ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知的障害者を支援する杉山明子さんーバビタの家

2017年08月20日 01時58分30秒 | 障害者の自立

 2017年8月18日、フィリピン・ボホールに、元JICA海外青年協力隊員の杉山明子さんが設立した、知的障害者を支援するための「バビタの家」がある。バックボーンの支援団体は無く、個人プロジェクトとして始めた個性的な家だ。

 杉山明子さんは、2年6ヵ月間、JICA海外青年協力隊員として地元の特別支援学校に赴任し、知的障害の生徒や先生たちを中心に支援。「ボホール人はとても良い人、生徒たちもとても良い子」卒業後の知的障害者の居場所が無く自宅で過ごすしかない現状を見て何とかしたいとの強い想いから、自ら居場所を作ることを決心。「バビタの家」を2016年10月にオープンさせた。

 竹の素材を使用し通気性が高いため扇風機が無くても自然の風で暮らせる。プラスチックゴミをヒートプレスマシーンに入れ作成したカラフルなシートを床材として貼り付けている。自給自足を目指し、農作物や果物。アヒル、ニワトリなどを飼う。

 土産物として、ボホールのトライシクル(サイドカー的3輪タクシー・ミニチュア)1個200ペソは、販路拡大中。JICA海外青年協力隊員の協力で、データ化しレーザーカッターマシンで、部品を切り出し。生徒たちが色付けや組み立てを行う。また、新しい作成グッズのアイディアも募集している。

 「バビタの家」の生徒は、現在6人。知的障害者(重複障害を含む)、年齢は30歳前後。ここでの暮らしは、読み・書き・算数の勉強のほか、動物の世話や野菜や果物の栽培も。仕事(作業)、食事、共同生活でコミュニケーションも学習する。知的年齢は幼稚園~小学校1、2年生ぐらい。将来的に生徒は30人ぐらいまで受け入れる予定。

 トライシクル・ミニチュアの販売や、スタディツアーの寄付、日本からの支援物資で、細々と運営している。日本からの支援物資で一番欲しいものは、手動の脱水機。
 
[日本からの支援物資は、バリックバヤンボックスでの発送必須]http://balikbayanbox.jp/services/balikbayanbox.html
(バリックバヤンボックス以外の受け取りは不可)

送り先
住所 PUROK 7 SENTRO TABALONG DAUIS, BOHOL, PHILIPPINES

あて先 BABITA HOUSE Ms. AKIKO SUGIYAMA

電話番号 (038) 510 8190

〈問い合わせ〉 バビタの家 代表 杉山明子さん E-mail bohol.japan.aopwid@gmail.com

WEBサイトhttp://boholjapanaopwid.wixsite.com/bohol-japan-aopwid

 

バビタの家

Global News Asia   2017年8月18日


視覚障害者と十勝の旅 くるみの会など主催

2017年08月20日 01時47分42秒 | 障害者の自立

 視覚障害のある人と支援ボランティアによるバスツアー「障害を持つ方と十勝の旅をしよう!~帯広の歴史を訪ねて」が9月17日、帯広市内で行われる。ツアーは節目の10回目。目の不自由な人たちに旅の楽しみを提供し、ボランティア参加した市民らが助け合いの心を養うきっかけにもなってきた。参加者を募集している。

 主催するのは、ガイドヘルプボランティアくるみの会(久保寧男会長)と十勝視覚障害者の会(鈴木英晴会長)。くるみの会が2008年、「目の不自由な障害者にも外に出てほしい」と企画した。昨年は本別町を盲導犬ユーザー2人を含む視覚障害者11人、サポートするボランティア24人が訪れた。

 管内の名所を毎年巡り、鈴木会長は「触れる、聞くことが主体の旅で楽しみにしている会員が多い。とても良い経験になっている」と話す。近年は高校生ボランティアの参加が増加。久保会長は「ツアーを通じて、毎年1、2人が会員になってくれる」と広がりを喜ぶ。

 今年は帯広市グリーンプラザ発着。午前8時45分に出発し、帯広発祥の石碑や依田勉三の像、十勝監獄跡の石油庫、帯広百年記念館などを巡る。市教委の担当者らが帯広の歴史を説明する。午後4時終了の予定。

 今回は新たな試みとして、旅に関する情報を盛り込んだ音声ガイドCDを作製し事前配布する。十勝視覚障害者の会のホームページでも音声ガイドを聞くことができるようにした。

 参加費は1500円。昼食代や入館料などを含む。申し込み締め切りは31日。

 申し込み、問い合わせは久保会長(090・1644・9366)か鈴木会長(0155・21・1414)へ。

10回目の節目となる十勝の旅をPRする主催団体の関係者。後列左端が久保会長、同右端が鈴木会長

2017年8月18日   十勝毎日新聞


岐阜市営駐車場で障害者の料金を過徴収

2017年08月20日 01時43分48秒 | 障害者の自立

 17日、JR岐阜駅に直結している岐阜市営駐車場の岐阜市駅西駐車場で、障害者に対する駐車場料金を約15年にわたり多く徴収していたことが分かった。岐阜市によると、この駐車場は30分150円の料金を障害者は半額で利用できるが、清算機の設定ミスにより2001年から今月15日までの間、10円以下を切り捨てるところを切り上げて計算していたという。約20万円の過徴収があったということで、市は領収書など利用が分かるものを提示すれば、過徴収分を返金するとしている。

[ 8/18 9:45 中京テレビ]

児童教育学科「教育実習Ⅱ」で障害者スポーツへの理解を深めました

2017年08月20日 00時37分43秒 | 障害者の自立

児童教育学科・教職必修科目「教育実習Ⅱ」では、介護等体験として主に社会福祉施設や特別支援学校での7日間の実習を行います。6月10日(土)、障害に対する理解を深めることを目的として、障害者スポーツの講義と実技を行いました。

「障害者スポーツへの理解を深める(教育実習Ⅱ)」授業レポート    人間学部児童教育学科 3年 矢島 圭人

今回、全国障害者総合福祉センターの廣田清志氏に、障害者スポーツの講義と実技のご指導をいただきました。講義では、障害者施策の変遷やその歴史、また2020年東京パラリンピックに向けての課題などをお話いただき、障害者スポーツへの理解を深めました。
実技では、ボッチャ、フライングディスク、障害者スポーツ専用の車椅子の使い方を体験させてもらいました。ボッチャは、まず「ジャックボール」と呼ばれる白いボール(目標球)を投げ、次に青・赤それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに「ジャックボール」に近づけるかを競う競技で、重度脳神経麻痺者なども楽しめるように考案され、パラリンピックの正式種目にもなっています。フライングディスクでは、視覚障害のある競技者と同様に目をつぶり、的の場所を音で知らせてもらってディスクで狙う体験をしました。
私はスポーツが好きですが、障害者スポーツにはこれまで触れる機会がありませんでした。今回の授業を通して、スポーツによって自分の限界を越えようとしている障害のある方々がいること、彼らは私たちが思っている以上に前向きに人生を楽しもうとしていることに気づきました。私自身、障害者は何事に対しても消極的とのイメージを持っていたわけではありませんが、そのようなイメージを持つ人もまだまだ多いかもしれません。
自分が教員になったときには、子どもたちに、障害の有無に関わらずスポーツを通し毎日を楽しんで過ごしている方々がいるということを教えたいし、共に何かを楽しむことを通して、自分とは異なる背景をもつ人々への理解を深めるような授業ができたらと考えています。

車椅子バスケに使う車椅子の特徴について知りました。

競技用車椅子の特徴について

フライングディスクに挑戦しました。

フライングディスクに挑戦

2017.08.18     目白大学