イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

エースが欲しい

2014-02-05 04:17:00 | イーグルス
 Nnamdi AsomughaとDRCを放出、Cary WilliamsとBradley FletcherをFAで加入させました。ニッケルに2年目Brandon Boykinを加えた新ユニットを組むことになりました。

Cary Williams 3年契約の1年目終了
 BALのRCBとして2年間スターターを勤めています。爆発的なスピードは無いものの、ランサポートまで含めた総合力で評価するタイプのCBです。
 ミニキャンプ初日から結婚式だなんだとサボり続け、大丈夫かと心配になりましたが、プレシーズンが始まればきっちりと調整してきました。

16試合先発 67タックル 3INT 11PD 1サック

 ギャンブルINT狙いが過ぎる場面も有りましたが、基本的に堅実にカバーを続けました。ただ山を張るのか、フィルムスタディで読めた時に動くのか、ギャンブルの評価はそこら辺の内情しだいでしょうか。
 ランサポートでも酷いプレイと素晴らしいブロック、やや波が有りましたけれど、CBとしては上出来と言えます。
 シーズン序盤スピードが無いのにディープまでカバーさせられて苦戦していますが、修正された後半は堅実さが増しています。


Bradley Fletcher 2年契約の1年目終了
 STLで2011年ACLの怪我によってスターターから降格、12年はニッケル・ダイムでのプレイでした。怪我から復帰後冴えなかった選手をスターター待遇で呼んだのは疑問もありました。

13試合先発 70タックル 2INT 15PD

 脳震盪で1試合、胸を痛めて2試合欠場しました。エースと対峙するLCBとしては平凡な能力(本来2番手程度)なのですが、欠場中に穴を埋めるのに苦労した事で重要さが分かる結果となりました。
 スピード、カバー技術、ランサポート、良くも悪くも平均的で凄くないけれど穴も無い。ただ、ニッケルでインサイドに置くよりは外向きだと思います。ドラフト・FAでのDB補強でスターターから降格した時に使い方が難しいかもしれません。


Brandon Boykin ルーキー時の4年契約の2年目終了
 ニッケルCBとして2年目を迎えます。小柄な割に横への動きが良い訳でない。小柄な割に縦へのジャンプが良く、ハイボールには手が伸びる。サイズで判断しにくい選手です。
 スターターに挑戦するかと思われましたが、ニッケル専任となりました。サイズを考えると賢明な判断でしょう。

16試合出場1試合先発(記録上2試合先発)47タックル 6INT 17PD
 
 ボールの有る場所に顔を出す割に、INTのキャッチミスが多かったルーキーシーズンから、チャンスボールは逃さない、多分精神的に成長したのでしょう。6INTはリーグ2位の成績です。
 ランサポートでもかなりの成長が見えました、しかし、ニッケルに求められるスロットレシーバーのクロスルートに付いていけないのは問題です。ゾーンでのフリーカバーでは良い仕事をしますが、マンカバーはまだまだ未熟に見えます。


Roc Carmichael 2年契約の1年目終了
 2011年4巡指名でHOUに入団、ファイナルカットに残れずに居た所をFletcherの怪我、Brandon Hughesの不振でシーズン中に契約しています。

13試合出場 2試合先発 16タックル 3PD

 シーズン中盤Fletcherの怪我で2試合スターターを勤めています。怪我で途中出たOAK戦はまずまずのプレイでしたが、スターターとしては狙われてしまいました。
 穴埋めとしては十分でしたが、長期的に育成して行く選手ではないと思われます。


Curtis Marsh 2年契約の1年目終了
 元3巡指名ですが、ついにカットされました。CINに拾われますが2試合出場後にカットされ、その後出戻り契約しています。

1試合出場 

 キャンプではファーストチームに抜擢されたりしたのですけれど、実戦でのプレイを見るとNFLで通用する選手ではないです。期待したのですけれど、キャンプまで残るかすら疑問です。


Brandon Hughes
 どこが良いのか全く分からないのですけれど、Billy Davisに気に入られてセカンドチームのLCBとしてプレシーズンプレイ、Fletcher欠場の2週目SD戦では先発扱いでプレイしました。が、全く歯が立たずに降格、解雇されています。


