ゴエモンのつぶやき

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急増の「放課後等デイサービス」 障害児の支援経験ある職員必要に /福岡

2017年08月10日 03時27分26秒 | 障害者の自立

 障害のある子どもが放課後や休日を過ごす「放課後等デイサービス」を巡り、国は今年度から職員に障害児支援経験を求めるなど運営のための条件を厳格化した。2012年度の制度創設から5年。事業所数が3倍超に増える一方で、支援の質が問われるケースも目立つ。【青木絵美】

 音楽に乗ってヒップホップダンスの練習をする子どもたち。北九州市八幡西区の放課後等デイサービス「あしたのつばさ」は、20年近く障害福祉の現場で働いてきた代表の針池栄治さん(45)が2年前に開設した。利用するのは知的障害や発達障害がある小学生から高校生まで。保育士や児童指導員らが一人一人の特性を見ながら運動やダンスを教えたり、学習の手助けをしたりして「学校でも家庭でもない第3の教育の場にしたい」と話す。

 放課後等デイサービスは、一般の学童保育を利用しづらい障害児たちの居場所として急速に広がった。

 ヒップホップダンスの練習でリズムに合わせて体を動かそうとする「あしたのつばさ」の子どもたち
 
毎日新聞   2017年8月9日 

車内放置の男性不在も黒板に出席

2017年08月10日 03時17分44秒 | 障害者の自立

 埼玉県上尾市の障害者支援施設「コスモス・アース」で、男性利用者(19)が送迎用のワゴン車内に約6時間放置され熱中症で死亡した事故で、当日施設に男性の姿がなかったのに、出欠を示す黒板で出席扱いになっていたことが15日、県への取材で分かった。

 業務上過失致死容疑で捜査している県警は同日、施設の家宅捜索で関係資料を押収。管理体制に問題がなかったか調べる。

 県によると13日、職員が昼食の数を決めるために施設内の黒板を確認すると、男性が出席扱いになっていた。手付かずのまま残された昼食で不在に気付いた職員もいたが、捜したり保護者に連絡を取ったりはしなかったという。

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障害者支援施設「コスモス・アース」の家宅捜索を終え、押収物を運び出す埼玉県警の捜査員=15日午後、埼玉県上尾市
 
2017/7/15    共同通信 47NEWS

研究の現場から  透析患者のため減塩パン

2017年08月10日 03時01分37秒 | 障害者の自立

愛媛大医学部付属病院・利光久美子栄養部長

 人工透析を受けている腎臓病患者に食べてもらおうと、愛媛大医学部付属病院(東温市志津川)が「なでしこ減塩パン」を松山市の障害者就労支援施設などと共同開発した。材料の配合試験や栄養量の調整を担当した利光久美子栄養部長(50)は「生地をふんわりと膨らませるのに最低限必要な塩分量を見極めるのに苦労した。おいしく食べてもらえれば」と話す。

 医療技術者らの相互派遣などで協定を結ぶ済生会松山病院(松山市山西町)、障害者就労継続支援B型事業所…

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障がいを持つ人々の進学や就学をIT技術で支援する「DO-IT Japan」

2017年08月10日 02時47分23秒 | 障害者の自立

Windows 10に新採用「UDデジタル教科書体」フォントの役割

日本マイクロソフトは以前から、難読症などの障がいを持つ方々の進学や就学をIT技術で支援する「DO-IT Japan」を開催している。今回、2017年8月8日に夏期プログラムを開催し、同時にWindows 10 Fall Creators Updateに含まれる「UDデジタル教科書体」フォントの採用理由や、Wordの読み上げアドオンツール「WordTalker」などを紹介した。

学習障がいの一種であるディスレクシア(難読症)は日本国内では広く認知されておらず、日本政府の「障害者白書」でも明示していない。知的能力に問題はなくとも、文字の読み書きなどに不自由を訴える人々は世界各地にいる。日本マイクロソフトは2007年から、困難に遭遇している方々の進学や就学をIT技術で支援する「DO-IT Japan」の活動を共催してきた。

