ベーコンを作る時、今までは1週間の熟成期間(塩漬け期間)で作ってましたが、2週間以上熟成させた方が美味しいという噂を聞いていましたので、試してみることにしました。 実は、「ベーコン~その3」で買ってきた肉の半分を寝かせておいたのです。しかし、2週間も熟成させるのは結構勇気がいります。腐っちゃったら元も子もないですし・・・ ということで、下準備の際はいつもより入念に衛生管理をしてチャレンジしました。
で、これが2週間熟成させた肉です。玉ねぎなんか、ほとんど溶けてます。肉は1週間熟成させたものより、明らかに柔らかくなってて、脂身は弾力が少なく、プヨプヨしてます。塩抜きのとき、脂身に入り込んだ粗挽き胡椒を取るのがちょっと大変でした。(笑)
変な臭いや変色が無いかチェック・・・・・大丈夫です。一安心 (^^)v
風乾をする前に切ってみたら、断面はこんなきれいな赤みがかった色です。生ベーコン、パンチェッタみたいです。(でも、パンチェッタの熟成は1ヶ月以上とか・・・)
出来上がったベーコンです。味の差が判るように、前回の「ベーコン~その4(肉の中心温度)」と同じ手順で燻煙しました。試食してみると、明らかに1週間熟成したものとは違います。やや酸味が加わり、いかにも熟成って感じの深い味になってます。肉の繊維も少し柔らかくなったようです。定量的に言うと、20%UPといったところでしょうか?定性的に言うと、「うまい」が「うんまい」になります・・・ (^^♪
熟成2週間、ちょっと面倒ですが、トライする価値ありです!
※ 衛生管理/私は下準備の前に、「ライオンのアルコール・スプレー」で、まな板や包丁、手を消毒してます。これ、簡単で便利です。食品添加物なので、肉に着いても問題ありません。業務用を扱うスーパーで売ってます。あと、肉をビニール袋に入れた時、空気を残さないようにしてます。
豚ヒレのハム。先週、国産のヒレが安く買えたので、仕込んでおきました。これは完全オリジナル・レシピです。(探したのに、どこにも載ってないので・・・ (T_T)) 今回が2回目の挑戦で、まだまだ試行錯誤中ですが、今回は結構美味くできました。
肉の繊維にそって、手で細く裂いて味見。ジューシーな肉の美味さ、外側の胡椒の香り・ピリッ感、味にコントラストがあってGOOD! おつまみとしては赤ワインやウイスキーに合いそうです・・・と言ってる間に、家のかみさんが赤ワインのボトル持ってます。 (-_-;) オイオイ!
豚ヒレは味がしっかりしているので、サラダのトッピングやサンドイッチにしても美味いと思います。
============= 作り方 =============
1 下処理~その1 (詳細は「ベーコンその1」を参照して下さい)
まずは、塩や香辛料がよく浸み込むように肉刺しを行います。今回はフォークを使いました。ヒレは柔らかいし、肉刺し器を使うと肉がボロボロになりそうだからです。(バラ肉にはいいのですが・・・) 右隣は、一緒に漬け込むりんごです。
2 塩漬け (詳細は「ベーコンその1」を参照して下さい)
塩漬けは乾塩法。熟成期間は冷蔵庫で1週間ぐらいです。
《豚ヒレ肉1kg》
粗塩30g、三温糖20g、黒胡椒2g、オールスパイス5g、セージ1gをよく混ぜて肉にすり込みます (写真のように、ビニール袋の中でやると、後片付けが楽です・・・)。 次に、りんご1/3、玉ねぎ1/3、にんにく大さじ1、白ワイン約30ccをビニール袋(2重)に入れ、できるだけ空気を抜いて口を縛ります。白ワインがなければ日本酒でもOKです。この後、やさしく揉みます。熟成期間中、1日1回は揉んでひっくり返しましょう。あまり力は入れずに、やさしくね!
