

一年ぶりのOB会、新米だった私も、後輩が仲間入りしてきて、
年寄りが減ってくる、一年一度のOB会、県内あちこちから集まった。
何年振りかで見る顔もあり、何だか現役へ戻っての、飲み会の感じ。
見えなくなった先輩の様子、聞けば、悲しくもなり、あいも変わらず
からかってくる先輩も、何年過ぎても変わらない。
日本舞踊の趣味グループが、オープニングを盛り上げて、
昔のお嬢さんたちが張り切ってくれる、離れてみていれば、素晴らしい。
懇親会の席では、現実の顔が、お互いの年を、ばっちり見せ合う現実。
県内500人の会員のうち、80人ほどが、集まった。
現役の支店長さんたち幹部の顔は知らない、招待しても、挨拶の方も知らない。
OBの前で、お客様で反り繰り返っている、悲しいが行儀も知らない世代だ。
「今の現役は苦しいから、応援してくれ」何言ってるんだ。
それぞれの世代で、苦しい現実を乗り越えてきているのに、
ぬくもりを感じさせて、引っ張ってくれた先輩たちが、だんだん少なくなって、
「厳しい」「厳しい」と嘆く後輩ばかり、情けない。


懐かしい顔を沢山見て、楽しい気分、現役のだらしなさに腹立たしい思いをして、
OB会も、限界に来たのかなぁと、悲しい気分、来年からの出席は
考え直したいよ。世話役は大変だろうが、まぁ頑張ってくれよ。



