大手IT企業のデルが宮崎市に開設した「障がい者キャリアサポートセンター」の取り組みが注目を集めている。障害者の雇用機会を拡大しようと、契約社員として雇った障害者に13カ月間、時給850円を支払いながら職業訓練をしている。7月には1期生9人が訓練を終了、うち5人を継続雇用した。
キャリアサポートセンターは昨年6月、パソコンの注文や問い合わせを受け付ける宮崎市の「カスタマーセンター」内に設置。最初の6カ月間はビジネスマナーやパソコン操作など基礎的な訓練を行い、残りの期間は電話対応など実際の業務をこなしながらスキルアップを図る。
現在は、2期生5人(20~50代)が訓練を受けている。担当する職員は「スキルアップとともに、人とのかかわりを学べる機会になっている」と話す。
郡信一郎社長は「一般企業としては珍しい取り組み。将来、デルの事業に貢献できる仲間が出てくることも期待したい」と話している。
デルの「障がい者キャリアサポートセンター」でパソコンの訓練を受ける障害者=2012年11月、宮崎市
SankeiBiz-2013.9.28 09:00
キャリアサポートセンターは昨年6月、パソコンの注文や問い合わせを受け付ける宮崎市の「カスタマーセンター」内に設置。最初の6カ月間はビジネスマナーやパソコン操作など基礎的な訓練を行い、残りの期間は電話対応など実際の業務をこなしながらスキルアップを図る。
現在は、2期生5人(20~50代)が訓練を受けている。担当する職員は「スキルアップとともに、人とのかかわりを学べる機会になっている」と話す。
郡信一郎社長は「一般企業としては珍しい取り組み。将来、デルの事業に貢献できる仲間が出てくることも期待したい」と話している。
デルの「障がい者キャリアサポートセンター」でパソコンの訓練を受ける障害者=2012年11月、宮崎市
SankeiBiz-2013.9.28 09:00