3 塩抜き&脱水(風乾) (詳細は「ベーコンその1」を参照して下さい)
流水で表面のスパイスや玉ねぎなどを洗い流し、洗い桶に溜めた水で軽く (肉の形を整える程度)揉み洗いし、1時間に1回くらい水を換えながら約2時間塩抜きします。
塩抜きが終わったら、キッチンペーパーでしっかりと水気をふき取り、ピチット・シートに包んで、冷蔵庫で約8~10時間(一晩)脱水(風乾)します。 (通常の風乾の場合、日陰・外気温20℃以下で、5~8時間くらい。)
4 下処理~その2
脱水(風乾)したヒレ肉にオリーブ・オイルを塗り、ペッパーミルで胡椒(黒・白・赤・緑のミックス)をまぶします。オリーブ・オイルを塗るのは、胡椒が付き易くするためと、燻煙中に肉の表面だけが過度に乾燥するのを防ぐためです。(ヒレは油気少ないですから・・・)
5 温熱乾燥~燻煙~温熱乾燥(殺菌)
燻煙前に、50~55℃で1時間ほど温熱乾燥。その後、65℃で2時間弱の燻煙、温度そのままで約1時間の温熱乾燥を行います。燻煙時間が少ないようですが、ハムとして食べるので、あまり煙がくどくない方がいいと思いますし、煙をかけすぎると、黒っぽくなって見た目が悪くなっちゃいます。
その後、温度を75℃に上げて、約2時間温熱乾燥します。これで、しっかりと火がとおり、殺菌もOK?です。 (ベーコン~その4(肉の中心温度)参照)
前回はこの工程をロース・ハムを作る時のように、70℃のお湯で約1時間30分ボイルしたのですが、こっちの方が楽チンです。あとは冷まして一日冷蔵庫に置いておきます。 (保存ですが、冷凍はしない方がいいと思います。)
いつも作るベーコンですが、燻煙途中の肉の中心温度が気になってましたので、実験君になって、計測してみることにしました。
というのも、私はロースハムを作る時、ある文献に載ってる~「食品衛生法上、牛乳の殺菌温度62.8℃・殺菌時間30分となっており、ハム・ソーセージもこれに準じて・・・」~というのを採用し、ボイルする時に中心温度を測ってますが、ベーコンではどうなってんだろう? と思ったからです。ハムはこれでしっかり火が通ってますし、これをクリアしていれば、そのまま食べてもOK・・・というより、生っぽくならないし、何より安心して保存できるじゃあ~りませんか (^_^)v ということで、実験・実験・・・
============= 実験結果 =============
1 風乾後(左)と温熱乾燥後(右)
風乾後(左): いつものとおりピチット・シートを使い、冷蔵庫で一晩置きました。中心温度は約5℃です。肉が生っぽいです。
温熱乾燥後(右): 50度~55℃、1時間30分の温熱乾燥したら、中心温度は約35℃まで上昇。肉の表面がかなりさらっとして、ほんの薄くですが、色が着いてます。温熱乾燥は、余分な水分を飛ばし、肉全体を温め、煙が着き易くなるために行います。
2 65℃で燻煙中(左:1時間30分後、右:2時間30分後)
温熱乾燥終了、いつものとおり、65℃で燻煙開始。チップ大さじ山盛3杯を投入。30分に一回程度補充します。
1時間30分後(左): 中心温度は約50℃。いい色が着いてきましたが、まだまだ肉がプヨプヨしてます。水分がまだまだ多いんですね。水分を飛ばすため、煙抜きを半分開きます。
2時間30分後(右): 中心温度は約55℃。色着きは80%ぐらいかな、肉がだんだん締まり始める頃です。この後は、煙抜きを全開、煙そこそこにして乾燥フェーズに入ります。(チップを大さじ山盛り1杯程度追加)
3 燻煙~温熱乾燥へ
3時間後: 65℃で3時間燻煙してきましたが、中心温度はもはや55℃以上には上がりません。そこで、スモーカーの温度を70℃に上げました。ここで最後のチップを大さじ山盛り1杯投入。煙は十分、あとは温熱乾燥でもう少し水分を飛ばし、仕上げです。(今回は温度測定・・・?)
4時間後: 70~75℃で、やっと中心温度は61℃になりましたが、まだ規定の62.8℃には達しません。このくらいの温度から肉の油がにじみ始めてきました。75℃をキープしてると、油が滴ってきました。
4時間30分後: やっと中心温度が64℃になってました。ここから30分我慢(殺菌)。結局、5時間かかって、やっと出来上がり!(^_^)v
(今回は、いつもより肉厚なので、温度を60℃にして、もう1時間程、温熱乾燥追加。身が締まった、いいベーコンができました。)
※ 出来上がりを、薄くスライスしてそのまま味見、濃いハムのような味、GOODでした!
