今日(9月26日)の日本経済新聞電子版に、
「ドトール、非正規従業員にも退職金」と言う表題の記事がありました。
オリックスの確定給付型の企業年金を採用したということです。
事業主の毎月の掛金は100円(!?)
従業員が毎月の給与の10%の範囲内で、1,000円から20,000円まで
毎月積み立てられるようにするということです。
運用利回りは、年率0.3%。
銀行預金より多く利息が付く!!!
非正規の従業員でも退職金が受け取れ、所得税・住民税と社会保険料が
軽減されるメリットがあると言うことです。
でも、このプランは、事業主にメリットがあるプランです。
なぜなら社会保険料の負担は、従業員だけでなく、事業主分も減るからです。
社会保険料の負担が減るということは、将来受け取る公的年金額が
少なくなるということです。
なぜ、iDeCoを採用しなかったのだろう?
iDeCoでは、掛金に対応した所得税・住民税は少なくなります。
社会保険料への影響はないので、iDeCoに加入したとしても
将来受け取る公的年金額は変わりません。