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1巡CB、2巡OL,DT(3-4DE)と予想、明日はチャットやります

2024-04-25 12:40:07 | イーグルス
 ポジション別のドラフト指名の話に移ります

QB Jalen Hurtsと心中するしかない契約をしているのですが、サラリーやボーナス全部を相手が受けてくれるトレードが出来るのであれば(まだキャップヒット大きくないですし)トレードで出してしまう可能性はゼロではないです。
 が、怪我で動きやディープへの遠投力が落ち始めてるHurtsに高値は付かないでしょうからHurtsと心中ですね(カレッジ系コーチがNFLに来てHurts使いたい、とか無ければ)

 バックアップとしてKenny Pickettをトレードで取りましたから下位指名も無いはずです。

RB Saquon Barkleyを取った時点でエースは確定していますが、2.5番手Kenneth Gainwellしかバックアップが居ないのはさすがにありえません。Boston ScottがFAに居ますから再契約の可能性は残りますが、4-6巡でRB1人取ると考えるのが自然です。
 まあ、Howie RosemanはUDFAでそこらへん済ませてしまう人なんですけど。

WE A.JとDeVontaは全く問題なし、新加入のDeVonte ParkerとParris Campbellにどれくらいガソリン残って居るのか?が取る取らないの焦点になります。
 デカいけどもともとルート取りとかわかってないDeVonteと、かつては速かった(40ヤード4.31)のCampbellがそれなりに動けるのであれば4人目までこ大丈夫で5人目はリターナーのBritain Coveyになります。
 1巡上位にトップ10候補、1巡下位から2巡上位にも(OLが豊作の分順位が下で良い選手取れそう)良い感じの個性派が多数いるのですけれど、4巡以下のWRはなんか全然です。
 (上位候補の選手が良く見えるのは当たり前なのですが、下位候補でスピード凄い!とか使い方で化けそう、みたいな選手が見当たりません)

TE Dallas Gordertの契約は25年までであと2年、3人で2枠を争うバックアップもそれなり。今年TEを取る必要はないです。が、TEは6巡くらいで動ける巨漢(お手手は全くダメ)とかの面白そうなのが居るから取るのも面白いかもしれません。

OL 1巡使わないとプロボウルレベルはまあ取れないのがOT、3-5巡から鍛え上げればなんとかなる可能性があるのがC/G。の原則的な価値観があるなかで、C/Gに2-3巡を投入して良い選手を拾ってきてるのが7巡でMailataを当て、鉄人Laneが居るチームの贅沢と言う所でしょうか。
 Tyler Steenが2年目で成長するのか?そして、バックアップ不在のチーム事情(去年のチームから3人抜けています)Laneの引退カウントダウン、1-2巡でOL取る予想もかなり多いのですよね。今年RGやらせてLaneと入れ替えでRTに移動出来るOTを取っておきたい。と考えるのはとても自然なのです。今年はOL大豊作ですから(22位でLTタイプは落ちてこなくてもRTタイプは良いのが残りそうです)
 で、2巡の50位53位になるとOTだとスモールカレッジ出身とか条件付きになるか、G/Cのトップクラスを選ぶことになります。Laneの代替だけでなく、OTのバックアップ不在を考えると、今年はGではなくOT行って欲しい所です。

DT 3-4のDEタイプがもう1人欲しいですかねえ(NTで2ギャップしっかり守れる本当のNTなんてバックアップレベルにはほぼ居ないのです)
 最近5テクと言われる3-4DEってOTの前に立つわけです、4-3DEは基本OTの外のスペースを使って330ポンドのOTを260ポンドのDEが打ち破る事を狙うのですが、3-4DEは外のスペース使えないからOTを正面から料理する必要が(プレイによっては)出るわけです。結果4-3DTは6-1 300ポンドで腕が短くてもOGの懐に入る出足とパワーカバー出来ますけれど、OTの前に立つ3-4DEは35インチの腕が必要と言うか6-5で280ポンドのような長身選手が好まれます。
 3-4DE専用のDLを2巡辺りに取りに行くのか?私は1人取っておくべきだと考えます(そういうタイプのバックアップ不在ですから)

DE(3-4OLB) メンバーは入れ替わり始めています、Sweatの契約もありますし大物パスラッシャーを取るべきの意見も目にします。が、今年に関してはNolan Smithの成長を待つ年だと考えます(欲しいけど3-4DEのがデプスが危険)