日本マイクロソフト 技術統括室 プリシンバルアドバイザー 大島友子氏は、DO-IT Japanは自社の企業ミッションと相通ずるとしながら、「肢体不自由の子供たちでも、IT技術を使ってテストを受ければ結果を出せる」と活動結果をアピールする。詳しくは後述するWindows 10 Fall Creators Updateに含むフォント「UDデジタル教科書体」と、イーストの「WordTalker」、東京大学先端科学技術研究センターの「AccessReading」を指して、「三位一体の支援環境がそろった。さらにWindows 10のアクセシビリティ機能で(ディスレクシアな方々を)支援する」(大島氏)と述べた。

日本マイクロソフト 技術統括室 プリシンバルアドバイザー 大島友子氏

東京大学先端科学技術研究センターが主催するDO-IT Japanの活動はWebページを参照いただくとして、今回はAccessReadingに注目したい。東京大学先端科学技術研究センター 准教授 近藤武夫氏は「学校の現場では紙の教科書しかなく、現場でデジタル化するにも著作権などの問題が障壁となる。そこで東大先端研がAccessReadingを開発し、小中高の検定教科書をデジタル化。Microsoft Azureから年間450冊ほど配信している」と紹介した。AccessReadingは、ePubファイルとWord文章(拡張子docx)ファイルで配布し、ディスレクシアを理由に印刷物を読むのが難しい方々を支援する「オンライン図書館」を提供する。

東京大学先端科学技術研究センター 准教授 近藤武夫氏

AccessReadingの概要。データ流出に対処するため利用IDを電子透かしとして付与し、障がいを持つ方なら誰でも登録して利用できる

AccessReadingではePub形式にも対応しているため、Microsoft Edgeを使えばそのまま閲覧できる

2017年6月にイーストがリリースしたWordTalkerは、2015年度総務省情報通信利用促進支援事業費補助事業に採択され、前述した近藤氏の協力を得て開発したWord文書を読み上げるアドオンである。

イースト 事業推進部 営業企画室 室長 柳明生氏は「ディスレクシアの方々だけではなく、障がい者差別解消法の施行により、社会の各所で合理的配慮を求められる教育機関や公共団体、法人の需要も高い。23区内のとある自治体が運営する、特別支援学校を含むすべての学校で採用予定」という。

WordTalkerはMicrosoft Speech API(SAPI)に対応し、WindowsのTTS(合成音声)をそのまま利用するため、Wordがインストールされていれば、そのまま利用可能だ(Windows 7はTTSエンジンの入手が必要。Windows 8.x/10は標準搭載)。WordTalkerは前述したAccessReadingと連携し、利用者は「WordTalker AR Edition」を無償で利用できる。詳しくはイーストに問い合わせてほしい。

イースト 事業推進部 営業企画室 室長 柳明生氏

WordTalkerのデモンストレーションでは、読み上げる部分を2色で強調し、可読部分を示している。また、リボンの<読み上げ>タブから一連の操作を実行できるのも特徴の1つ

漢字読み書きテストなどの場合は、生徒に解答させる部分を「ぺけぺけ」など教師が事前にルビを設定することで対応。辞書登録機能を使えば以降の設定は引き継がれる

WordTalkerのライセンス形態。30日間の試用版も用意している

※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

2017/08/09   阿久津良和


介護職の虐待防止へ労使が協定 職場環境改善

2017年08月10日 02時43分42秒 | 障害者の自立

 高齢者や障害者への虐待防止に向け、介護職員でつくる労働組合の「日本介護クラフトユニオン」は、介護事業者40社と、職場環境改善に取り組む労使協定を結んだと発表した。職員のストレスが虐待の大きな要因であることを重視し、ストレス予防や解消の対策が柱だ。具体的には、怒っても感情に流されない方法などを労使双方が学ぶとしている。ほかにも、虐待に関する職員からの相談や通報への窓口を社内外に設置する。

 厚生労働省の調査では、介護施設職員による高齢者への虐待は2015年度に408件あり、年々増加傾向にある。協定には、増員に関する具体的な項目は盛り込まれなかった。協定を結んだ40社で働く介護職員は約3万7千人。

 クラフトユニオンは「深刻な人手不足で、業務の負担やストレスが増加している。人手不足を解消しないと虐待は減らせない」としている。

2017/8/9   日本経済新聞