哲ノート

gentle heart!! ヤサシイココロ・オトナノココロ

日暮里 帝国湯に浸かる

2016-04-08 00:27:18 | 銭湯・温泉
三河島の駅から鶯谷のほうへテクテクと…。

下町風情あふれる路地を抜けてゆくと、いきなりありました「帝国湯」さん

のれんには「てい古くゆ」とあります。(読めなかったんで、あとで番台のおかみさんに聞いたんですけどね)

この銭湯はすっかり街の雰囲気にとけこんでいて、いい感じの面構えですよ。

番台にはおかみさんが近所の常連さんとおしゃべり談義中です。でも気持ちよく「いらっしゃいませ~」と声をかけられて入湯

浴室にはいると正面に大きな富士山が…(ちょっと年季が入っていますが)松林に帆掛け船、白波が立っていて、かわいい飛行機が横切っています。

(どこの銭湯でも銭湯画はこういった“あそび心”みたいなものがあっておもしろいです)

さてここ帝国湯は最近テレビで「熱い銭湯」ということで取り上げられていたものですから、「こりゃ行かないと…」という事で、

ある意味刺激と快感をもとめて訪問した次第です。

浴槽はぬるめの薬草湯から浅めのぬるい湯と深め目の熱い湯があります。

普通の湯で44度くらいで、熱めの湯は…あれれ45、6度くらいかな(足の指先がしびれるので…)まだ時間が早かったのか「熱い!!」まではいかず、ちょっと拍子抜け。

かえって心地よい熱い湯をゆっくり楽しめました。



浴室を出て脱衣所でくつろいでいると外の景色が気にかかります。

お手洗いに向かう扉をあけると、鯉が泳ぐ庭園風の憩いの縁台がありました。

昔からの銭湯って、社殿風の建物と、湯冷ましにもつかえる庭園風の縁台があります。

「街中の社交場」的なものが銭湯にははぐくまれています。熱い湯に入って火照ったカラダを気持ちよくさせてくれる、一服の空間です。

また近くに行ったら、気軽に寄りたい下町街中の帝国湯さんでした。



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