健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

欧州型はしかが日本に・・・・・

2012-05-30 08:30:25 | 研究
日本で流行していた型のはしかウイルスが、2010年5月を最後に国内で検出されておらず、代わって欧州など海外に多い型が目立つことが、国立感染症研究所のまとめで分かったそうです(YOMIURI ONLINE)。国内には元々「D5株」と呼ばれる型のはしかウイルスが常在していたそうですが、2011年に報告された患者442人からはD5株が検出されなかったというのです。最も多く検出されたのは、欧州諸国に多い「D4株」(57例)で、続いてフィリピンなどで見つかる「D9株」(49例)、オーストラリアに多い「D8株」(9例)だったそうです。欧州では2007年まで患者数は少なかったそうですが、2008年以降に集団発生が頻発しているそうで、2011年は10月末までに40か国で計約2万6000人の発生報告があったそうです。ウイルスの世界は、国際化して欲しくないですね。
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