中小企業退職金共済は、中小企業が退職金制度として
使いやすい制度ですが、数年たつと問題が発生します。
問題?
それは、掛金のルールが崩れることです。
導入した当初は、入社年数で分けるルールを作ります。
しかし、中小企業は中途で社員を採用することが多いです。
35歳の中途採用の社員に、中退共の掛金5,000では少ないので、
10,000円として設定する。
次に、43歳で入社した人には12,000円。
27歳では、8,000円。
当初作ったルールとは無関係に掛金を設定してしまう例を
よく見かけます。
こうなると、コントロールできなくなります。
掛金建てで、分かりやすい、扱いやすい制度が、逆に仇になって
しまいます。
記事をアップする順番を間違えました。
先週と今日の記事を入れ替えています。
申し訳ありません。