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個人型DCの運営管理機関

2015-12-22 11:44:30 | 確定拠出年金・個人型

確定拠出年金・個人型(=個人型DCの金融機関(運営管理機関)を選ぶ場合、
手数料を参考にして下さい、ということで、2週にわたり記事を書きました。

先週の記事で、個人DCを取り扱っている金融機関は、手数料一覧表に
載っている金融機関以外にも、まだありますと書きました。

実は、鹿児島銀行と琉球銀行をご紹介するつもりでしたが、
どちらも、独自色のある個人型DCの販売を取りやめ、
大手金融機関の系列に入っていました。

鹿児島銀行は東京海上、琉球銀行は野村証券です。

残念です。

情報提供する立場からも反省しています。
時折見ないといけないと。

ともあれ、個人型DCが広範に受け入れられてくると、金融機関の方も
画一的なサービスの提供では済まなくなることを期待しています。


確定拠出年金の手数料について(2)

2015-12-15 11:51:44 | 確定拠出年金・個人型

先週のブログで、確定拠出年金個人型=個人型DCへの加入を検討する場合、
金融機関を選ぶポイントの一つが手数料だと書きました。

その参考に、確定拠出年金教育・普及協会=DC協会がホームページでの
手数料比較をご紹介しました。

手数料については、モーニングスターも比較した資料を公開しています。

http://www.benefit401k.com/MORNINGSTAR/doc/select_03.html

こちらは、運用商品についての比較も行っています。

これを見て決めるということではなく、まずは参考に見て下さい。

なお、個人型DCを扱っている金融機関はもっとありますので、
あくまでも参考ということで。


確定拠出年金個人型への加入の第一歩は。。。

2015-12-08 13:41:43 | 確定拠出年金・個人型

来年の通常国会での法改正によって、確定拠出年金個人型=個人型DCに
誰でも加入できるようになります。

これまでの制約・・・『専業主婦や公務員、確定給付型の企業年金加入者及び
確定拠出年金企業型の加入者は加入でいない』が、なくなります。

加入を検討する場合、まず始めに、どの金融機関を選ぶかを考えると思います。
その場合のポイントの一つが手数料です。

手数料については、確定拠出年金教育・普及協会=DC協会がホームページで
比較した資料を公開しています。

http://www.nenkinnet.org/f5_nenkin.html

参考にして下さい。


退職金制度に見直しには、まず退職給付債務の認識を。

2015-12-01 11:52:57 | 企業年金・退職金制度

先週は、厚生年金基金の後継制度を考える場合、現状の退職金制度の
検証からとお伝えしたしました。

では、そのためには、まず何が必要か?ですが、それは退職給付債務の
認識だと思います。

少なくとも、今後10年間くらいの退職給付債務の金額を計算してみましょう。

中小企業(従業員300人未満)の退職給付債務の計算方法には8通りありますが、
一般的なのは、自己都合要支給額で計算します。

今後10年ということになると、退職金の基礎になる給与の上昇率も見込んで
計算します。

脱退率は、定年退職者に関してのみ考慮します。

自己都合要支給額の10年分の縦グラフができます。

退職給付債務は、退職金を支払うための準備資金を差し引いた金額ですから
10年分の準備済み資金を計算します。

確定拠出年金・中小企業退職金共済で退職金制度を作っている場合は、
その分に関しては、退職給付債務を認識する必要はありません。

退職金の準備資金は、確定給付型の企業年金となります。
養老保険等の保険商品での積み立ては、退職金の準備資金にはなりません。

計算の結果は?
ちょっと驚く数字になると思います。

こんなに払えるの?と。。。