LEDライトを用いたマウス実験で、アルツハイマー病との関連が指摘されている脳内のアミロイド斑(プラーク)と呼ばれるタンパク質の蓄積が、ライトの点滅によって減少したとする論文がNatureに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。研究では、マウスに点滅するライトを照射し、脳内の電気的活動に刺激。照射開始から1時間後、記憶をつかさどるとされる海馬のベータアミロイド値が40~50%減少していること確認。さらに実験開始から1週間後には、アミロイド斑および浮遊性アミロイドたんぱく質に著しい減少が認められたそうです。ただし、アルツハイマー病の治療方法として有用であるかを断定するにはまだ時期尚早だそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界の認知症患者は約4750万人に上り、毎年約770万人が新たに発症しているそうです。
http://www.afpbb.com/articles/-/3110637
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