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厚生年金基金の移行先は?

2019-02-21 17:29:15 | 厚生年金基金

厚生年金基金の移行先は、確定給付企業年金が多いようです。

先週のブログでお伝えしたように、964基金が確定給付企業年金を選択しています。

解散した基金は、910基金。

この910基金がその後どうなったかは、調べることができませんでした。
確定拠出年金を選択した基金もあると思いますが、うやむやにして
終わらせてしまった基金もあるのではないかと思います。

確定給付企業年金に移行し、失敗だったと考えている企業あるのではないでしょうか。

いずれにしても、今から作り直すことはできます。

 


厚生年金基金の現状は?

2019-02-15 15:56:37 | 厚生年金基金

厚生年金基金の現状は、どうなっているのでしょうか。

現存する基金は、9基金(単独型と連合型が4 総合型が5)

代行返上(将来返上)した基金は、1260基金
内訳は、現存基金が3 過去分を返上し確定給付企業年金へ移行した基金は964 解散基金は311
  注1)将来返上後に合併消滅した基金が2基金ある。  
  注2)過去返上には一括返上(将来返上を行わない)19基金を含む。   
   注3)解散には将来返上後に分割設立して解散した1基金を含む。

解散した基金は、910で、この中には、将来返上後に解散した311が含まれています。

平成31年2月1日現在の数字です。


厚生年金基金と税制適格退職年金について

2019-02-07 22:10:44 | 企業年金・退職金制度

もう終わってしまっている話かもしれませんが、
やはり、この2制度の廃止が遅れたのは、
国(厚労省)や金融機関の責任は重いとおみます。

今までは、当たり障りのないことを言っていました。
国(厚労省)と金融機関と争っても勝ち目がないからと。

でも、積み立て不足の問題を、もっと早くから指摘していれば、
被害は小さくて済んだかもしれません。

大企業は、一番先に手をうち、大きな痛手を負わずに済んだ?と
思います。

最後まで、ほったらかしにされた中小企業の被害が大きく、
従業員や退職者が「理不尽だ」という思いをかみしめることに
なりました。

背景には、金融機関の「莫大な年金資産は手放さない。」と
いう思惑があったのではないでしょうか。

「犯罪」ですよね。