Patrick ChungとKenny Phillips、共に怪我の多い2人をFAで補強し、ドラフト5巡でEarl Wolffを指名、Nate AllenにKurt Colemanが居るところに3人加えました。結局Phillipsは怪我が完治しないでカットされてしまいましたけれど・・・
Nate Allen ルーキー時の4年契約終了
SSのファーストチームを守りきり、スターターとして開幕する事となりました。ランストップよりもパスカバー重視のSSとして、プレイアクションに引っかかる事が減ったのはワイドナインから3-4へ移行して良い変化でした。
16試合先発 82タックル 1サック 1INT 5PD
ミスタックルが減り、カバーマンとしても取られた後に鋭いタックルを入れる場面を多く見るようになりました。これでやっと平均レベルのスターターになった、と言うのが客観的評価でしょうけれども去年までに比べれば別人のような進歩を見せています。
UFAで再契約する必要が有る、と言う選手でもないですし、居なくなったら穴埋めを用意しなければならない。微妙な感じです、初日に売れるような事は無いでしょうし、大物を取り損ねたら再契約。くらいでしょうか。
Patrick Chung 3年契約の1年目終了
NEからFAで来ました。肩の怪我で2012年は8試合欠場(シーズン後半試合に復帰しています)怪我の多さが問題視されまていますがOregon大出身と言う事からか期待されての加入です。
12試合出場 10試合先発 59タックル 3PD
途中肩の怪我で4試合欠場、復帰後もスターターを譲りましたが、代役Wolffの怪我で後半スターターに復帰しました。
シーズン前半のシステムではSSが左に釣られる分、広い範囲のカバーを任せられて苦戦。後半のシステムでは一人後方を守りましたが、1対1のカバー力不足を露呈しました。本来SS向きだと考えていますし、パスカバーよりもランサポートやバランサーとして起用したいところです。
Earl Wolff ルーキー時の4年契約の1年目終了
5巡指名として入団、カレッジ時代はFSでした。プレシーズンゲームではSSをやっていた印象です。
11試合出場 6試合先発 45タックル 1INT 5PD
Chungの怪我で6試合先発しましたが、膝の怪我で後半欠場を続けました。
オフィシャルHPではSS表記ですがFSとどちらで育てるのかはまだ分かりません。タックルが甘く、カバーも経験不足なのか守っているのにボールが来た瞬間フリーにしていたりもします。運動能力の高いルーキー、そういうプレイでした。
Kurt Coleman ルーキー時の4年契約終了
2年間スターターでしたが、ベテラン2人の加入で構想外の扱いを受けました。ファイナルカットに残れないと見られていましたが、Phillipsの怪我で生き残りました。
15試合出場 14タックル
怪我人の穴埋めとして起用されました。元スターターですし使えばそれなりのプレイはするのですけれど、再契約する事はないでしょう。
Colt Anderson RFA1年契約終了
STエースですが、怪我によって迫力がなくなってきました。Sとしては計算されていません。
14試合出場 11タックル 1PD
ST要員として再契約が有るかもしれませんが、5年目のミニマムよりも安く使えるルーキーを選ぶと思われます。
長年スターターコンビを組んできたAllenにColeman、STエースとしてファイト溢れるプレイを見せてきたColt。揃ってUFAになり、ChungとWolffの2人だけが残ります。
Sはシステムの犠牲になるポジションです、シーズン前半のSSとFSを区別しないで右か左かの2ディープシステム、後半のSSを上げてFSが後方カバーの1ディープ。3-4に良くあるCBがややクッションを取りFSと3人後方を守る3ディープ。どれにするのかで人選が大きく変わります。
Chungは2ディープ向きでしょう、1ディープでFSやるパスカバー能力は持っていません。Wolffはどうですかねえ、育て方次第でしょうけれどパスカバーDBじゃあないでしょう。
3-4でSSをランサポートに回さない2ディープはランディフェンスに問題が出ます、ILBが優秀でも駄目だったのですから。そうなると、シーズン後半の1ディープにしてChungとWolffでSSを争い、パスカバーの出来るFSを獲得する。これが正解だと思うのです。
FAにはJairus Byrdが居ます。お値段は高いでしょうけれど、獲得出来れば素晴らしい補強になります。FSならChris Clemonsも良さそうです。
