イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

ゾーンが出来るか、試合見てもわからない

2022-04-15 17:08:00 | イーグルス
 次にスターターが埋まっていないのはSになります、Anthony Harrisが単年で再契約、Rodney McLeodはINDと契約しました。
 Marcus Eppsが現状2番手です、2021シーズンはディフェンスの48%のプレイに参加しています(怪我の代役、3S時の3人目)K'Von Wallaceは22%のプレイタイムです。今シーズン開幕ならEppsがFSに入るでしょう。
 FAでTyrann Mathieuが加入する話もあります、Eaglesと面談した後はどこと話をしたと新しい情報が無いままになっているのですけれど、サインはしていません。5月で30歳になりますし、すこしスピードは落ちていますが、現役プロボウラーの加入は戦力アップになってくれるはずです。


 Mathieuが加入してくれれば、ドラフトで取る必要はまったくないです、スターター2枚(ベテラン)中堅、若手(伸び悩み)Sの4枠をきっちり埋めて居ることになります。
 問題は加入しなかった場合です、Eppsをスターター待遇はフロントとしての怠慢でしょう。スターターになれる1-2巡で取る必要があります。

 Kyle Hamiltonは40ヤードが速くなくて評価落とし気味のようですけれど、15位まで落ちる事はないでしょうね。
 Daxton Hillが18位の候補になります、チーム事情に余裕があったらぜひ欲しい、40ヤードも速いしパスカバーの技術もあります。ただ、SとCBで両方穴が有ったら先に埋めるのはCBです。チーム戦術とかでカバー効かない1対1のポジション優先です。
 個人的にはHillが18位なら喜んで取りたいのですけれど、WR+CB.CB+DL.WR+DLとか1巡2個の使い方を考えるとS入らないんですよね・・・
 この2人はFSタイプなので、カバー2のシステムに適応するわけですが、2巡以下のSはS/LBのようなBOXでランストップを得意とするタイプとFSタイプと混ざってきます。SSでも1人で後方ゾーンを守るシングルハイよりは指名しやすいですけれど、嗅覚と言うか反応が良くないとNFLレベルでBOX型はパスカバー厳しいでしょう(Wallasがそれにあたります)
 2巡のSはLewis CineとJaquan Brisker、2-4巡でJalen Pitre.Bryan Cook.Nick Cross辺りと予想していますが、ゾーンのパスカバーがしっかり出来そうなのはBriskerでSSタイプが多く見えます。2巡の51位も、1巡2個の次の3回目の指名でWR+CB+DLとかWR+CB+LBみたいな感じで組み合わせると、スターター不在なのですが、ここでS取るか?取らないよなあ・・・となってしまいます。今年のSha上位2人のあとは3番手から6-7番手まであまり変わらないように見えるのですよね。ゾーンカバーしっかりやれるなら2巡で問題ないですけれど、EaglesのS指名は外れの歴史ですからねえ・・・・・・

 もう2人とも他チームと契約していまいましたが、Staven Nelsonと再契約して、Hill取る方が、Mathieu取ってCB1巡より長期的に見て良かったような気がします(ゾーンしっかりやれるSってカレッジの試合だと見つからないんですよね)

CBは1巡で

2022-04-13 07:47:00 | ドラフト
 ドラフトでどのポジションから取るか?
スターターがFAで抜けた、大黒柱が高年齢化して引退が見えている、期待の若手が伸びずに次のくじ引きが必要。状況はともかく、スターター不在のCBとSを1枚は確実に埋める必要があります(Sはベテランを安価で拾ってくる路線が定着してますけどね・・・

 CBですが、Darius Slayが輝きを取り戻し、Avonte MaddoxがニッケルCBとして機能しました。
 Slayはリーグ最高額に近い契約の期待にこたえた形、3年契約の最後になるはずですが、Howie Rosemanのやりくり対象になって居付いてくれる事を期待します。
 Maddoxは外でスターター扱いして失敗しましたが、ショートエリアでの動きとランストップが良いのでニッケル専用として使って欲しいものです(外だとサイズの無さと縦で追走する時にスピード不足が出ます)
 そして、PITの元スターターだったのに安値で1年働いてくれたSteven Nelsonは可もなく不可もなく、給料以上の仕事はしてくれましたが工学を出して引き留めるほどではなかったです(だから今でもFA市場に居ます)

 若手枠として2年目のZech McPhearsonとTay Gowanが成長待ちなのですが、今年2番手として外を任せるのは無理でしょう。
 McPhesonはキャンプで高評価を受けていましたが、プレシーズンゲームでは平凡で、シーズン開幕後もST要員でした。
 ドラフト時はGowanの方が評価高かった気がします、トレードで来てからプレイ見ていないのですけれどキャンプ時の評価は即戦力では無い、と言った感じでした。
 2人とも、今年スターター!と言うイメージはないです。怪我が出た時の穴埋め兼4番手争いと言った感じでしょう。

