



鉛色の空、冷たい氷雨、北陸の十二月の天気が、ようやく戻ってきた。
子供達と、合羽を着て、一緒に登校、でも、何だかおかしい、寒くない。
空の色と、周りの空気は、例年の十二月、でも、気温が暖かい。
ストーブをたかなくても、一日過ごせる。
十五度以上はあったと思う、雨の間に、畑や庭へ出て、冬支度。
これといって、何もしなかった一日だが、寒さを感じないこの時期には、気味が悪い、畑では、大根や蕪が採り遅れ、まだ、大丈夫のようだ、
友達に取りに来いよと声かけしても、数本しか抜いていかない、
かぞくで消化する野菜が、少なすぎる、糠をもらってきて、素人のぬかずけ修業。
でも、誰が食べてくれるのだ、自分用では多すぎる。
一応漬けて置いて、「ふれあいサロン」のメンバーのお酒のおつまみ。
文句言われながらも、食べてくれるメンバー用に一日頑張ってみた。
気温が高いので、上手く漬物が漬からなくても、言い訳の理由は、自然の現象が応援してくれるだろう。
「にしん漬け」が出来ないと、家内が嘆いている、私の大好物、季節の気温は
私たちの生活を狂わせてしまうし、おいしい漬物が食べられなくなるのは、寂しい。

