イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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2人で25ミリオンのCBコンビ?

2011-03-21 02:17:00 | イーグルス
 Micheal Vickが1巡1位指名されてから10年が経ったようです、今よりもスピードが出なかった時代コンバインでの40ヤード記録を長く持っていましたし今でも凄い身体能力の持ち主です。若い頃に頭脳面での成長が有れば世界を変える事が出来たのかもしれませんが、努力する事が出来るのも才能の一部でしょうし全てを与えられる訳ではないのですよね。


 Asante Samuelに投げさせる為にも反対側のCBが重要なのですが、Shildon Brownの放出からEllis Hobbs昇格の流れは大失敗に終りました。

 Asante Samuelは残り3年9-11ミリオンを貰う事になります、支払うだけの価値は有りますが反対側のCBを大金を支払って獲得する事が難しくなる数字です。

 開幕時の4番手CB Dimitri Pattersonは気が付くとスターターになっていましたが、能力不足は明らかでダイムバック兼STエースが本来の役割です。そう言う点から考えても拡大枠RFAで引き止め権だけをオファーしたのは正しい判断でしょう、大金を支払うチームが出るとは思えません。

 ニッケルからのCBブリッツが売りのJoselio HansonはCBブリッツをコールしないSean McDermottの影響を最も大きく受けた選手の1人でしょう。契約延長であと3年契約が残ります、今年の大不振がシステムの影響なのか、怪我を抱えていたのか、衰えが始まったのか、どれなのかは不明ですがスピードも機敏さも皆無の酷いシーズンでした。補強が1人なら残留でしょうけれど、2人補強した場合にはカットの対象になると思います。

 ルーキーTrevard Lindleyは4年契約の2年目です。トップスピード不足は明らかですしFS転向も考えるべきかもしれません(タックルが上手くないですから難しいでしょうけれど)CBとしてはニッケルが精一杯ではないかと思います。バンプからショートエリア勝負のシステムに成れば生き返るかもしれません。

 Ellis Hobbsは引退しないようですけれど、拡大枠RFAのオファーを出していませんし、欲しがるチームが有るとも思えません。
 その他のPS組はFA・ドラフトでの補強が必ず有る事を考えても厳しい生き残りになるでしょう。

 3年45ミリオンの契約を終えてUFAになるNnamdi Asomughaを獲得するには4年60ミリオンとかの大金が必要になるでしょう。Samuelと2人で20-30ミリオンものお金をCBに注ぎ込む事が出来るのか、正しいのか本当に難しい判断になると思います。個人的にはドラフト上位と中堅FAでの2枚補強でSamuelを避けられない程度にすれば十分だと考えています。

誰を残すのかが難しい

2011-03-19 05:32:00 | イーグルス
 Andy Reidの記者会見、Kevin Kolbをトレードすると決まった訳ではない(トレード確定すれば値段が下がるから当たり前)と相変わらずつまらない事を言っていますし、入れ替えたコーチ陣との打ち合わせも上手く行っていて、ディフェンスがどう変化するのか早く見たい。これまたお決まりの表現を繰り返すだけです。



 2010シーズン開幕戦のスターターが全員FAになるLB陣、誰をキープするのか若手に入れ替えるのかFA戦略と言う意味で最も難解なポジションです。

 Stewart Bradleyはルーキー時の4年契約を終えて拡大枠RFAの2巡オファーを貰っています。健康であればスターターとしてチームの核になるべき存在なのですが、ACLで離脱してから若干動きが悪くなった印象を持ちます。2年経ちますし完治する事が期待出来れば放出する事は無いでしょう。MLBを受け持ってきましたが、カレッジではSSかSLB.DEまでプレイしていてプロでもTEカバーを担当していましたしSLBでも使えるでしょう。

 元1巡のErnie Simsはルーキー時の5年契約を終え拡大枠RFAですがオファーを受けずUFAになりました。小柄なカバー2向きWLBでリードブロッカーを外す可能性がほぼ0%の非力さはランディフェンスで致命的です。ゾーンカバーがそれを補うほど素晴らしい訳でもなく、ニッケルLBで使うのが精一杯でしょう。

 WLBからMLB.SLBとLBをたらいまわしにされる元STキャプテンのAkeem Jordanは3年終了RFAの単年契約を終えて拡大枠RFAでしたが残念な事にオファーを得られずUFAとなりました。LBとしてはどこをやっても2流なのですが、STとしては常にチーム上位のタックル・リターンブロックを記録しています。再契約するべき人材だと思うのですけれど・・・

 ルーキー時にスターターに抜擢されたものの、膝や足首の怪我でスピードが落ちてしまったOmar Gaitherは拡大枠RFAの単年契約を終え、今年もRFAですがオファーが無くUFAになりました。WLBからMLBへのコンバートでのバルクアップに体が付いていけなかった印象です。好きな選手なのですけれど居場所が無さそうです。

 ルーキー時の4年契約の3年目になるMoise Fokou、ルーキー時に比べれば無駄な反則も減り(まだ多すぎるのですけれど)運動能力の方に目が行くようになりました。フィールドのどこにでも姿を見せる運動量は素晴らしいですし、1対1で負けないパワーも有ります。TEをカバーする技術が身に付けば良いOLBになるでしょう。

 Bradley欠場後にMLBとして登場したJamar Chaneyをどう評価するのかがFAの多いLB陣の行方を左右します。4年契約の2年目でパワースピード共に持ち合わせていますがパスカバーではうろうろしているだけでマンでもゾーンでも技術不足です。脳味噌が成長するか、経験を積めば伸びると言う訳でもないのですけれどルーキー時からスターターを経験した事での成長を期待します。