ILB わかりません・・・・・・・・・・・
 Vic Fangioの2024システムがどうなのか、そこからわかりません。
 Zack BaunとOren ByrksをFAの最初に取った事で補強完了なのか、Devin WhiteのFA契約が遅かった事から欲しい選手に逃げられたのか?そう言う所もチームから見たILB補強の狙いが見えにくいです、
 LBは多くのチームでディフェンスで一番後回しにされるポジションですけれど、1人は良いLBが居ないとチームが成り立たないと考えています。2巡でILB取るくらいの補強が必要だと思ってはいます(たぶんRosemanは取らないのですけどね)

CB 若手の成長待ちをしてきた形ですし、バックアップなら奴らから選べば良いのですけれど、CBのスターターとしてWRと1対1をやるエリートは大金を注ぎ込むか(今そうなっています)ドラフト上位を使うかです(2002年のLito Sheppard以来1巡CB指名していないチームです)サラリー管理から言えば、ベテランがFAで出た時に、その分のお金でまた取ってくればいい、なのでしょうけど・・・

S 少なくとも1人はバックアップを補充する必要が有ります、若いユニットなのでFAに居るちょっとパスカバーが悪くなってきたベテランを安価で補充で良いのかもしれません。ここはSydney Brownの怪我をCJGJの使い方(ニッケルで計算するならSが足りません)にも左右されます。

ST 再契約だったり契約延長だったりと、全員が新契約となりました。動かさなくていいユニットなのでキープしたのは妥当です。


 1巡22位はOLかCBかDLかOL? OLならばRT/RGの即戦力が取れるでしょう。DLならパスラッシャーの3番手かDT豊作なので例年の15位くらいの選手が落ちてくると予想します。
 CBの場合は15位くらいまで上げて取りに行くモックドラフトや予想が有りますね。ToledoのQuinyon Micheall取りに行く説なのですが、実際には12位くらいで指名されてアップする前に終わる気がします・・・

 2巡だと3-4DEやILB、OG辺りは良いのが取れそうですが、OT,CB辺りは当たりくじが減っているでしょうね。

 
 明日9時からのドラフトは例年通りチャットをやります、朝にチャットのURLを貼る記事を書きます
 (借りてたレンタルチャットがサービス終わってたよ・・・)

CBはたくさん居るのに、1巡で取るかもしれない

2024-04-24 15:05:53 | イーグルス
 3-4ベースで4-2-5ニッケルシステムとするならば、ILBは常時2名がフィールドに居る事になります。
 大雑把に見るとMLB(横に動けるらランストッパー)とWLB(縦に動けるorショートエリアのパスカバー)の違いをシステム的にはっきりしているのか、Vic Fangioのシステムよくわからないです。・

LB Nakobe Dean  Devin White  
Zack Baun  Oren Burks

 怪我で早々に離脱したDeanの3年目にどれだけ期待して良いのかが予想が難しいです。個人的にはランストッパーとしてはパワー不足過ぎると評価は下がっています。

 運動能力が高く、特に縦への飛び込みが良い(2年目は9サック)Whiteが実績的にはLBの1番手になるでしょう。少なくとも去年のWLB Nicholas Morrowよりは良くなるはずです。

 3-4のILBの役割として動けるDTとして3人のDLで埋めきれないギャップを埋めるILBを使うシステムとしてDaunとBurksを取ったのか、SLBのようなパスラッシュなのか、ST専用なのか、この2人をどう使うのかは予想が難しいです。

 3-4のOLBはチーム編成考えてもパスラッシャーを2人使うでしょう。ILBはランストップ2人なのか、片方がTEやアンダーニースを守るパスカバー得意なタイプとランストップを混ぜるのか、または片方がギャップコントロールで片方がタックラーなのか・・・

CB Dariux Slay  James Bradberry  Avonte Maddox
Kelee Ringo  Zech McPhearson  Eli Ricks
Mario Goodrich  Josh Jobe  Isaiah Rodgers

 衰えは見せていますが、まだマンカバーが出来るSlayと最低限のマンカバーと優秀なゾーンカバーを22シーズン見えてくれたのに23シーズン最低限のマンカバーが出来なくなってしまったBradberryがスターターコンビに代わりは無いでしょう。セーフティを2人後ろに残す形をFangioは好むとするならば、ショートエリア限定カバーになり生き返る可能性がほんの少しだけ有ります。

 ニッケルは解雇後に再契約でキャップ管理としたMaddoxになるのか、S/CBのCJGJがニッケルメインになるのか。出場停止処分が解けたRodgersをニッケルで使うかもしれません。

 マンはそこそこやれたけどゾーンはダメなRingoとゾーンのポジションはそこそこだけとマンだと付ききれないRicks、その中間のJobe、3人の若手は一長一短です。怪我から復帰のMcPhersonが4番手で戻るのか、この3人と4人で2番手グループになるのか。ここから一人スターターになれそうな伸びしろが見えれば良いんですけれど・・・・・・

 ベテラン2人が契約・年齢から今年で解散の可能性が高いです。2人同時に抜けられる事と今年Bradberryが使い物にならない場合の保険で1-2巡でCB取る可能性は低くないですし、22位でもそこそこのCBが落ちてくる年だと予想します。


S C.J Gradner-Johnson  Reed Brankenship  Sydney Brown  
 BrownがACL断絶の怪我をプレイオフで負わなければこの3人で問題ないはずでした。ただ、開幕に間に合う予定ではあるもののデプスが必要になります。
 CJGJも怪我を負いましたが、終盤戻っているので大丈夫でしょう。Brownが使えるようなら、CJGJをニッケル中心で使える余裕が出来ます。

 シングルハイの後方に1人残しだとカバー範囲の狭さ(フィジカルの無さ)がBrankenshipの欠点で出ます、2人でカバーした方が良い選手です。

 CBは多すぎるのでFS転向ありますかねえ、ベテランの上位3人+4番手を狙う若手グループが4人、ニッケルCBの2番手候補、8人CB入れるチームは有りませんから。

  

3-4 ベースの4-2-5ニッケルは人材の無駄が出るようで好きではないのですよ

2024-04-22 14:45:49 | イーグルス
DE Josh Sweat  Bryce Huff  Brandon Graham  Nolan Smith
Jullian Okawara  Tarron Jackson  Patrick Johason

 Hasson Reddickをトレードで出して、23年10サックのBryce Huffを3年51ミリオンで獲得、パスラッシャーを入れ替える形になりました。30歳になり11.5サックのReddick(’プレイタイム74%)と26歳で10サック(プレイタイム40%)のHuff、若さと15ポンド重い(システム的に235ポンドのDE使いにくい可能性も有るでしょう)Huffの成長(プレイタイム増えれば数字も増すでしょう)を選んだ形です。

 11サックから6.5サックに数字は減らしましたが、QBプレッシャー率は高く効果的にパスラッシュを仕掛けたSweatは契約最終年度になります。

 新加入のHuffがスターターになるでしょう、スピードでOTの後ろに抜ける動きに良さがあるように見えますが、手の使い方はまだ改善の余地があるでしょう。

 2年目のNolanにはパワーアップを成功させてNFLで通用するパスラッシャーになる必要が有ります。ルーキーシーズンのプレイタイムはわずか17%で、強力なベテランが居たのを差し引いてもポジションを奪い損ねた感が強いです。

 2010年の1巡指名Grahamはプレイタイムを大きく減らし最近3年間は40%弱のパートタイマーになっています。疲れない怪我しない程度のプレイタイムに全力を出す形は今年も変わらないでしょう。

 OkwaraはDETの20年3巡指名で4年間の通算サックは9を記録していますが、4年で38試合出場と怪我の多い選手です。

 他のDE候補はPS要員に近い感じです。

 そもそもVic Fangioが3-4なのか4-3なのかよくわからない、印象としては3-4ベースでニッケル時はOLBをDEに入れてDTを減らす4-2-5になる感じですかね。そうなると280ポンドくらいの3-4DEが足りていないですかね(Milton Williamsになるのでしょうけどバックアップが居ないし、大柄なDEが居ないのでパスラッシュ時にDTに入れるよう事も出来ない)


DT Jordan Davis  Jalen Carter  Milton Williams  Moro Ojomo  
 Noah Elliss  Thomas Booker  P.J Mustiper

 3-4でやるなら、NTにDavosでDEにCarterとMiltonがスターターになり。この3人に関してはベストポジションと言って良いでしょう。難しいのがNTのバックアップを確保する事です(重いだけじゃNTとは言えないのです)3-4DEに関しては4-3DTの流用でなんとかなるでしょう(パスラッシュ時は4-2にするから、7割ニッケルとすれば大きな問題ではありません)
 
 Davisは335ポンドくらいのようですが、実際どれくらいなのか分かりません。NTでダブルチームを引き受けるよりは1対1でOLを押し切る方が向いているでしょう。

 なぜルーキーオブザイヤー取れなかったのか理解に苦しむCarterは2年目もっと良くなるでしょう。かなりプレイタイムを減らして体力温存をさせていた印象ですけど、2年目は70%くらいの稼働になるでしょうから。

 Miltonはルーキー時の契約最終年度、3-4DEはカレッジ時代からのポジションですし、動けるDTとしてはベストでしょう。ランディフェンスでダブルチームを食った時にどれだけ粘れるかが課題になるはずです。

 Ojomoは良いバックアップになりました、手薄なDTのデプスで貴重な存在です。

 キャンプには参加していたもののカットされ、PSにも入れなかった(10月にPS入りします)340ポンドのElliss、320ポンドのMustipherがNT候補です。能力的にとても微妙ですが、NT2人入れるほど使わない(ニッケルで外れる)けど怪我人出たら困るからバックアップ不在も困る・・・

 ドラフト的にはGrahamの引退とSweatの契約を考えればDE上位も有り得る(Nolan待ちでも良いのですけど)DTは3-4DEのバックアップが出来る選手が欲しい所です。Coxが抜けた事でDT陣若くなりすぎているのでドラフト後にベテラン入れるかもしれません。

OLに2巡を使うかなあ

2024-04-19 19:13:14 | イーグルス
WR A.J Brown  DeVonta Smith  DeVonte Parker  Britain Covey  Parris Campbell
他NFL実績のないPS要員多数

 速いけど、DB抜き去るけど、その後どフリーでボールを落とすQuez Watkinsとさようなら、スーパーボウルであのパス取ってたらなあ・・・・・・
 Olamate Zaccheausも1年でWASに去りました。小兵でしたけど居てくれてよかった。

A.Jですが、1450ヤードを2年連続で越えてパスオフェンスを牽引しました。コーチ陣と揉めただのいろいろ有ったようですが、それを差し置いてもリーグトップのWRで間違いありません。

DeVontaも2年連続1000ヤードを超え、23シーズンは73%のパスキャッチ率を記録しました。24年はスロットWRに入る予想も有りますが、外の方が耐久性考えても良いと思います。

DeVonteは大きいけど横に動けないベテランなのですが、どーせ奥に投げないのであればサイズがある方がHurtsの好みな気はします。

Cambellは40ヤード4.31をコンバインで叩きだしたのですよね、怪我続きで1年間稼働したのは22年だけ(623ヤード)去年はNYGで104ヤードに終わっています。スピードが失われていないならばWatkinsの代わりになるかもしれません。

 この4人がWRとして実績がある選手ですリターナーのCovey以外の残り全員足しても1レシーブです・・・

Coveyは平均以上の記録を残していますし、リターナー留任で良いと思います。

 3番手WRが不在なのを放置したRosemanですから、今年のドラフトでWR取るの???という気もします・・・あと53位で取れそうなWRは例年の2巡の真ん中よりレベル高いと思いますが、120位とかで取れるような下位のWRは笑えるくらい人材不足に見えます。


TE Dallas Goedert  Grant Calcaterra  Albert Okwauegbunam  C.J Uzumah Noah Togiai

 2番手を3年間務めたJack StollはRFAのテンダーオファーを貰えずに移籍しました。

 怪我も有りましたが590ヤードに終わったGoedertですが、まだ一流です。Goedert自身がZach Ertzの居るチームに指名された時と似た状況です。2巡でTE行く状況じゃないですけど、ピークが過ぎつつある年齢に差し掛かりました。

 2番手争いは実績でUzumahですかねえ、CINで長年スターターを務め、22-23はNYJに移籍、300ヤードくらいのレシーブを記録する270ポンドのブロック型TEです。

 23シーズンはOkwaueebunamが(出場した4試合は)23%、Calcarraが15試合で12%のプレイタイムのようです。4巡でDENとトレードして手に入れた未完の大器か怪我が無ければ3-4巡指名も有った苦労人か、どちらが残りますかね。

 TEのドラフト指名はUzumahの獲得で確率は減りました。

OL Cam Jurgens Landon Dickerson  Tyler Steen  Jordan Mailata  Lane Johnson  Matt Hennessy
他PSに居るような人たちがたくさん

 Jason Kelceが引退、Sua OpetaがTB、Jack DriscollがMIAに移籍した事で、23シーズンのアクティブなOLが3人抜け、デプスに問題が出ています。

 怪我、RGと2年過ごし3年前にKelceの後継者で取ったJurgensがCに入ります。同じことは出来ませんが、似たような事は出来るはずです。

 DickersonとMailataの左は崩れないけど大きく押せず(普通には押せる)でしょう、心配いりません。

 Laneもリーグ最高のRTだった22年と比べるとかなり落ちました・・・がまだトップクラスです。でもスピードについていけずに抜かれる場面が増えました。

 OTが無理そうでOG専任になりそうなSteenですが、一番伸びる1年目のオフシーズンにどれだけパワーアップするのか?に期待する所も有るのですけれど、4-5巡候補を3巡の頭で取った期待からするとちょっとイマイチな1年目でした。1年鍛えてKelceの穴を埋めるプランは厳しいかなあ・・・・・・

 唯一のバックアップになるのがHennessy。ATLで20年から3年プレイし22先発、23年はキャンプで膝を怪我してIRで過ごしました。C/Gですし、Steenがダメならそこに入る事もあるでしょう。

 他、何年もOL最後の一人とPSを行ったり来たりしてるのが数人います。Fred Johnsonは去年のプレシーズンゲーム良かったですけど、9番目候補くらいですかね・・・

 もう一人、OLは必要です。今度はLaneの後継者が。または、まーた2巡でOG取るのかよ!になるかもしれませんけどね。RT要員ならOGで使えるでしょうから、6-3くらいのOG取るなら6-6くらいのOT取って欲しいです。


あんな急停止されてモチベーションなんか有るわけないだろ

2024-04-18 09:26:05 | イーグルス
 シーズン後半の急停止、プレイオフでの情けない敗戦。相手のミスで拾った試合も有りましたが10勝1敗の前半戦からどうしてこうなってしまったの?そんな2023シーズンでした。
 OC,DCの引き抜きによる戦術的な後退(と言うか、シーズン中の戦術更新の失敗ですかね)リーダーシップ・人柄が売りだったJalen Hurtsが連敗中にロッカーロームでチームを統率できなかった事、素行不良に目をつぶって獲得した選手を増やしたことで負け始めた時にメンタル的な悪影響が出たのかもしれません。

 オフシーズンにOC.DCを交代しました。DALとLACでOC経験のあるKellen MooreをOCに、1005年から20年DCとしてのキャリアを積み重ね2019年からからDENでのHC生活はあまり上手く行きませんでしたがDCとしてのキャリアは素晴らしいVic FangioをDCに招聘しました。
 手堅い実績あるコーチを呼んだことは良いやり方だと思いますが、HC Nick Sirianniの意思よりもGM Howie Rosemanの意思による人事に見えるのは少し懸念材料ではあります。

 選手の動きとしては、Jason KelceとFletcher Coxが引退、Hasson Reddickをトレードで放出(24シーズン終了後にFAで放出して26年の3巡を補填ドラフト権で貰うよりも、2巡になるであろう条件でトレードしたのは正しいとRosemanは主張してるらしいですけどね。戦力低下のマイナスはどーする)長年チームを支えた選手をついに入れ替え再構築と言うか来るべき時が来た感が有ります。

 高給取りを放出した事とキャップ枠の増大でFA戦線は活発に動き、NYGの大黒柱RB Saquon Brakley、去年NYJで10サックを記録したLB/DE Bryce Huff、元1巡5位指名のLB Devin Whiteと補強、DETにFAで移籍したものの怪我でほぼ試合に出ていないCJGJも帰ってきました。
 
