免疫力の個人差が肺がんの発症しやすさと関係していると、国立がん研究センターなどのチームが、「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。肺がんは、がんの中で最多の年間約7万4000人が亡くなっているそうです。肺がんの中でも最も多い「肺腺がん」は、たばこを吸わない人も発症することが多く、予防が難しいそうです。肺腺がんの約半数を占める、特定の遺伝子に変異を持つがん患者約3000人と、がんではない約1万5000人で、約70万か所の遺伝子のパターンの違いを比較。その結果、多くのがん患者の遺伝子には、新発見の2領域を含む6領域に特有のパターンが見られ、このうち免疫に関与する遺伝子領域に特有のパターンを持つ人は、持たない人に比べ1・3倍程度がんになる危険性が高かったというもの。
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20160817-OYTET50009/
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