家具は固定しましょう

　お客さんの家で地震にあったのですが、玄関で作業中だった為に最初は地震に気が付かず、お客さんが家の奥から飛び出てきて気が付きました。家全体からギーゴギーゴと言うきしむ音がしていました、すぐに作業を中止して帰宅しました。積んであった物はほぼ全て崩れ落ち、ガラス製品などが割れたりしましたが、致命的な被害は無くCBとか本を棚に戻す作業と家族を車で迎えに行ったりしていました。家具を固定する道具を使ったものは一つも倒れず（中身は倒れましたけど）、使わなかったものはほぼ全て倒れ、車輪の付いた棚は場所はどうすればここに動くのか？と思う所にまで移動しましたが中身は無事でした。家具固定の重要さを思い知りました。

右側の入れ替えを優先して欲しいです

　再建が必要なのか、現行メンバーで育成可能なのかフロントのとコーチの考え次第で補強の比重が大きく変わりそうなOL、私は右側2人入れ替えで良いと思っています。

　Jason Petersは2014年まで契約が有り、今後は10ミリオンのキャップヒットが有ります。それでもプロボウル級のLTと考えれば致し方ない金額でしょう。
　Todd Herremansは13年まで、今後も2.5ミリオン程度のキャップヒットですし足の怪我が多い事を除けばあと3年間問題なくLGを務めてくれるはずです。
　Mike McGlynnは4年契約の最終年度、C/Gが出来ると言う点でNick Coleの後継者となるでしょう、契約延長を希望します。
　Jamaal Jacksonは13年まで契約があるものの、年齢的衰えで若手と入れ替わる方が先でしょう。今年のCがどちらになるかは分かりませんが。
　ローテンダーオファーを受けているMax Jean-Gillesですが、労使交渉によってはUFAになります。1対1で押せず押されずですしRGとしてスターターを張る選手では無いと思います。
　Winston Justiceは4年契約の2年目、ルーキー時契約の最終年度に目覚めたかと思えばまた停滞期に入りました。膝の手術はリハビリに時間が掛かるかもしれないと言われていますし、基本怠け者でしょうからカットする準備をするべきだと思います。

　King Dunlapはルーキー時4年契約の最終年度、押せず押されずですが延びる要素が有るのか無いのかマッチアップの相手でプレイが変わってしまうので良く分かりません。
　Asutin HowardはルーキーFAからで3年契約の2年目、ドラフトなどで補強しなかった場合にはHowardの成長に期待していると考えて良いと思います。個人的には2年目の急成長でRTのスターターに昇格して欲しいのですけど。
　PS暮らしのFenuki Tupouは契約とカット＞PS入りを繰り返していて何度サインボーナス（微々たる物ですが）貰ったのでしょうか・・・良くも悪くもPS要員なのですかねえ・・・
　RFA拡大枠ですがオファーを受けなかったNick Coleは放出となりそうです。RGのスターターとしてチームで1番のランブロッカーだった時期も有るのですけれど、怪我が増えた事で5-11しかないサイズ不足が表面化してしまいました。それでも胃の手術をしないと痩せられないGillesよりはずっとずっとずっと良い選手だと思いますけど。

　やる気が見られないGillesとJsuticeはばっさり切り捨てて再構成して欲しいのですけれど、年齢的には左側の再構成が2年後に待っています。最低でも1.2巡指名で1人は指名してランブロックの向上を狙わなければオフェンス全体にとって大きな損失となります。出来るならば右側2枚とも入れ替えて欲しいのですけどね・・・

ドラフト本買いました

　Pro football weeklyのドラフトガイドを買ってきました、スカウティングコンバインをやる前（下手をすればシニアボウル前かも）の評価なのですが、これはこれで貴重なデータになります。40ヤードの数字などで評価が乱高下する前、カレッジでのプレイを見ての評価（と言っても地区ごとに担当が違うので均一な基準ではないですが）とドラフト直前の評価を後になって振り返るとコンバイン前の評価の方が正しい事も結構あります。
　FAがドラフトの前か後か、現行のRFA拡大枠がどうなるのか、これでドラフト戦略は大きく変わってくるでしょう。RCBの補強は絶対必要ですが、RFA拡大枠が無くなれば中堅スターターがFA市場に多数出ます。ドラフトが先でRFA枠の見通しが見えなければ嫌でも1-2巡で即戦力CBを取らなければならなくなります（Nnamdi Asomugha獲得に失敗したらシーズン終わりと言うわけにはいきません）またRFA拡大枠のままFA市場が開きドラフトになった場合は手ごろなCBはRFAでプロテクトされていますからAsomugha取れるかどうかで大きく指名ポジションが変わります。
　FA市場、RFA拡大枠、今年は例年とは違うドラフトになるでしょう。ドラフトに影響が出ないように労使交渉がまとまると良いのですけれど。

