健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

超高齢化

2015-09-24 08:30:42 | 研究
9月21日は敬老の日でした。その日のニュースで、65歳以上の高齢者数は3384万人で、日本の人口の26.7%を占め、過去最高になったという総務省の統計が報道されていました。前年(3295万人、25.9%)と比べると、89万人、0.8ポイント増と大きく増加し、人口、割合共に過去最高だそうです。男女別では、男性は1462万人(男性人口の23.7%)、女性は1921万人(女性人口の29.5%)と、女性が男性より459万人多くそうです。人口性比(女性100人に対する男性の数)を年齢3区分別にみると、0~14歳では105.0、15~64歳では101.9と男性が多いのに対し、65歳以上では76.1と女性が多く、また、70歳以上では70.0、75歳以上では63.0、80歳以上では54.0となっているそうです。年齢階級別にみると、70歳以上人口は2415万人(総人口の19.0%)で、前年と比べ33万人、0.3ポイント増、75歳以上人口は1637万人(同12.9%)で、47万人、0.4ポイント増。また、80歳以上人口は1002万人(同7.9%)で、前年と比べ38万人、0.3ポイント増となり、初めて1000万人を超えたそうです。主要国の中で高齢者の総人口に占める割合を比較すると、日本(26.7%)が最も高く、次いでイタリア(22.4%)、ドイツ(21.2%)。これを平成52年(2040年)の将来推計値でみても、日本(36.1%)が最も高く、次いでイタリア(33.8%)、ドイツ(31.3%)と、我が国の高齢者人口の割合は、主要国の中でも、今後とも高い水準で推移すると推計されているそうです。また、厚生労働省によると、9月15日時点で100歳以上の高齢者は6万1568人と初めて6万人を超えたそうです。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする