健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

「終末時計」過去最短の残り2分に

2018-02-08 08:30:52 | 研究
米誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は先日、人類による地球破壊までの残り時間を比喩的に示す「終末時計(Doomsday Clock)」が30秒進み、1953年と並び過去最短の残り2分になったと発表したそうです(AFPBB NEWS)。核戦争の懸念の高まりやドナルド・トランプ米国大統領の「予測不可能性」がその理由としているそうです。国際関係・科学・環境・安全保障の各分野の識者グループが発行する同誌は声明で、2017年、世界の指導者が迫り来る核戦争や気候変動の脅威に対し効果的措置をとらなかったことで、世界の安全保障状況は1年前よりも危険性が増したと。これほど危険が高まったのは第2次世界大戦(World War II)以来のことと。最後に終末時計が午前0時まであと2分に迫ったのは1953年、米国とソビエト連邦が水素爆弾開発を行っていた時のことだったそうです。2017年の概要として、北朝鮮による一連の核・ミサイル実験や、中国、パキスタン、インドの3か国の核戦力強化姿勢、トランプ米国大統領によるTwitter投稿や声明が示した「予測不可能性」を挙げているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160015?cx_position=7
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英国で消費されるサンドイッチのCO2排出量

2018-02-07 08:30:34 | 研究
英国で1年間に消費されるサンドイッチのCO2排出量は、自動車800万台分の年間CO2排出量を上回るとする研究結果が発表されたそうです(AFPBB NEWS)。英国サンドイッチ協会(BSA)によれば、英国では毎年約115億個のサンドイッチが消費され、自家製と店売りが半々だそうです。このデータに基づくと、サンドイッチの消費に伴うCO2排出量は年間平均950万トンとなり、自動車860万台を1年間使用したときの排出量に相当するそうです。研究チームでは、サンドイッチの具材40種類について、原材料調達から廃棄・リサイクルまでに排出される温室効果ガスの排出量をCO2に換算した「カーボンフットプリント(CFP)」を調査。最もCO2排出量が多かったサンドイッチは、ベーコンやハム、ソーセージなど豚肉を使った工場生産品で、2番目はチーズやエビを挟んだ店売りのサンドイッチ。レシピ別では、卵とベーコン、ソーセージを挟んだ「オールデーブレックファースト」サンドイッチのCO2排出量が最大で、車1台が19キロ走行した時の排出量に相当する1441グラムだったそうです。一方、最も環境に優しいと判明したのは、ハムとチーズの自家製サンドイッチ。店頭販売されるサンドイッチは製造、保管、包装、輸送などの工程が大きな環境負荷の原因となっているそうです。研究チームでは、レシピや包装の改善や廃棄物のリサイクル、消費期限の延長によってサンドイッチのCFPは半減できると推計。食品表示を変更し、一般的にかなり慎重な設定となっている消費期限を延ばす必要があるとも。さらに、サンドイッチが英国の食卓に欠かせない点や、食品部門におけるシェアの大きさを考慮すれば、温室効果ガス排出量にサンドイッチがどれだけ寄与しているかを理解することが重要だとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160047?cx_part=top_category&cx_position=3
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大学院入試第四期

2018-02-06 21:07:09 | 研究
豊橋創造大学大学院健康科学研究科修士課程健康科学専攻では、下記のように第四期入試を実施します。
本研究室でも大学院生を募集しています。

入試日:社会人選抜入試四期・一般入試四期:平成30年 3月6日(火)

出願期間:平成30年2月13日(火)~平成30年3月1日(木)

合否通知日:平成30年3月9日(金)

http://www.sozo.ac.jp/examination/nyushi/other/health.html

不明な点は本学入試広報センター(TEL 050-2017-2100, E-mail kouhou@sozo.ac.jp, http://www.sozo.ac.jp/outline/contact)までお問い合わせください。

大学院に入って骨格筋の研究をしましょう。
応募をお待ちしています。
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電子たばこは若者に有害も喫煙成人には有益!?

2018-02-06 08:30:08 | 研究
ニコチンを含む液体を加熱して蒸気を吸引する電池式機器の電子たばこは、成人の禁煙の助けになる可能性がある反面、若者の喫煙開始を助長する恐れもあるとする米国の調査報告書が2National Academies of Sciences, Engineering, and Medicineに発表されたそうです。この報告書は、電子たばこの健康への影響に関する査読論文800報以上の調査に基づくものだそうです。電子たばこの安全性をめぐる国際的な議論が高まる中、この報告書は米国連邦議会の要請を受けてまとめられたそうです。報告書は、ここ10年で使用が拡大している電子たばこについて、従来のたばこに比べて含有する有害物質の数が少なく、濃度も低いとしている一方で、その常習性についても触れているそうです。電子たばこによって体内に取り込まれるニコチンの量はさまざまだそうですが、電子たばこの使用経験が長い成人は従来のたばこと同程度のニコチンを摂取しており、これが電子たばこ使用者に依存常態の症状を引き起こす傾向がみられたそうです。また電子たばこの使用率は成人より若者の方が高く、電子たばこが従来型たばこを始めるきっかけとなるリスクへの実質的証拠が今回の報告書では明らかにされているそうです。また、成人の喫煙者が禁煙目的で電子たばこを使用する場合には、喫煙関連の病気を減らす機会が得られるとも。報告書は、電子たばこの使用により従来型たばこに含まれる多くの毒性物質と発がん物質にさらされるのを抑える証拠が示されたとしながら、従来型たばこから電子たばこに切り替える結果として、複数の臓器系で短期の有害転帰が減少するとしているそうです。ですが、電子たばこの長期的な影響については不明のままだそうです。そして、電子たばこが公衆衛生にとってプラスの影響かマイナスの影響かについても、研究者らはその区別を明確にしていないとも。

http://www.afpbb.com/articles/-/3159739
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親から10代の子への

2018-02-05 08:30:37 | 研究
親が10代の子どもにアルコール飲料を与えることは、たとえその目的が節度ある飲酒について教えることだったとしても、良い影響よりも悪い影響として作用する恐れがあるとの研究論文がThe Lancetに掲載されたそうです(AFPBB NEWS)。研究はは、オーストラリアの3市を対象に6年にわたる調査によるもので、調査の参加者は10代の若者約2000人とその親で、期間中は毎年、詳細な質問票に回答。調査開始当初の若者らの平均年齢は13歳で、この時期に親から飲酒の機会を与えられていたのは約15%だったが、平均年齢が18歳となった調査終了時には、この数字が同57%に。親または他からの飲酒の機会が全くなかったという若者の割合は、6年で全体の5分の4から5分の1に減少。研究チームはまた、大量飲酒やアルコール依存症といった、飲酒関連の問題の発生率についても調査。調査終了時には、親からアルコール飲料を与えられた若者の25%が、大量飲酒を認めたのに対し、友人からの入手や違法購入など、家庭以外で飲酒機会を得た若者ではこの数字が62%に。親および家庭以外の双方から飲酒の機会を得たケースでは、大量飲酒の自己申告率が81%に跳ね上がったそうです。調査結果によると、親からアルコール飲料を与えられたケースでは、その翌年以降に家庭以外から飲酒機会を得る確率が倍増する傾向が見て取れたということです。当然のことながら、飲酒関連の問題が最も少なかったのは、ワインやビール、蒸留酒を入手することのなかった若者。今回の調査結果について研究者らは、他の国々、とりわけアルコール飲料の消費水準が低い国や、大量飲酒がまれな国では違う結果となり得るとしているそうです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160070
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米国でインフル大流行

2018-02-04 08:30:18 | 研究
米国疾病対策センター(CDC)は先日、全米でインフルエンザの感染が広がっており、これまでに少なくとも37人の子どもが死亡、治療のため病院を訪れた人の数は2009年のH1N1型(豚インフルエンザ)流行以降で最多に達したと発表したそうです(AFPBB NEWS)。CDCによると、今季流行中のインフルエンザはH3N2型で、米国のほぼ全ての州で感染が深刻な規模で広がっているそうです。米国内で今季にこれまで病院を訪れた人のうち6.6%がインフルエンザ患者で、これは2009年の(豚インフル)流行時に7.7%という最高値を記録して以来、最も高い数値ということです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160165
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スペイン風邪から100年

