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LT Andre Dillard

2019-04-26 14:35:00 | ドラフト
 2019年のドラフト1巡は持っていた25位から4巡+6巡を使い3つトレードアップし22位でWashington StateのLT Andre Dillardを指名しました。

 今年ベストのパスプロLTと見られていて15位くらいで消えると考えていましたが、22位まで残りました。Howie Rosemanはトップ10の評価をしていたと答えています。
 レッドシャツを経て2年生から3年間LTとして出場しています。去年許したサックは1つだけのようで、PFFの評価でのパスプロは全米2位の得点を得ています。

 身長6-5 315ポンドで腕の長さ33 1/2インチ、スカウティングコンバインで40ヤード4.96、ショートシャトル4.40、スリーコーン7.44、垂直飛び29インチ、幅跳び9フィート10、ベンチプレス24回を記録しました。
 腕の長さが少し足りないですが、運動能力はほぼ全ての種目でトップ10レベルを記録しています。

長所
 サイドステップの滑らかさ
 外に回り込もうとする左側への対処
 プレイに応じたプロテクトテクニックを選ぶ頭脳

短所
 ランプレイで足が前に出ない
 ランプレイで最後まで相手をホールドしない
 腕が高いところに出る為払われる事がある

 パスプロ専門でランは期待できない、どこ見ても同じ評価です。Washington大とのプレイを1試合みましたが、ランプレイではパンケーキを作るどころか、渋滞の原因になっている方が多いようにも見えました。対面がNFLレベルの凄い選手であれば良いのですが、そうでもない選手相手だとすればNFLでもランブロックは期待できないでしょう。
 逆にパスプロテクトは抑えこみ続けました。左に動きながらのパンチの強さと2発目を繰り出すまでの流れの持って行きかたは素晴らしいです。

 LTは背中を守れば良いのですけれど、近年はそこそこのパワーも併せ持つバランス型に評価が高くなるように思えます。良くも悪くも古いタイプのパスプロ専科LTを獲得しましたが、ランブロックを改善する事が出来るかどうか?Jason Petersの元でトレーニングを積む事でどこまでレベルアップしてデビューする事になるのか?少し時間を与えて貰えそうなのは良い事だと思います。


 2日目の指名権は2巡53位と57位、トレードで2つ失った3日目の指名は4巡138位、5巡163位の2つになりました。
 2巡ではRB.WR.LB.S辺りの指名でしょうか、LB取るには少し難しい位置に思えます。

Jerniganと再契約

2019-04-26 02:00:00 | イーグルス
 ドラフト当日に補強がありました、4年契約後にヘルニアの手術を受けシーズン半休しカットされていたTimmy Jerniganと1年契約で合意したようです。
 キャンプがきつくて解雇であり、怪我の治療後に復帰したシーズン後半は良いプレイを見せていました。正直、10ミリオン程度のキャップヒットでも残すべきと(Malik Jackson獲得までは)考えていましたから、ここまで売れ残るとは予想していませんでした。
 今年DTの若返りを考えるのは良い選択肢の一つだと思ってはいましたけれど、これで実力者3人の強力なローテーションが組めます。DTの指名は有っても4-6巡でしょうね、Beau Allen,Haloti Ngataと340ポンド級の置き石DTを使ってきました、その代役を下位で取る可能性は有ると思います。


 モックの集計ではChristian Wilkins,Jeffery Simmons,Dexter Lawrenceと誰が残るか誰を取るかはまちまちでしたがDT1巡予想が一番多かったのですけれどDT1巡はほぼないでしょうね(怪我のSimmons取る為に開幕時の3番手を固めた可能性はありますけど)
 Jaspn Petersの後継LTかBrandon Brooksの怪我の穴を埋めるOG、引退が近いと言われる(MCL部分断絶のままプレイしていたらしい)Jason Kelceの後継C(ここはIsaac Seumaloになるかもしれません)どこを取るにしてもOLの即戦力はチームを助ける事になります。

 WRではDeSean Jacksonのコピーと言われる(サイズと40ヤードの数字はそのままコピーです)Marquise Brown指名なのか、25-40位くらいの指名が予想されるWR郡3-4人から好みの選手を選ぶのかもしれません。
 DeSeanはスピード落ちてきている事、Alshon Jefferyは怪我が多い事とキャップヒット的に来年以降解雇の可能性があること(もちろん代役の加入なしで解雇はありえません)そして、Nelson Agholorは5年目オプションの単年契約なので、WR指名後にトレードに出したりする事も可能です。Agholorは2番手向きのJeremy Maclinのような存在ですし高額の長期契約をする選手では無いと考えますから、ここで上位指名も有るでしょう。
 また、CBやSのDB取る確率も上がりました。1巡だけでなく2巡でSの確率が跳ね上がったと考えます。DT取らなくて良いなら2巡でSは確定でしょう(私がGMなら)

 本当は一番補強しなければならないLBですが、上位2人は早めに売れそうです。2巡なのか4巡なのか、ドラフト後のFAなのか・・・1巡アップしてまで取りたくは無いです。


 ドラフト当日に2年間2番手だったJerniganを呼び戻しました。これは素晴らしい保険ですし、ドラフト戦略で柔軟さを増す事になります。