============= 結 論 =============
A rule of thumb : 仕上げの温熱乾燥は、75℃で。油が滴り始めたら1時間頑張ろう!
実験終了後、かみさん曰く、「ま~た、ばかなことやってる。仕事もこれくらい熱心ならね!(ーー;)」ですと・・・、「ふぁ~い 」 (^_^;)
今日の宇都宮の最高気温は20℃、春本番です。お昼の買い物は、半袖で出かけました。
庭の白樺が、知らぬ間に芽吹いてました。抜けるような青空がきれいです。
こちらはたらの芽。あっという間に膨らんでます。一ヶ月もしないうちに、天ぷらにありつけそう (^^♪
今朝、かみさんにSKI終了宣言をしたら、「ハイ、遊ぶ前に宿題を片付けましょうね!」と言われ、洗車をしたり、タイヤ交換をしたりと、忙しい一日。冬の間お世話になったスタッドレス・タイヤも、きれいに洗って物置に片付けました。来年もよろしく!
明日は遊び・・・じゃなくって、燻製の日です。
月曜日は、仕事帰りに寄るスポーツ・ジムを30分早く出て帰宅、まずは刺身とバター焼きのためにホッキを捌き、それを肴に一杯。その後、晩酌を中断して、またホッキ捌き・・・。昨日も頑張りました。
今までせいぜい5~6個ぐらい買ってくる程度、料理のバリエーションもありませんでしたが、ここで家のかみさんが奮闘してくれました。やればできるじゃん!
まずは、バター風味の洋風炊き込みご飯。ホッキを塩コショウ・バターで軽くソテー。ホッキを取り出し、出たダシ汁に、白だし・塩・お酒etcを加えて、ご飯に混ぜて炊く。炊き上がったご飯に、さっき取り出したホッキと、ほんの少しの微塵に刻んだ生姜を混ぜ合わせるとのこと。分量は、って聞いたら、「いちいち量んないのよ!」とのこと・・・次は同じもの作れないな (-_-;)、 でも、「おかわり!」
ホッキの天麩羅と、貝柱・ひもと春菊etcのかき揚。ホッキは生の方が甘みがあるので、天麩羅の食材にするには、ちょっともったいないような・・・でもサクサク・もちっと、贅沢です!
活ホッキとウドの酢味噌和え。ウドのほろ苦さと、味噌の風味がホッキの甘みをさらに引き立てます。ホッキと味噌の取り合わせは初めて!食感も、コリコリ・シャキシャキ! 日本酒持ってこ~い! いや、お願いします・・・ ^^;
ホッキの卵味噌。これは普段は、ホタテで作る青森の郷土料理です。ホタテとは一味違ういいダシ出てます。 もう一杯・・・、だめだこりゃ、酒が止まらん!
ということで、思いっきり本場のホッキを堪能させて頂きました、味が濃くて美味しいですね!重ね重ねありがとうございました<(_ _)>
ベーコンの在庫が底をついてきたようです。昨日のこと、いつもは、「燻製のことばっかり考えてんじゃないわよ!」と言ってるかみさんが、「そろそろ燻製しないの・・・?」と、ものすごくわかりやすく催促してますので、仕込むことにしました。
3kgの豚バラ肉です。このくらいの量だと、結構壮観です。きれいな色ですね。
「ベーコン~その1」の手順で、あ~っという間に仕込み完了。実際もこんなに楽ならいいんだけど・・・んなワケないか!
燻煙は来週です。今回は、実験君になって、大きめの肉に中心温度計を刺し込み、燻煙途中の肉の温度変化を見てみようと思ってます。
かみさんの荷物持ちで街をぶらぶらしてたらいいことありました。街の魚屋さん「うお太」でホッキ発見 \(^o^)/
無選別なため、2個で280とお安い・・・ということは、選べるということ!早起きは三文の得、店のオヤジのこ~んな (;一_一) 顔も、無視・無視。でかいのを選りすぐり、6個で2kg超のホッキをGET!
