今の国会に、確定拠出年金の一部改正に関する法案が提出されています。
メインは、個人型DCに誰でも加入できるようになるですが、昨年秋から新聞等
マスメディアで報道され、個人型DCへの関心が高まっているようです。
金融機関の窓口や営業担当者・営業員等、顧客と接する人たちへの
質問等も増えているのではないでしょうか。
「DCは、掛金を自分で運用。運用経験に乏しい日本人には向かない。」という
返答では済まなくなってくるでしょう。
また、間違って知識で対応されると、顧客が混乱することになります。
DCについては、制度の内容と運用について、両方の知識が求められます。
DCに関する資格試験は、DCプランナーとDCアドバイザーがあります。
DCプランナーは商工会議所、DCアドバイザーはDC協会※が主催している試験です。
結構難しく、そんなに多くの合格者はいないです。
この点も、DCの普及を阻んでいるかもしれません。
※DC協会は、NPO法人確定拠出年金教育・普及協会