WestbrookはMcCoyのバックアップで良いのかな？

　コーチの大幅な入れ替えが有りましたが、フロント内部にも少し入れ替えが出ました。スカウトのCharles London がTENのアシスタントコーチに就任しています、元々スカウトよりもコーチ歴の長い人でしたので現場復帰した形です。サラリーキャップ管理担当のAdam Katzがチームを離れる事になるらしいのですが、フロント内部はかなり分かりにくい事になっているので実際にどういう仕事をしたのかは不明です。

　
　Brian WestbrookがEaglesに戻りたいと言ったようです。Andy Reidとは今でも連絡を取り合っていて、ルーキーから8年プレイしたPhiladelphiaは特別な場所でチームの助けになるならば契約をしたいと話しているそうです。
　SFでゆっくり休んでシーズン後半まだプレイ出来る所を見せました、能力的にはまだやれると思うのですけれど、LeSean McCoyのバックアップと言う形での復帰を受け入れるかどうかが問題になるでしょう。


　QBとの相性なのか、契約延長で気が緩んだのかBrent Celekのキャッチミスが増え、2番手も固定出来ないままシーズンが終りました。
　Ceiekは2015年まで契約が有ります、来年以降5ミリオン前後のキャップヒットになりますし不甲斐ないプレイを続けると若手を見つけてカットの危険性が出てくるかもしれません。
　Clay Harborは4年契約の2年目、STでは活躍しましたがTEとしては経験不足です。TE2番手の能力がMicheal Vickを活かすのに重要と考えていますし成長してくれると良いのですけれど。
　John NalboneとCornekius Ingramは共に2年契約、PS暮らしの2人ですしHarborを追い抜くのは難しいでしょう。Ingramは左の膝さえ良くなればと思うのですけれど、もう治らないかもしれません。

DeSeanの値段

　Micheal Vick以上にDeSean Jacksonとの契約延長が気になるのですが、労使交渉が決着しないと動きようがないです。とりあえず7日間交渉が続く事になりました、MBAやMLBとかの労使状況を見るとNFLのシステムは非常に合理的だと思います。引退後の年金の財源を確保する以外に現状から大きく変更する必要は無いと思うのですけれど。


　DeSeanはルーキー時の4年契約の最終年度になります、5年35-50ミリオン程度の契約延長が待っているはずです、脳震盪やサイズの無さ、問題箇所は有りますがビックプレイメーカーとしての能力はそれだけの金額を支払うに値します。
　Jeremy Maclinは5年契約の3年目、Jason Avantは4年契約の2年目と契約を残します。DeSeanとの契約延長に失敗した場合でもこの2人で平均的なスターターコンビを組む事も出来るでしょう、破壊力は格段に落ちますけれど。
　Riley Cooperは4年契約の2年目、Chad Hallは3年契約の2年目でその後RFAです。NYGをカットされてSinorice Mossは単年契約、ここら辺が4-5番手争いをする事になります。サイズの有るCooperは2年目で良くなる事が期待されますルート取りの改善でサードダウンやレッドゾーンでの働きを期待しますが、このチームの大型WRは小柄なCBとサイドライン際で1対1をするのが仕事になってしまいます・・・
　Hallはリターナーとしてはストレートスピードに欠けます、RBとしても使える機敏さは有りますが欲しいのはPRではなくKRです。Mossは怪我の多さでカットされました、復活できるかどうかは膝の状態次第でしょう。

　DeSeanと契約延長が出来れば、あと3年はリーグトップクラスの3人組を維持できます。もし流出した場合には来年FAかドラフトで大きな出費をしなければなりませんし、値段は高くなっても契約延長をした方が確実です。ドラフト下位でリターナー候補を獲得する可能性は有りますが、上位指名でDeSeanが抜けた後の心配をするような事はしないと思います。