2018-02-03 08:30:39 | 研究
約5000万人が死亡したとされるスペイン風邪の大流行から100年、人類は今、新たな致命的疾病の危険にさらされており、グローバル化された現代社会ではスペイン風邪のような世界的流行は避けられないかもしれないと、専門家らが警鐘を鳴らしたそうです(AFPBB NEWS)。国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)の事務総長は、スイスDavosで開催中の世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)で、パンデミック(世界的大流行)は人類にとって現実の脅威となりつつあると述べたそうです。世界保健機関(WHO)の感染症専門家は「Are We Ready For the Next Pandemic?(われわれは次のパンデミックの準備ができているか?)」と題されたダボス会議の討論会で、「パンデミックが起こりそうなことは分かっているが、われわれにそれを止める手だてはない」と語ったそうです。史上最悪の流行病とされるスペイン風邪が発生した1918年から、今年はちょうど100年目。専門家らによると、スペイン風邪のウイルスは第1次世界大戦(World War I)時に米国から欧州へ渡った兵士らによって運ばれたものと考えられているそうです。スペイン風邪により約2年間で死亡した人の数は、約4年に及んだ大戦の死者数より多かったそうです。感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)によると、1918年にインドでは人口が5%減少し、同国史上で人口減となった唯一の年だそうです。それから1世紀。専門家が最も懸念している脅威は、新型のインフルエンザウイルス。インフルエンザウイルスは感染が容易な呼吸器系ウイルスで、症状が現れる前に他の人びとに感染してしまうので、食い止めるのは簡単ではないと。さらにインフルエンザウイルスの型は多数あり、お互いが結合したり、また鳥やブタからのウイルスと結合したりすることで、ヒトにとって致命的な組み合わせになる可能性もあるというのです。

http://www.afpbb.com/articles/-/3160179
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ISS予算廃止

2018-02-02 08:30:53 | 宇宙
トランプ米政権が国際宇宙ステーション(ISS)の予算を2024年末で打ち切る方針だと複数の米国メディアが報じたそうです(YOMIURI ONLINE)。トランプ大統領が表明している月面での有人探査に資金を振り向けて、20年代前半の実現を目指すそうです。2月に公表する19会計年度(18年10月~19年9月)の予算教書に盛り込まれる見通しとのこと。これに対し、米宇宙企業や民主党議員の一部は24年末での打ち切りに反対する姿勢を示しているそうです。ISSに参加する米国やロシア、日本など15か国は24年までの運用に合意しているそうですが、25年以降については未定。米国航空宇宙局(NASA)は28年まで延長した場合のコストなどを検討していたそうです。民間で引き継ぐ計画も浮上しているが、議論は深まっていないそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180127-OYT1T50052.html?from=ycont_top_txt
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130億光年離れた星の赤外線観測

2018-02-01 08:30:24 | 宇宙
世界で最も高い場所の天文台として知られる南米チリのアタカマ天文台に、東京大が開発した新しい赤外線望遠鏡(口径6・5メートル)が設置されるそうです(YOMIURI ONLINE)。宇宙からの赤外線を観察する地上の望遠鏡としては世界最高レベルの性能で、高さ15メートルの望遠鏡の本体が先日(1月28日)組み立てを行った兵庫県播磨町の工場で報道陣に公開されたそうです。アタカマ天文台は、チリ北部のチャナントール山頂(標高5640メートル)にあり、赤外線を吸収する水蒸気が少ないため、平地では観測できない波長の赤外線が観測できるそうです。80億~130億光年離れた星から来る赤外線が観測でき、銀河の成り立ちを解明することが期待されるそうです。また、赤外線望遠鏡は宇宙を漂うちりを観測できるため、ちり同士が集まって惑星に成長していく過程も調べるそうです。

http://www.yomiuri.co.jp/science/20180129-OYT1T50031.html?from=ycont_top_txt
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