 コンバインでのLB40ヤード最速を記録したKeenan Claytonも4年契約の2年目を迎えます。前には速いが横と後ろは速くないようですし4-3のLBでは使い方が難しそうです。ST要員としては前に速いのは有用でしょうし、まずはアクティブになる事が目標でしょう。

 FokouをWLB、BradleyをSLBにしてChaneyをMLB、これがベターな布陣だと考えています。ドラフト2.3日目での補強は有るでしょうし、4番手をFAか再契約で補充する必要があります。拡大枠RFAがなくなる場合にBradleyをキープするのは難しいかもしれません、3-4のILBとして高値が付くと考えます。

システム変更の影響が大きいのはDTでしょう

2011-03-17 04:48:00 | イーグルス
 書く事が無いなら観戦記を書けば良いじゃないか、そう思うのですけれど観戦記を出発から書いても試合当日から書いてもなんか上手く書けないのですよ・・・

 Mike Pattersonが今後の契約は無効とか訳の分からない事を言い出したりもしましたけれど、いつの間にか収まりました。2016年まで契約を残し4ミリオン前後を貰い続ける予定になっています。OLを突破してもQBを捕まえる足が無いのですが(コンバインで40ヤード4.8を出したのは何だったのでしょう)ランストップでは良い仕事をします。
 Brodrick Bunkleyはルーキー時の6年契約の最終年度を迎えます。プロボウル候補だった2009シーズンからスターターから降ろされた2010シーズンと急降下する事になりました。怪我の影響だとは思いますし、このまま終わってしまうとは思いたくないのですけれどねえ。
 スターターを奪ったのはAntonio Dixonは3年契約の3年目、これまでの制度ではシーズン終了後RFAになります。320ポンドとは思えない前への出足でランストップ・パスラッシュともに有用なモーターとパワーを持ちます。ただ、無名DTが1年活躍>契約延長の流れはあまり長続きしないのですよね・・・
 Trevor Lawsもルーキー時の4年契約の最終年度です。パスラッシュDTとして開花しましたし、新システムでは重要な役割を担う事になるはずです。ランディフェンス時に問題が有りますし、スターターで使うのは難しいかもしれません。
 PSから53人枠に昇格した試合でACL断絶の怪我をしたJeff Owensの能力は未知数です。怪我をしなければ有効な5番手になるはずですが、難しいかもしれません。

 Bunkley.Dixon.Lawsの中で誰を残すのか、新システムへの適合(とお値段)を考えるとLawsとDixonを残すような気がします。パスラッシュ重視だとPattersonカットでBunkley残留が良さそうですけれど、どうなるのかは本当に予想が難しいです。

Grahamの膝は時間が掛かるでしょうねえ

2011-03-15 03:10:00 | イーグルス
 Brandon Grahamが怪我しなければ成長を待つだけのポジションだったはずのDEですが、残念な事に今年も補強が必要なポジションになってしまいそうです。

 Trent Coleは2013年まで契約が有り、4ミリオン程度のベースサラリーで働いてくれています。パスラッシュ重視に変わる事で更に良くなる事が期待出来ます。
 Brandon Grahamは6年契約の2年目、ACLからの復帰になります。キャンプには間に合うかは微妙な所だと思いますし、PUPからIRでシーズンを終えるかもしれません。
 契約最終年度になるJaqua Parkerと契約延長をする可能性は低いでしょう。若手をぶつけられ続けても気が付けばスターターを維持しているJaquaですが、バックアップでたまに出てくる程度の方が良いプレイをするのですけれどねえ・・・
 Darryl Tappはトレード相手のChris Clemonが大活躍しましたし、ColeのバックアップではなくJaquaからスターターを奪うようなプレイを見せて欲しいものです。3年契約の2年目になります。
 Daniel Te-o Nesheimは4年契約の2年目になります、外から抜くにはスピード不足で内から抜く技術は無いですし3巡指名ですがルーキーとロスター枠を争う事になりそうです。
 Ricky Sappは4年契約の2年目で膝を手術していますがキャンプまでには完治の予定です。本質は3-4OLBなのでしょうけれど、パスラッシュ重視のDLを作るのであれば出番が来るかもしれません。
 Victor Abiamiriは膝の手術から復帰出来ないままシーズンを終え、拡大枠RFAのオファーを貰えずにUFAになりました。再契約の可能性は極めて低いでしょうね。

 Grahamが間に合うか、Tappで穴を埋められるのか、4番手をDaniel君とSappで争わせて良いのか、ドラフト・FAでの補強の重要度の判断は難しいです。

勝利者の居ない戦いになってしまいました

2011-03-13 05:08:00 | イーグルス
 想定外の規模の地震になったのでしょうが、原発の安全装置の貧弱さは理解出来ません。私は原発不要論者ではありません、化石燃料は車とかに使い原子力を大規模施設で運営したほうが効率的だと思うのですけれど、事故を起こさないのが大前提の施設とは思えないです。


 労使交渉が決裂してオーナー側はロックアウト、選手会側は選手会を解散してトラスト法での起訴と言う流れとなりました。オーナーサイドはかなり譲歩した事を公開しましたが選手会側はチーム別の資産運営が明らかにならないの一点張りですし、現段階での情報では選手会側が原則論にこだわりすぎた印象を持ちます。
 極論をぶつけ合ってどちらかが勝つような交渉は好きじゃないです、日本的なそれなりに妥協しあうような交渉なら負けてやる事も出来るのですけれど、勝った方が総取りの交渉だと突っぱねるしかないですから。
 裁判の中でそれとは別に交渉が続くのか、裁判で2審3審と控訴合戦が終るまで続くのか、続報を待ちたいと思います。