厚生年金基金の解散を検討するポイントの二つ目は、基金の成熟度です。
「成熟度」は、制度の状態を判断する目安の一つで、一般的に、「人数ベースの
成熟度」(受給者数/加入者数)と「金額ベースの成熟度」(給付費/掛金収入)
等が使用されています。
数値が100%に近いほど成熟度が高くなります。
成熟度が高くなると、一般的には資産の運用にリスクをとることができなくなります。
もうひとつの計算として、加入者/受給者、掛金収入/給付費があります。
こちらを計算して、例えば、2.0という数字が得られた場合は、加入者2人で
受給者1人を支えていることになります。
もっと、少ない数字になる場合もあります。
1.5とかだと、加入者1.5人で受給者1人を支えていることになります。
このような基金では、今後負担はますます増えていくことになります。
心配になった場合は、是非ご相談ください。
2月21日のブログでお伝えした、『継続基準』に関する記事の中で、
許容繰越不足金がH24年度以降廃止されることをお伝えしていま
せんでした。申し訳ありません。2月25日に記事を訂正いたしました。
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