ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

デル、障害者に有給職業訓練 プログラム終了後は継続雇用も

2013年09月30日 02時35分43秒 | 障害者の自立
 大手IT企業のデルが宮崎市に開設した「障がい者キャリアサポートセンター」の取り組みが注目を集めている。障害者の雇用機会を拡大しようと、契約社員として雇った障害者に13カ月間、時給850円を支払いながら職業訓練をしている。7月には1期生9人が訓練を終了、うち5人を継続雇用した。
 キャリアサポートセンターは昨年6月、パソコンの注文や問い合わせを受け付ける宮崎市の「カスタマーセンター」内に設置。最初の6カ月間はビジネスマナーやパソコン操作など基礎的な訓練を行い、残りの期間は電話対応など実際の業務をこなしながらスキルアップを図る。
 現在は、2期生5人(20~50代)が訓練を受けている。担当する職員は「スキルアップとともに、人とのかかわりを学べる機会になっている」と話す。
 郡信一郎社長は「一般企業としては珍しい取り組み。将来、デルの事業に貢献できる仲間が出てくることも期待したい」と話している。


デルの「障がい者キャリアサポートセンター」でパソコンの訓練を受ける障害者=2012年11月、宮崎市

SankeiBiz-2013.9.28 09:00

東日本大震災:横浜でシンポ 障害者、事前に備えを 福島の被災者訴える /神奈川

2013年09月30日 02時29分53秒 | 障害者の自立
 東日本大震災で被災した障害者の証言を集めたドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」の上映会と、出演した福島県の福祉施設関係者らによる講演会が26日、横浜市中区の市開港記念会館で開かれた。講演した被災者らは、災害時に避難が困難な障害者は特に事前に備える必要があると訴え、市内外から訪れた約250人の障害者や支援者らが耳を傾けた。

 映画は横浜市を拠点に映像制作に取り組む飯田基晴さん(40)が監督を務めた。福島県を中心に、被災した障害者が周囲に迷惑がかかることを懸念して避難所に行けなかったり、避難しても受け入れられなかったりする姿などを収めている。

 上映後、登壇した飯田さんは「障害を持っていると、どうしても健常者と同じペースでは逃げられない。多くの障害者が暮らす横浜で、どうしたら障害者を安全に守れるか事前に考えてほしい」と呼びかけた。

 福島県田村市で障害者自立支援施設を運営するNPO「ケアステーション ゆうとぴあ」理事長で、映画にも出演した鈴木絹江さんと夫の匡(ただす)さん(54)は「障害者の3・11と未来」と題して講演した。

 絹江さんの施設では震災時、妊娠していたヘルパー3人を避難させ、介助者が不足。集団避難を決め、新潟県新発田市月岡温泉のホテルに避難した。

 ホテルは設備が整っており入院者も出なかったといい、「設備がなく、周囲に迷惑をかけることを気にしたり自身の体調も崩したりする体育館ではなく、ホテルや旅館を避難所にした方が現実的」と説明。高齢者や障害者のための「福祉避難所」は「1カ所に入れるのはせいぜい3家族くらいで限りがあり、誰を入れるのか事前に考えた方がいい」と指摘した。


震災時の障害者の避難について聴講者の質問に答える鈴木絹江さん(右)と匡さん=横浜市中区本町1で

毎日新聞 2013年09月29日 地方版

障害者スポーツ、情熱伝えたい

2013年09月30日 02時18分18秒 | 障害者の自立
 2020年パラリンピック東京大会開催が五輪とともに決定し、県内でも障害者スポーツの普及と振興に結び付くことへの期待が広がっている。パラリンピック経験者や出場が有力視される県内のトップ選手は3年後のリオデジャネイロ大会、7年後の東京大会への出場を目指して競技力を高めながら、障害者スポーツへの理解を広めるために力を注ぐ決意を固める。

