7月26日、北海道遠征二日目は、ラムサール条約に基づき国際保護湿原として登録されている雨竜沼湿原へ・・・
ここ、去年も狙ってたんだけど、吊橋の修繕工事で山開きが遅れて諦めたんで、そのリベンジだよ
※ ラムサール条約: 特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約
今回のコースはこちら↓↓↓
南暑寒荘の登山口から入って、湿原を一周して帰路へ・・・ 南暑寒別岳まで足を延ばそうとも思ったけど、ヒグマの巣窟だというし(平日は入山者が少ないからヤバイ)、二日目なんで軽めにということで止めといた
※ コースタイム/ 南暑寒荘 08:35 ~ 白竜の滝 09:00 ~ 湿原テラス 10:05 ~ 湿原周回 ~ 湿原テラス 11:15/11:40 ~ 白竜の滝 12:25/12:40 ~ 南暑寒荘 13:05
今日の天気は曇り予報だし、濃霧注意報が出てたから道中はずっとガスの中。 どうなることかと不安だったけど、雨竜沼ゲートパークまで来たらガスは晴れてくれた
南暑寒荘(管理棟)で入山届を出してから協力金¥500を支払うと、絵葉書や雨竜町で使える割引券(温泉や食事や買い物etc)がもらえる
08:35/ 登山口出発。 西洋タンポポが沢山咲いてた。
15分程林道を歩くと第一吊橋・・・ ここからが本格的な登山道の始まり。
登山道脇にはず~っとエゾアジサイが咲いてた
何かな? と思って調べてみたら、花じゃあなくてウリハダカエデの実だって
ヨツバヒヨドリ
09:00/ 白竜の滝通過。 下まで降りられるらしいけど、帰りにね
ヤマブキショウマかな? この手の花は苦手
09:10/ 第2吊橋通過。
第2吊橋を過ぎると、険竜坂という急登の始まり・・・ 湿度が高いし、風が無いから大汗かいた
おっ、ピンクのエゾアジサイ発見
シロバナニガナ盛り盛り
ミヤマアキノキリンソウも盛り盛り!
樹林帯を抜けてペンケペタン川沿いに出ると、涼しい風が吹いて生き返る~
シモツケソウ
ハイオトギリ
湿原手前でお約束の靴底洗い
で、いよいよ雨竜沼湿原が姿を現す
タチギボウシは今が盛り!
トモエシオガマ
コオニユリ
10:05/ 湿原テラス到着。
いやいや、雄大な景色と広大な湿原にただただ圧倒されまくり
蛇行して湿原内を流れるペンケペタン川も良い雰囲気を醸し出してる
5分程水分補給休憩をして、いよいよ湿原周回に出発。
ナガボノシロワレコモウ
イワイチョウ
ヒオウギアヤメは終盤
シラネニンジン?(この手の花は知らね~ )
おっ、かみさんが池塘の中に何か発見!
これは、見たかったウリュウコウホネだね (雨竜の名を持つ唯一の植物だそう)
湿原は時計周りの一方通行なので、ここから左に進む
エゾクガイソウ
浮島を持つ池塘
タチギボウシの園
おっ、この池塘には、、、
これまた見たかったエゾノヒツジグサが咲き始めてた まだ未の刻には早いけど・・・
南暑寒別岳への分岐を右に折れて、
さらに先に進む。 正面ちょい右が湿原テラスだね。
クロバナハンショウヅル
で、こちらがその果穂
ありゃっ、こんな所に熊の糞!
熊の掘り返しもあるから、笛を吹いてそそくさと進む
11:15/ 湿原テラスに戻って来た。
で、記念撮影。往路には雲で見えなかった南暑寒別岳(左)と暑寒別岳(右)が見える
青空とツートップのお山が加わると、スケール感がさらに増す
で、この景色を眺めながら昼食休憩。
あ、動画も撮っといたよ。
25分程の休憩の後、湿原テラスを後にする。
ダケカンバの巨木があるな~と思ったら・・・
こいつ、岩の上に根を生やしてた どうなってんだ?
第2吊橋を渡った所にパックンフラワーみたいなウバユリ発見! こんなでかいの、往路で見逃すなんて・・・
12:25/ 白竜の滝到着。高さ約25m、水しぶきが気持ちえ~
あとは、西洋タンポポの園を通って、、、
13:05/ 南暑寒荘に到着すれば、本日の山行は終了。
例によって、下山後にGPSのデータを見てみると、、、
行動時間: 4時間30分
移動距離: 10.9km
累積標高: +460、-473m
とのこと。念願の雨竜沼湿原、さすが北海道と思わせるスケール感には大感動ざんした~
帰路は雨竜町の道の駅に寄って割引券を使ってソフトクリームを食べた後、ひまわりで有名な「北竜町ひまわりの里」に立ち寄り・・・
メインのひまわり畑(奥の方)はまだ3分咲とのことだったけど、手前の世界のひまわり園がほぼ満開でいろんな種類のひまわりを見ることができた
ってか、これだけでも十分だよね~ 奥の方が全部咲いたらどうなるんじゃろ?