SSのT.J Ward,Donte Whitnerも良い選手ですけれど、SS獲得でChung,WolffをFSにするよりFS補強の方が効率が良いでしょう。
Nate Allen ルーキー時の4年契約終了
SSのファーストチームを守りきり、スターターとして開幕する事となりました。ランストップよりもパスカバー重視のSSとして、プレイアクションに引っかかる事が減ったのはワイドナインから3-4へ移行して良い変化でした。
16試合先発 82タックル 1サック 1INT 5PD
ミスタックルが減り、カバーマンとしても取られた後に鋭いタックルを入れる場面を多く見るようになりました。これでやっと平均レベルのスターターになった、と言うのが客観的評価でしょうけれども去年までに比べれば別人のような進歩を見せています。
UFAで再契約する必要が有る、と言う選手でもないですし、居なくなったら穴埋めを用意しなければならない。微妙な感じです、初日に売れるような事は無いでしょうし、大物を取り損ねたら再契約。くらいでしょうか。
Patrick Chung 3年契約の1年目終了
NEからFAで来ました。肩の怪我で2012年は8試合欠場(シーズン後半試合に復帰しています)怪我の多さが問題視されまていますがOregon大出身と言う事からか期待されての加入です。
12試合出場 10試合先発 59タックル 3PD
途中肩の怪我で4試合欠場、復帰後もスターターを譲りましたが、代役Wolffの怪我で後半スターターに復帰しました。
シーズン前半のシステムではSSが左に釣られる分、広い範囲のカバーを任せられて苦戦。後半のシステムでは一人後方を守りましたが、1対1のカバー力不足を露呈しました。本来SS向きだと考えていますし、パスカバーよりもランサポートやバランサーとして起用したいところです。
Earl Wolff ルーキー時の4年契約の1年目終了
5巡指名として入団、カレッジ時代はFSでした。プレシーズンゲームではSSをやっていた印象です。
11試合出場 6試合先発 45タックル 1INT 5PD
Chungの怪我で6試合先発しましたが、膝の怪我で後半欠場を続けました。
オフィシャルHPではSS表記ですがFSとどちらで育てるのかはまだ分かりません。タックルが甘く、カバーも経験不足なのか守っているのにボールが来た瞬間フリーにしていたりもします。運動能力の高いルーキー、そういうプレイでした。
Kurt Coleman ルーキー時の4年契約終了
2年間スターターでしたが、ベテラン2人の加入で構想外の扱いを受けました。ファイナルカットに残れないと見られていましたが、Phillipsの怪我で生き残りました。
15試合出場 14タックル
怪我人の穴埋めとして起用されました。元スターターですし使えばそれなりのプレイはするのですけれど、再契約する事はないでしょう。
Colt Anderson RFA1年契約終了
STエースですが、怪我によって迫力がなくなってきました。Sとしては計算されていません。
14試合出場 11タックル 1PD
ST要員として再契約が有るかもしれませんが、5年目のミニマムよりも安く使えるルーキーを選ぶと思われます。
長年スターターコンビを組んできたAllenにColeman、STエースとしてファイト溢れるプレイを見せてきたColt。揃ってUFAになり、ChungとWolffの2人だけが残ります。
Sはシステムの犠牲になるポジションです、シーズン前半のSSとFSを区別しないで右か左かの2ディープシステム、後半のSSを上げてFSが後方カバーの1ディープ。3-4に良くあるCBがややクッションを取りFSと3人後方を守る3ディープ。どれにするのかで人選が大きく変わります。
Chungは2ディープ向きでしょう、1ディープでFSやるパスカバー能力は持っていません。Wolffはどうですかねえ、育て方次第でしょうけれどパスカバーDBじゃあないでしょう。
3-4でSSをランサポートに回さない2ディープはランディフェンスに問題が出ます、ILBが優秀でも駄目だったのですから。そうなると、シーズン後半の1ディープにしてChungとWolffでSSを争い、パスカバーの出来るFSを獲得する。これが正解だと思うのです。
FAにはJairus Byrdが居ます。お値段は高いでしょうけれど、獲得出来れば素晴らしい補強になります。FSならChris Clemonsも良さそうです。
SSのT.J Ward,Donte Whitnerも良い選手ですけれど、SS獲得でChung,WolffをFSにするよりFS補強の方が効率が良いでしょう。