多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

二・二六事件の日…国体の真の姿はいま

2015-02-26 | Weblog
昭和11年の今日、二・二六事件が起きました。

経緯も複雑で評価の難しい事件です。

保守の人でも、単なるテロとみる人もいれば尊皇義軍の決起と評価する人もいる。

ただ事件の当時から、動機には純粋な部分があるが重臣暗殺という行動は許せない、というのが共通した評価のようです。

決起将校からすれば、君側の奸を退け国体の真の姿を明らかにし国家改造のため決起したとなります。

現代からすれば大日本帝国を支えていた重臣を君側の奸と見なし、まして殺害したのははなはだ疑問符です。

しかし国体の真の姿が見失われているというのは現代にも通じます。

というより現代のほうが危機的です。

二・二六のような決起ではないにしても、国体の真姿顕現のため何かが起きるのでは。

ところで決起将校の慰霊碑は彼らが銃殺刑に処せられた現在の渋谷税務署のそばにあります。

道を挟んでNHKです。

ぜひ一度訪れて、NHKの通勤者の顔でも見ながら、国体の真姿について考えては。

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