 そうなると、Nelsonともう一回単年契約かドラフト1-2巡で即戦力のドラフトを期待する事になります。(先日Nelsonが他チームを訪問していると話が有りましたから、ドラフト後に取り損ねたら契約まで残ってるか微妙です)
 1巡で取る場合、今年最高のCBはSauce Gardnerで確定でしょう、6-10位くらいで消えるはずです。サイズとスピード両方あります、欲しいですけどねえ・・・(NOとのトレード前なら1巡2個でアップして取るなんて期待も出来ましたけれどね)
 次は素晴らしい1年目と怪我ばかりの2-3年目を過ごしたDerek Stingleyで10-15位くらいの予想が多いです。が、15位のうちまで残る予想はほとんど無いです。怪我を嫌って落ちてくる可能性はありますし、カレッジで怪我の多い選手でもJosh Sweetのように大成する事が有りますからね。落ちてきたら取るべき選手だと思います、が、怪我の多い選手をアップしてまで取るか?難しい所です。

 この2人が1位2位は程確定済み、3番手はTrent McDuffieとAndrew Booth が争っています。
 McDuffieはSidney Jonesと同じWashington大で、チームのイメージ通りのゾーン主体でやってきた選手になります。ランディフェンス頑張るけどマンカバーは???と言う評価も大学の特色そのままです(評論家もここの選手だから・・・でイメージ出来ちゃってるのかもしれませんが)40ヤードは4.44なので遅くないですし、手が28インチしかない以外は問題ないと見ます、5-11の身長よりも手の短さがどうでしょうかね?
 Boothも見た感じゾーンが多かったですが、McDuffieよりも運動能力に頼った素材型の印象です(ハムの怪我で測定種目不参加)伸びる要素はBoothが上、現段階ならMcDuffieですかね。McDuffieは10-15位、Boothは15-25位くらいの予想が多いです。

 ここまでが、Eaglesの持つ15位18位での指名候補になります。上位2人はアップが必要、取れそうな2人ならMcDuffieの方がSが2人で後ろを守る今もシステムならショートからミドルでのカバーは上でしょう。

 モックドラフト回してて本当に困るのは2巡51で取れるCBが居ない事です。
 Kaiir Elam.Kyler Gordon.Roger McCrearyの1巡下位から2巡上位の候補は消えているでしょう。
 5-8とサイズの問題がありますが、Marcus Jonesと面接したらしいです、リターンのスペシャリストでスピードは素晴らしいようですがキッキングのルール変更でリターナーの価値は下がってますし、Sを2人残すなら縦のスピード重視しますかねえ。
 Cam Taylor-Britt.Coby Bryant辺りからの2-3巡候補はまとまってるけどスターターでやれるかは取ってみてになるでしょう(カレッジの試合見てこいつ凄い!NFLでもやれる!ってのは無いんですよね)
 逆に、Alontae Taylor.Zyon McCollumのようなコンバインで4.3秒台を出した選手もカレッジの試合で凄いわけでもないし、NFLでも即通用するように見える凄い選手は1-2巡で消えて、あとはスカウトの眼次第なのでしょうね。

 と、いう訳で、1巡使ってCB取るのを期待します、2-3巡で残った中にフロントが取りたいと考えている良い選手が残ってくれれば良いのですけれど、残らなかった場合のCB陣は考えたくないです。

商売は上手い

2022-04-05 09:41:00 | イーグルス
 1巡指名権を3個持って居た2022年のドラフトですが、NOとドラフト権のトレードをしました。
 2022年1巡16位、18位と6巡194位を放出
 2022年18位、3巡101位、7巡237位と2023年の1巡、24年の2巡を手に入れました。

 個人的には29,30位を持って居るKC、32,34位を持つDET、35,38位を持つNYJ、辺りに1巡を渡してのトレードダウンは出来たら良いな。くらいには思っていたのですけれど、ここまで大規模なトレードをするのは予想外でした。
 1巡3個をしっかり使ってチームを作るよりも、1巡を一つ来年の物と交換して今年の3巡と2年後の2巡を増やしたことになります。誰が残っていたか?が重要なドラフトの結果どうなるのかは分かりませんが、トレードの対価としては十分な物を貰いました。

 Flecher Coxを始め、Brandon GrahamにDarius SlayにKason KelceとLane Johnsonのベテラン組がいて、Jalen Hurtsがルーキー契約のうちにもう一回。を捨てたわけではないのでしょうけれど、ドラフト権の価値が増す事の魅力を取った形です。

 これで、15位18位の1巡2個と51位、83位101位と3巡までに5個の指名権は変わらずとなります。もちろん、1巡と3巡では即戦力と言う点で大きな違いが出ますけれどね。
 個人的には、LBの補強でLB上位指名を捨てた分、このトレードが完成したのかな?Howie Rosemanだから、単純においしい話が来たから受けただけかも・・・とか、まだ情報が出揃っていませんけれど、1巡が減った分の穴埋めのFA補強はしなければいけません。それをしなかったら2年後の2巡一個得しても意味ないです。