多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

ドングリを食べて生きようとしても…

2022-12-01 | 食べ物・酒
自然と共生する生き方の理想みたいですが、縄文人はドングリを採集して食べていたそうです。
しかしドングリを集めて食べるために消費するエネルギーの方が、ドングリから得られるエネルギーより大きくないか?
現代よりはるかに大量にドングリが収穫できたのかもしれませんが、処理や貯蔵も含めれば相当の労力が必要では?

この消費カロリー>獲得カロリーの理屈、縄文人でなくても山菜取りにも当てはまり、サバイバルでヘビとかを捕まえて食べるというのもあるが、捕まえるにはかなりの体力を消費するぞ。

自然と共生し狩猟や採集で暮らすと気楽に聞こえますが、相手の自然はそんなに甘くない。
採集や加工のかなりのテクニックと何でも食べられる適応力がないと、それだけで食っていくのは難しいのでは?

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経済低迷への不満が爆発したから?…中国のゼロコロナ抗議行動

2022-12-01 | 政治つぶやき 令和4(2022)
中共のゼロコロナ政策に対する抗議行動ですが、知識層の言論自由や民主化要求だけが動機ならここまで広がらなかったでしょう。

ゼロコロナ政策で経済が低迷していてるところに、中国外では既にコロナ規制から解放され経済も回復しているのではとの不満感も加わった。
言論の自由や民主化のような政治要求よりゼロコロナ政策と経済低迷への不満が主で、そちらが爆発したとみる方がいいのでは?

中共の軍事拡大の背景には経済成長がありますが、リーマンショックのような経済低迷に際しても機敏に経済政策を打ってきたのが経済成長につながってきました。
ところがコロナ政策の失敗とそれが誘発した経済低迷では、それがうまくいかなかった。

毛沢東以降で中共の経済発展を実現したのが鄧小平なら、鄧小平以降の経済政策で最大の失敗をやらかしたのが習近平となりかねない。
習近平に同情的(?)にとるなら、行き過ぎたゼロコロナ政策を是正しようとした矢先に抗議行動の方が先に起きてしまった形になりますがこの先、サテどうなるか?

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