■走りで感動を 視覚障害陸上 佐藤智美さん

 「アスリートとしての姿を見てほしい」。視覚障害の陸上選手、佐藤智美さん(23)=二本松市=は福島市でパン製造・販売の仕事をこなし、週4回は市内の福島大で陸上部員らと一緒に練習に励む。7月に仏国で開かれた国際パラリンピック委員会(IPC)陸上競技世界選手権大会。視覚障害者のT13クラス(伴走者なし)の女子100メートルで5位入賞を果たした。リオ大会出場の有望株の一人だ。
 国内では全国大会でも観客がほとんどいないことが多い。健常者の全国大会の華やかさとの違いにがくぜんとする。「目が見えないのに速く走れてすごいね」と言われ、がっかりしたことがある。練習を重ねた成果を本番で発揮し、走りで感動を与えたい。スポーツの力に健常者も障害者も違いはないはずだ。
 嘆いてばかりはいられない。東京開催を決めた国際オリンピック委員会総会でスピーチした義足の陸上選手、佐藤真海さん(31)の訴えが多くの感動を呼んだ。思いは伝わるんだと実感した。「自分も積極的に周囲に気持ちを話し、競技に関心を持ってもらうよう努力をしよう」。東京大会決定を機に決意を新たにしている。

■人気高め環境向上 車いすバスケ 佐藤聡さん

 昨年のパラリンピック・ロンドン大会の男子車いすバスケットボールに北京大会に続いて出場した佐藤聡さん(37)=福島市、ダイユーエイト=は、東京大会開催決定を契機に、選手強化費の増強など、競技環境が向上するよう望む。
 欧州や米国では車いすバスケットボールのトップ選手はほとんどがプロとして活躍する。しかし、日本ではトップ選手でも競技生活を続けるのは大変だ。リオ大会を前に日本代表の強化合宿を重ねているが、経費は自前。地元企業の支えで仕事と両立できる自分は恵まれている方で、満足に練習時間が取れない選手や、経済的理由で代表入りを諦めるケースもある。
 パラリンピック発祥の地・ロンドンの熱気あふれる歓迎が忘れられない。車いすバスケットボールファンも多く、客席はいつも満席だった。「もっと実力をつけて人気を高め、東京大会でも熱いムードをつくる」と誓った。

■大きな目標励み

 パラリンピック北京大会まで4大会連続出場を果たした女子車いすバスケットボール選手の増子恵美さん(43)=三春町=は県障がい者スポーツ協会の職員を務める。県内で選手や指導者の育成に全力を挙げるつもりだ。「東京大会という大きな目標は若手選手の励みにもなる」と話す。
 ロンドン大会の女子柔道を経験した視覚障害の半谷静香さん(25)=福島市=は、障害者スポーツの競技人口の増加につながるとみる。「多くの障害者が挑戦するきっかけになってほしい」と願う。
 「ボッチャ」は重度の脳性まひ者らのためにヨーロッパで生まれた球技。石川養護学校教諭の村上光輝さん(39)=白河市=はロンドン大会で日本代表コーチを務め、現在も日本ボッチャ協会強化指導部長を務める。「国内でボッチャに親しんでくれる人を増やすチャンスだ」と意気込んでいる。

( 2013/09/28 09:38 カテゴリー:福島のスポーツ )

障害者雇用:促進、官民でセミナー−−前橋 /群馬

2013年09月30日 02時16分08秒 | 障害者の自立
 企業の障害者雇用を支援する「県障害者雇用促進トップセミナー」が27日、前橋市内で開かれ、約350人が出席。障害者雇用に力を入れる県内企業の代表や行政担当者らによるパネルディスカッションなどが行われた。

 同セミナーは今年3月に続いて2回目。ディスカッションには、三洋電機の特例子会社「三洋ハートエコロジー」群馬事業所(大泉町)や廃棄物処理会社「環境システムズ」(高崎市)などが参加。企業だけでなく、行政機関や福祉、医療機関のネットワークづくりの必要性などを議論した。

毎日新聞 2013年09月28日 地方版

障害者合同就職面接会:111人、雇用条件や適性を相談−−下関 /山口

2013年09月30日 02時12分04秒 | 障害者の自立
 障害者を対象とした合同就職面接会が27日、下関市の海峡メッセ下関であった。市内外の企業20社と障害者111人が参加し、雇用条件や適性について相談した。

 ハローワーク下関と山口労働局が企業と障害者の出会いの場を提供しようと毎年この時期に開いている。会場に設けられたブースには列ができ、初参加という市内の男性(40)は「企業の積極的な姿勢を感じられてよかった。商品陳列などの仕事が見つかればうれしい」と話していた。

 障害者雇用促進法は従業員の2%以上の障害者雇用を義務づけている。ハローワーク下関によると、県全体の障害者雇用率は近年上昇傾向で、昨年は2・28%で全国1位。下関市はほぼ横ばいで昨年は1・53%だった。

 県内では11月にかけ、宇部や山口など6市で同様の合同面接会が予定されている。

毎日新聞 2013年09月28日 〔下関版〕