 同じユニットで熟成、と言う感じではないですね。LCBとして相手のエースWRと対戦出来るエースの加入が必要です。
 シーズン前半、FletcherをSSがカバーする事でDBのバランスが崩れました。1対1で大負けしない、最低限そう思える選手を加える事がバランス修正に繋がってディフェンスを大きく改善するはずです。
 幸い、FAに若くてスターターが勤まる選手がたくさん居ます。Vontae Davis,Sam Shields,Alterraun Verner辺りは即スターターでしょうし、他にも数人若くて良い選手がFA候補です。ドラフト上位を使うかFAで取るか、確実に1人は獲得するでしょう。



 全くもって記憶から消えていたのですけれど、Sの資料見ているときに思い出したので追記

Jordan Poyer ドラフト7巡で指名したオールアメリカン、3-4巡指名が予想されたのですが7巡まで落ちました。スピード不足が理由だったのでしょう、プレシーズンゲームから縦の速さ不足が深刻でクッションを空けても抜かれる有様でした。3試合出場した時点で諦めたようで10月中旬にカットしました。その後CLEに拾われ、SSとして出場しているようです。

SEAディフェンスの圧勝

2014-02-03 19:13:00 | NFL
 スーパーボウルの試合開始前の予想は、SEAのオフェンスは普通に20点くらいは取るだろう、DENのオフェンスがそれ以上取れるか?Peyton Manningならゾーンの隙間にWes Welkerを走らせて攻略するのではないか?SEA有利の予想でしたけれど、ここまで一方的な試合になる可能性は高くないと考えていました(噛み合わない可能性も有るとは思っていましたけれど・・・

 最初のスナップミスからのセーフティ、タイミングが合う合わないも致命的でしたが、どっちにしてもManningの頭を越すボールでした(待ち構えてれば届いてその場ファンブル>リカバーくらいで済んだでしょうけれど)ノイズとかの問題以上に最初のプレイと言うことで硬くなって居たのでしょう。
 その後も、Manningのステップアップからのパスをさせないように内側をしっかりと押さえつけながらポケットを壊す完璧なパスラッシュを仕掛け続けたSEAのDLの勝ちでした。内側をDT2枚でOL3人押さえ込む、簡単な筈が無いのですけれど、前半完璧に後半もほぼ完璧に押さえ込みました。同時に、左右からDEが襲い掛かる。こうなってはQBに出来ることは無いです。
 速いテンポのプレッシャーから逃れる為にスクリーンを出しても、ディープに投げる時間が無いのを見越したLB.DBが物凄い出足で潰す。ランを出そうとしてもOLが負けている為に上手く行かない。こういう時のWelkerですが、7ヤード付近でしっかり止める包み込みを行いました。普通に考えると、Welkerに人数掛けすぎれば足りなくなるはず(その分Demaryius Thomasには通っていました)上手く両立させたシステム構築と駆け引きでSEAのコーチが頭脳面でも圧倒した印象です。

 SEA側のオフェンス、何をしたというよりも、Percy Harvinのエンドアラウンド2発。ランディフェンスやる気が無いDRCを狙い撃ちして、その後も横にディフェンスを広げるオフェンスを見せました。Marshawn Lynchのランを止める事を最優先で考えていたであろうDENディフェンスは横に揺さぶられました。それでも、ランを止めるという方針をぶれずに続けたのは間違っていなかったと思いますが、オフェンスが失点を続けてはどうにも出来ませんでした。

 DENのオフェンスを指揮したとしても、ライン戦で負けすぎて、打開の為のスクリーンも潰されて、切り札Welkerも潰されて、手の打ちようが無かったです。今もう一回試合をすれば、カードを切る順番を変える事でもう少しマシな結果にはなったでしょう。でも、今回の試合の途中でどう立て直すのか?全く思いつかないまま終わってしまいました。SEAのディフェンスを褒めましょう。

 ドラフトまでがシーズン。スカウティングコンバインからFA解禁、そしてドラフト。あと3ヶ月間 次のスーパーボウルに向けた準備をする時間です。SEAを倒す為にどこを補強しましょうかね。

スーパーボウル観戦会のお知らせ

2014-02-03 18:14:00 | NFL
 スーパーボウル観戦会のお知らせです。

 今年も赤坂のホブゴブリンでスーパーボウル観戦会をしようと思います。
http://www.hobgoblin.jp/

 ここの良いところは席料取らない事。料理はこの日特別メニューのパンケーキ+ベーコン+卵焼き。のような軽食だけなのですが、ビールはイギリスのビールの輸入代理店もしている会社らしく珍しいものが揃っています。
 参加希望の方はコメント欄にお願いします。

ホブゴブリン赤坂店の地図などはこちら
http://www.hobgoblin.jp/Akasaka/tabid/118/language/ja-JP/Default.aspx