かみさんの買い物に付き合ってる間、ビニール袋が手に食い込む。早く終わって頂戴 (T_T)
家に帰って、早速、捌きました。
で、今夜はこれ! 駒泉の山廃純米吟醸。義母が送ってくれたものです。
青森は七戸の盛田庄兵衛酒造の地酒。濃厚ですが、青森の地酒独特の重さはなく、乳酸菌と酵母のほのかな酸味と、漂う吟醸香がベストマッチ。びっくりするほどすっきり美味い。久々に感動した日本酒 (^^♪
今朝は二日酔い、でもまた飲んじゃう、ホッキは悪い奴・・・ かみさん曰く「悪いのはあんたでしょ、(-_-)/~~~ピシー!」 仰せのとおりです!
宇都宮市の飲み屋街の外れにあり、宴会の後、二次会で行くこともあります。天ぷらなんぞをつまみに、そば湯割りの焼酎を飲んでます。締めのおそばもGOODです。
店内はこんな感じで、落ち着いてます。座敷もあります。
私が注文したミニ穴子天丼付きのもりそば。そばは手打ち、こしがありいい香りです。生わさびは自分ですりおろします。穴子の天ぷらもサクサクで美味い。かみさんは天もりセット、どちらも千円でお得!宇都宮に来て、本当に美味いと思ったそば屋さんです。(^^♪
先週に引き続き、お泊りで高畑へ。下界はすっかり春めいて花粉がバンバン飛んでますが、こういう時こそわざわざ寒そうな日を選んで行かなきゃ・・・
で、行ってみると、雪雪雪!
しかし、雪質もゲレンデもいい感じ (^^♪ 滑り始める頃、何とか薄明かりがさしてきましたが、写真は明かり不足でいまいち (T_T) ということで、本日はウサギの「フレッシュ・トラック」を・・・
高畑スキー場のトレードマークは「りす」ですが、この時期は見かけませんよね。でもウサギの足跡はあちこちにあります。時にはカモシカに出くわすことも・・・自然一杯です!
初日は、雪模様でしたが、まだまだ上質な雪をたっぷり堪能して終了。宿はもちろん「花木の宿」です。
二日目は珍事!いつものように、リフト運行5分前に1番リフトを目指して乗り場へ行くと・・・・「ガ~ン!」 既にこんなに人が並んでいるじゃああ~りませんか。 (゜o゜) びっくり仰天!
理由は、茨城県スキー連盟の大会があるとのこと・・・。 珍しくリフトに乗るまで、15分くらい待たされてしまいました。たまにはこんなことも・・・ありますよね。
しかし、並んでるのはほとんど大会関係者、上部オレンジ・ラインはおそらく1番?
ということで、オレンジ・インでフレッシュ・トラックを堪能できました。朝のうちはいい雪 (^^)v
この日は雪が降ったり止んだり、時々晴れという猫の目のような天気。気温も昼頃には3℃くらいまで上がったでしょうか。雪もだんだん湿雪になってきました。山でも春を感じるこの頃、スキーシーズンも残り少なくなってきました。何か寂しいです。 (T_T)
そうそう、先週、SKI@高畑(10&11日目)でUPした山の名前は、「三ッ岩岳(左)」と「窓明山(右)」が正解でした。
高畑13日&14日目、先週に引き続き、お泊りは「花木の宿」。今年3回目。
今回は、お風呂の紹介。大浴場は二つあって、ひとつは写真の石作りの浴槽、もうひとつは、木の浴槽で、奥に見える露天も石か木です。日替わりになってて、今回の男湯は石の方でした。小豆温泉といい、ほぼ無色透明です。6~7分も浸かってると、汗がドバッと出てきます。TVで、田尾さんも汗かいてましたよね・・・。
ここのお風呂、面白いことに、入浴客がストレッチを始めます。さすがスキー客。アキレス腱を伸ばしたり、腰を曲げたり、様々です。あらまあ、正面で大股開いてフリチ○で前屈している人がいるじゃああ~りませんか・・・と思ったら鏡に映った私!どーもすいません <(_ _)>
ではでは、本日のメニュー。今日も昼から食事を少なめにして、臨戦態勢でした。
1 前菜の盛り合わせ・・・・・「花木の宿(その2)」を見て下さいね。
2 北京ダック ・・・・・「花木の宿(その3)」を見て下さいね。
3 菜の花の蟹あんかけ
卵トロトロ、蟹のエキスが甘くて美味しいです。菜の花はほろ苦くて、しゃきっとしてました。野菜に火が通り過ぎていないのがいいですね。
4 焼きギョーザ・・・・・・見た目普通なので、写真撮らなかったのですが、食べてみると肉汁たっぷりで・・・といっても、口の中写すわけにもいかないしな (^_^;)
5 伊勢海老の蒸し物
伊勢海老プリプリ、葱油と醤油ベースのソースがかかってます。
6 鶏のから揚げ・・・・・・「花木の宿(その2)」を見て下さいね。
7 海老と胡瓜の炒め物
塩味ベースの炒め物です。簡単そうですが、家庭ではなかなかできない味付けなんですよね!生姜の風味やその他いろんなエキスが混ざってます。
8 カラスガレイの黒胡椒ソース
これは絶品でした。油ののったカラスガレイに、胡椒と醤油がちょっと焦げた感じの風味がGOOD! 思わず「ご飯くださ~い」となっちゃいます。このソースどうやって作るんだろう、にんにく、オイスターソース、紹興酒・・・調べてみよう。中華は奥深い・・・ (ー_ー)!!
