健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

肥満のまん延

2019-07-15 08:30:30 | 研究
世界における成人の肥満の割合は、1975年と比べ3倍に急増しているそうです(AFPBB NEWS)。主に食生活の変化と運動不足が原因とされ、遺伝子も関連しているとする大規模調査の結果がBMJで発表されたそうです。論文によると、遺伝的に胴回りが太くなりやすい人は、不健康な生活スタイルが体重増加をさらに加速させるそうです。肥満の標準的な尺度である体格指数(BMI)は、身長と体重を基準に算出され、BMIが25以上30未満は過体重、30以上は肥満とされています。1970年代中頃は、BIMが30以上の成人は全体の約4%だったそうですが、世界保健機関(WHO)によると、この割合は2016年までに13%(男性が11%、女性が15%)に上昇。現在、BMIが25以上の人は、18歳以上の成人人口全体の39%に当たる約20億人に。さらに、このうち7億人が医学的肥満(肥満症)とされているそうです。また、過体重の子どもの割合は1975年の4%から2016年には18%超と、さらに劇的に上昇しているそうです。

https://www.afpbb.com/articles/-/3233854
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