補強不要

2014-02-02 09:59:00 | イーグルス
 本来4-3MLBのDeMeco Ryansと4-3WLBが良いと考えていたMychel Kendricks。3-4移行でDeMecoが潰れる役になるのが勿体無いと考えていました。

 
DeMeco Ryans 6年契約の4年目終了
 HOU時代4-3から3-4に移行した事でプロボウル2回の輝きを失った事から、3-4適性に問題が有る可能性も有ったのですが、当時の経験を活かしたプレイを見せました。

16試合先発 127タックル 4サック 2INT

 ILB2人のうち大柄なDeMecoが潰れるのを心配したのですけれど、堅実なランストップでシーズン通じて素晴らしい仕事を続けました。
 Kendricksがブリッツする場面ではMLBとしてスペースを埋め、2人でショートゾーンを守る場面も有り、万能LBとしてプロボウル級の活躍でした。このままLBの要としてプレイを続けて欲しいものです。


Mychel Kendricks ルーキー時の4年契約の2年目終了
 4-3から3-4への移行はカレッジ時代一番数字を出したシステムに戻ることになりました。WLBとしてリードブロックに呑まれる事が多かった事がILBでプレイできるかパワー不足を懸念しました。

15試合先発 106タックル 5サック 3INT

 ブリッツでインサイドから切り裂くプレイ、パスカバー担当ILBとしてTEとディープまで追いかけるプレイ、そしてインサイドのランサポート。機動力を活かして前後左右に動きました。
 画面上DeMecoよりも派手に動いていたのですが(GB戦の最初に怪我したので実質2試合欠場)案外タックルなどの数字に差がありました。一発で堅実に止める動きなど、確実性でやや劣るのかもしれません。
 高さが足りないのですが、機動力でTEのカバーを担当しています。本当に、もう少し高さがあれば完璧なILBなのですけれどねえ・・・2年目終了しましたし、契約延長の話が出るかもしれません。


Najee Goode 2年契約の2年目(RFA)
 2012年TBの5巡指名、3試合出場ですがタックルなどの記録は残っていません。キャンプはTBで参加しましたがファイナルカットに残れずにカットされました。PFFの採点ではプレシーズンゲームの記録でカットされたLBで最高点でした。

14試合出場 1試合先発 21タックル 1サック

 Kendricks欠場時に先発しています。怪我をしてすぐ引っ込んだGB戦は5タックル、先発したWAS戦は6タックル1サック。使えばそれなりに仕事をする所は見せていますが、スターター2人と比べるとパワー・スピード共に見劣りします(Kendricksと同じだけ動くLBなんてなかなか居ませんけど)
 父親のJohn GoodeはTEで1985年にEaglesに所属しています、14試合出場0キャッチ。


Jake Knott 3年契約の1年目終了(RFA)
 ルーキーFAとしてIowa Stateから入団しました。カレッジで3-4経験が有ると言う事で、システム習得は早くキャンプでは良いプレイをしていたようです。
 プレシーズンゲームでもセカンド・サードチームのILBとしてディフェンスの中心に居ました。

12試合出場 8タックル

 Goodeの加入でILB4番手となり、なかなかプレイタイムが貰えないままシーズンが終わってしまいました。まずは3番手を狙い、2年後Ryansと入れ替わってくれるのがベストな成長パターンですけれど、そこまで行くから14シーズンを見てから考えましょうか。


Emmanuel Acho 2年契約の1年目終了(RFA)
 2012年CLEの6巡指名、1年目は足の怪我でIRで過ごしています。Dion LewisとのトレードでEaglesに加入後、セカンドチームのOLBとしてプレシーズンプレイしました。良いプレイをしていたのですけれど、ファイナルカットに残れずGoodsと入れ替えで放出されています。
 その後NYGのPSに入りますが、10月に53人枠として再加入しています。
 
6試合出場 2タックル

 プレシーズンではOLBでしたが、再加入後はILBに入っていた印象です。ILB,OLB両方が出来るST要員、8番目のLBとして使い勝手の良い若手、そういう評価なのでしょう。


 DeMecoとKendricksであと2年は問題ないです。OLBもConner Barwinで片方は問題なし、パスラッシュ担当のROLBにTrent Coleの後継者を入れるのか?LB陣の問題点はここだけです。
 若手もGoode,Knott,Achoと居ますし取るなら大物パスラッシャー、中堅の補充は必要ないと考えます。