「過払い退職金返還請求事件」という裁判がありました。
定年時のみ支給の税制適格退職年金から確定拠出年金・企業型へ
移行した制度で、会社が中途退職した従業員を相手に起こした訴訟です。
このブログを読んだということで、弁護士の先生から連絡があり
資料を頂戴して、アドバイスさせていただきました。
約3年に渡って争われた裁判が、昨年11月に結審しました。
裁判では、被告・従業員側の主張が概ね認められ、勝訴することが
ほぼ確定していました。
最後になって、原告である会社が、請求の放棄をしてきました。
つまり、自分たちの主張には、「理由がない」ということで
請求を取り下げてきたのです。
従業員側の事実上の勝利です。
「事実上の勝利」と言う連絡を頂いた時は、本当に嬉しかったです。
この件について、DC協会の会報誌に記事を書きました。
但し、DC協会の会報誌は、DC協会の会員でないと読むことができません。
また、記事も紙面の制約上、限定的な内容になっています。
そこで、会報誌の内容を更に詳しくお伝えするために、WEBセミナーを
計画しています。
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セミナーの日程が決まりましたら、またご報告いたします。
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