 
QB Jalen Hurts  Kenny Pickett  Will Grier  Tanner McKee
 まずはHurtsですが、肩の怪我でディープに投げれなくなった22シーズン後半、怪我は治ったと帰ってきた23シーズンでしたが、下手すればアンダースローにも見えかねないサイドスローっぽい投げ方のディープを投げるようになりました。最近はブロックされないように高い所で投げなさいという指導よりもボールが落ちる場所をコントロールできるなら投げ方気にしない感じではありますけどね。球速が遅くてSの待つ中央側には投げられずサイドラインでの1対1でしか投げない感が増しました。1試合に1回Quez Watkinsに30ヤードを放り込む威嚇(どうせ捕れないんですけど)のようなパスが無い事が23シーズン後半ランを徹底的に止められた原因と考えています。肩を考えての優しい投げ方なのでしょうけれど、20ヤードをしっかり投げれなければ、今後もオフェンスの手詰まり感を打開する野に苦労するでしょう(だからSaquon取ったのですが)

 今年の3巡と4巡を入れ替える事でPITの元1巡指名Pickettを獲得しました。Marcus MariotaがWASに行った事で2番手の補強をしています。
 先発した試合は2年連続で7勝5敗、パス成功率も62%で悪くはない、バックアップとしてはMariotaと同じ感じでしょうかね。数字よりも印象が悪い選手ではあるのですけれど・・・

 2019年CARの3巡指名から5年間で5チームを渡り歩いたGrierの出場経験は19年DALでの2試合先発だけです、パス成功率54%で4INTの数字でした。DAL時代にMooreの指導を受けている事からの獲得でしょう。

 3番手を争うMckee、去年のプレシーズンの印象はコーチ兼任の2番手で長くリーグに居るタイプかな。でした。Moore人脈に押し出されるかもしれませんけれど・・・

 Hurtsの復活は肩からなのかメンタルからなのか、視野と判断の悪さからなのか。ここらの複合的ロングパス投げるのコワイコワイ病をどう克服するかです。リーグ屈指と言うか、DeVontaの契約更新でリーグ最高給コンビになったレシーバーが居るのに20ヤード以上のロング投げないQBつかうくらいなら、リーグ20位くらいの中庸なQB持ってきた方が良いかもしれません(去年後半は本気でそれくらいの事を考えていました)競り合えば負けないA.J Brownが居るのに投げないんじゃ始まりません。
 あと、エンドゾーン内を横切る選手に投げられない判断の悪さ(これもメンタルなのか低めのリリースが原因なのか)これ治さないと、リーグでも最上級のアンダーニース職人になりえるDeVontaがかわいそう。

 
RB Saquon Brakley  Kenneth Gainwell  Tyrion Davis--Price Lew Nichols

 D’Andre Swift、Boston Scott,Rashaad Pennyと3人をFAで失い、Saquonを獲得しました。尻すぼみに終わりましたが1000ヤード走ったSwiftを引き留めず、3番手としてならチームに居る価値の有るScottはドラフト後に呼び戻される可能性は有るでしょう。個人的に期待していたPennyは使われませんでした・・・

 22年に1288ヤード走ったMiles Sanders、去年のSwiftと2年連続1000ヤードラッシャーを放出、6年で3回しか1000ヤードを超えていない、平均ヤードは4.3ヤードに過ぎないSaquonに大金を払いました。OLの能力を考えれば、EaglesのRBはヤード数2割引き、Saquonは2割り増し(ここ2年は改善されてきましたけどね)くらいでもいいのかもしれません(同地区全部DT重視しすぎてるし)能力の絶対値としてリーグトップ5ではすでにないと思います、が、健康で有れば1200ヤードは走れる能力を持ち、徹底マークされていても一人くらいのタックル切って進むような期待をさせてくれる大物ではあります。(RBの費用対効果にこだわってきたように見えるRosemanがついに非効率な選手取ったなという気持ちなのですが)Hurtsにスクランブル対策のスパイつけさせないとか、RPOではない普通にランでヤード稼げるパワー系ランと両方出来るタレントが欲しかったとかなのでしょう。

 Gainwellは2.5番手として優秀、2番手だと微妙、4年目もこの位置でしょう。

 PSからの2人はキャンプ要員。Scottの再契約かドラフトで1人取るか・・・モックドラフト回してると6巡2個有るし、そこで一人くらい良いのが残ってると良いなあ。くらいなのですよ(他に取らなきゃならないポジションが多いと言う事です)