健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

カスピ海を襲う開発汚染と気候変動

2019-07-11 08:30:52 | 研究
カスピ海を襲う開発汚染と気候変動

カスピ海(Caspian Sea)沿岸に位置するアゼルバイジャンのバクー湾(Baku Bay)ではかつて、水辺にいるアザラシの姿はありふれた光景だったそうですが、今はもうその光景が見られることはないそうです(AFPBB NEWS)。1世紀前にはカスピ海の沿岸や島々に100万頭以上のアザラシが生息していたが、現在は当時の10%未満に減ってしまい、絶滅危惧種に指定されているそうです。その原因は数十年に及ぶ乱獲と産業汚染だということです。2003年、わずか1か月の間に750頭のアザラシの死骸を発見したそうです。世界自然保護基金(WWF)の2016年の発表によると、かつて世界屈指の生息数を誇ったチョウザメは、過去30年間で10%以下に減ってしまったそうです。アゼルバイジャン、イラン、カザフスタン、ロシア、トルクメニスタンの5か国が面するカスピ海は世界最大の陸水域で、日本の国土面積とほぼ同じ広さだそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3231485?cx_part=top_category&cx_position=2
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする