。県外避難も考えているが「仕事がなくなってしまう」と苦悩の表情を浮かべた。
 熊本市は、被災者のうち介護が必要な高齢者や障害者などは、修繕が終わった市営住宅やサービス付き高齢者向け住宅に優先的に入居してもらう方針。月内に約200戸の提供を目指し、検討を進めている。

自宅が全壊するなどした被災者に市営住宅を無償提供するため、熊本市役所で行われた抽選会=3日、熊本市

自宅が全壊するなどした被災者に市営住宅を無償提供するため、熊本市役所で行われた抽選会

(2016/05/03-20:07)  時事通信


となりの障害  吃音とともに 反響特集 理解されぬこと最もつらい

2016年05月05日 02時49分33秒 | 障害者の自立

 特定の言葉が出にくかったりどもったりする「吃音(きつおん)」のある人の生きづらさや支援の課題を追った「となりの障害 吃音とともに」(3月17〜19日、全3回)に、多くの感想や意見が寄せられました。その一部を紹介します。

  ●どう説明したら

 「吃音自体ももちろん辛(つら)いですが、理解されないことが最大の辛さだと感じています」

 メールでそうつづったのは、吃音症状を持つ東京都内の女性(29)だ。中学1年の頃、突然「あ行」や「か行」の言葉が出にくくなった。国語の朗読の時間に言葉に詰まる女性に、漢字の読み方が分からないのだと誤解して何度も読み方を教える教師、それでも黙り込む女性の姿をけげんな顔で見つめる級友……。「今でも思い出すとどん底の気持ちになる」と振り返る。

 大学時代はほとんど症状が出なかったが、事務職の正社員として就職後の2011年、突然、電話で勤め先の事業所名が言えなくなった。一時期症状は改善したが、14年に再発。吃音を知る同僚はおらず、「電話に出なくてもよい」と言われたが、後ろめたさから同年に自主退職。その後パートとして再就職したが、普段の会話でも同僚や上司の名前が発声できなくなり、今年3月末で退職した。

 女性は、普段の会話はスムーズにこなせる。その分、人の名前など固有名詞で言葉に詰まり、電話対応ができないことを、周囲にどう説明してよいのか分からない。

 女性は「吃音のことを分かってくれる人の前ではあまり症状が出ない。吃音を知る人が増え、電話に出られなくても、別の仕事をするなどの働き方ができるようになれば、もっと生きやすくなると思う」と話す。

 ●手帳取得できず

 大学院で医療社会学分野の研究に携わる野島那津子さん(32)は、吃音ではないが、声が出なくなる別の病気を抱える。喉に良性腫瘍ができる「喉頭乳頭腫」で手術を繰り返し、その副作用で15年夏、声帯が張り付いてしまう「喉頭横隔膜症」になった。

 ささやき声でかろうじて会話をしていたが、騒がしい場所では筆談するしかない。学会発表もささやき声でこなした。聞き手のいらいらしたような表情が怖かった。今年2月、手術で声を取り戻した。今は通常の声で話すことができるが、医師から「再発の可能性が高い」と言われた。ある日再び声が出なくなる恐怖と隣り合わせに暮らしている。

 野島さんは一時期、身体障害者手帳の取得も検討したが、医師から、ささやき声が出るのであれば手帳は取得できないと言われた。日々の生活に支障が出ても、障害者手帳を取得しなければ「障害」と認められず公的援助を受けられない現状に疑問を持つ。「現代はコミュニケーションを重視する社会。発声や言語の障害を抱える場合、本当につらい思いをする」。吃音だけでなく、コミュニケーション面での障害全体に対して理解が深まることを願う。

 ●知ることが1歩

 東京都の会社員、小室喜一さん(45)は、吃音かもしれないバスの運転手と出会った体験を寄せた。今年1月ごろ、当時小学6年の次男と路線バスに乗車していたところ、アナウンスの単語と単語の間が異常に長い運転手がいたという。次男は何度かその運転手を見かけており「今日の運転手さんは変なんだ」と言う。小室さん自身も、「ふざけているのか」と疑問に思った。

 その後、報道で吃音という障害があることを知り、「あの運転手は吃音があったのかもしれない」と初めて考えるようになったという。「アナウンスを一生懸命こなそうとしていたのだとしたら、『変な運転手だ』と考えていた自分が恥ずかしい」。次男にも今回の連載記事を読ませた。「そうした障害や病気があることを知らないことで、誰かを傷つけているかもしれない。そのことを息子にもきちんと伝えたいと思った。知ることで違った対応ができる」と語った。


連載「となりの障害 吃音とともに」の記事を読み、自らの体験と重ね合わせる女性

毎日新聞  2016年5月4日

弱者ケアの重要性報告 熊本から帰還の医療チーム

2016年05月05日 02時42分18秒 | 障害者の自立

 北上市村崎野の県立中部病院(遠藤秀彦院長)は2日、熊本地震・医療救護チームの帰還式を行った。

 メンバーは花巻空港から同病院へ帰還。山下洋災害医療科長(44)は「まだ避難所には夜間、人が多く、高齢者ら災害弱者を拾い上げる必要がある」と報告。遠藤院長が「制約が多い中、頑張ってもらった。3・11の恩返しが少しでもできたと思う」とねぎらった。

 同チームは同病院の医師、看護師ら6人で編成し、4月26日に出発。同27日~1日の5日間に熊本市中央区で延べ33避難所を回り、避難状況を把握して必要な医療を提供したほか、エコノミークラス症候群にも対応した。山下科長によると、避難所の居住性に差があり、障害者対応の避難施設などきめ細かなニーズに合わせた質の向上が求められている。

 

【写真=無事帰還し慰労される医療救護チーム(左側)】

(2016/05/03)  岩手日報

ガイアックス、熊本地震被災者やボランティアにキャンピングカー提供

2016年05月05日 02時30分38秒 | 障害者の自立

ライドシェアサービス「notteco」通じて提供者募集も

キャンピングカーのシェアサービスの提供を計画しているガイアックスは、熊本地震の被災者やボランティア宿泊者に無償でキャンピングカーを提供すると発表した。

被災地の車中泊やテント泊を行っている世帯、避難所の乳幼児がいる世帯、ボランティア宿泊者が優先となる。きょう5月3日から、熊本県益城町、南阿蘇村、益城郡美里町、熊本県内の障害者施設で提供を開始する。キャンピングカーを提供するのは、キャンピングカー販売店のアールブイランドなどの有志の個人や法人で、仮設住宅が必要となる4,000世帯のうち5%にあたる200世帯に対して、200台のキャンピングカーの提供を目標とする。

キャンピングカー提供者の募集や、被災地へキャンピングカーを移動する際のライドシェアなどは、子会社であるnottecoのライドシェアサービス「notteco」のサイト上で行う。

2016年5月3日  トラベルメディア「Traicy(トライシー)」