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豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

2040年の最長寿国はスペイン

2018-11-04 08:30:44 | 研究
2040年、人間の寿命はすべての国で少なくともいくらか延びるが、長寿国ランキングは大きく入れ替わってスペインが首位に立つとの予測がThe Lancetに発表されたそうです(AFPBB NEWS)。現在の長寿国ランキングのトップは日本(平均寿命83.7歳)ですが、2040年にはスペインが85.8歳に迫って日本を抜き、日本は2位に転落する見通しというのです。現在と比べてランクが上昇する国は、インドネシア(117位から100位)、ナイジェリア(157位から123位)、ポルトガル(23位から5位)、ポーランド(48位から34位)、トルコ(40位から26位)、サウジアラビア(61位から43位)などだそうです。2016年時点で137位だったシリアは、果てしなく続く破滅的な内戦が終結すると仮定した場合、2040年には80位まで上昇。一方、現在よりもランクが下がる国は、カナダ(17位から27位)、ノルウェー(12位から20位)、オーストラリア(5位から10位)、メキシコ(69位から87位)、台湾(35位から42位)、北朝鮮(125位から153位)などということです。また世界全体の平均寿命は、2016年の73.8歳から2040年には77.7歳に達するそうです。今から20年先の平均寿命を決定付けるトップ5の要因はすべて、いわゆる「生活習慣病」に関連する、高血圧、太りすぎ、高血糖、飲酒、喫煙。また6番目に、中国だけで年間100万人の命を奪っていると科学者たちが推定している大気汚染が挙げられているそうです。一方、2018年時点の世界の貧困国は、平均寿命においても今後も見通しが明るくないそうです。アフガニスタンだけを例外として、2040年の下位30か国はサハラ以南のアフリカ諸国か太平洋の小さな島国で、平均寿命は57~69歳にとどまると予測されているとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3193650?cx_part=search
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