9 牛肉野菜スープ
濃厚な牛肉のスープですが、トマトの酸味が利いてて、さっぱりとしてます。お腹いっぱいでも、これなら入ります。よく考えてある・・・感心!
10 杏仁豆腐・・・・・・「花木の宿(その3)」を見て下さいね。
今日も全10品、満足・満足、もひとつ満足。何回食べても飽きないです!ごちそうさまでした !(^^)!
早朝から少し降ったみたいです、20cm弱かな? 滑り始めたら少し晴れ間が・・・、逆光で、偶然こんな写真が撮れました(@オレンジ・イン)。雪がキラキラきれいです (^_^)v
雪が降ったり止んだりの天気。新雪がちょうどいい具合、人も少ないので、お絵書きモード全開、気持ちいいこと!
では、フレッシュ・トラックの3連発。まずは、ブルー・インからスタート。
お次は、ブルー・センター中腹、一本シュプール!(上から連続で滑って、息切れ・・・疲れた (+_+))
新雪といえばここ、オレンジ・イン上部の片斜面。ここは結構難しい!
上空5700mには、-36℃の寒気(今年最後かな?)が入ってるとのことですが、道すがらの温度計はせいぜい-2℃ぐらい。昨日までの暖気流入の名残りか、下層は冷えてません。 その証拠に、寒がりのかみさんがホッカイロ抱いてません。もう春も近いようですね・・・ こんないい雪もこれが最後かな・・・ (T_T)
私は鮭が大好物。中でも油ののったハラスが大好きです。刺身用のいいハラスが手に入りましたので、燻製にします。
ついでに金華鯖とイカの一夜干の燻製にしました。ついでに作る燻製を、居候燻(君)と言うそうですが、誰が名付けたのでしょう?!おつまみです。↓↓↓↓↓↓↓
============= 作り方 =============
1 お刺身用のハラス。まずはこれを一夜干にします。
トロトロで刺身でもGOOD!生なので、塩を振ってピチット・シートに包んで一晩冷蔵庫へ置いときます。
ピチット・シートは、元々、解凍や一夜干を作るための脱水シートですから、これで簡単に、かつ衛生的に一夜干ができちゃいます。(カラス等外敵に奪われることもありません。春は黄砂や花粉も飛んでるので、これを使いました。) 油がきついので、包みを解いた後、1時間ほど風にさらして表面がさらっとするまで乾かします。
2 ついでの居候燻の下準備
居候なので、写真も控えめに・・・。
下準備と言っても、特にすることはありません。ぶら下げやすいように切るだけ。イカは燻煙中にカールするのを防ぐため、爪楊枝と金串を写真のように刺します。
教科書によると、燻煙後そのまま食べる場合は、お好みで白胡椒を振ると、風味がいいそうです。
3 燻煙
一夜干の燻製はお手軽です。塩味が付いてて、干してあるので、通常の燻製の風乾までの工程が終わっているのですから・・・。 あとは煙をかけるだけ (^^)v
私は、食べる前にさっと炙り、火を通してから食べるつもりです。(その方が香ばしいし、温かくて美味い!) ですから、今回は燻製の色と香りをつけるのが目的です。よって、温度は55℃、燻煙時間は約2時間です。温度を上げすぎると、油が滴り落ちて干からびてしまうので要注意!
電気コンロをスモーカーの外に置き、分厚い汁受けを使い、煙はたっぷりでも、叙々に温度が上がるようにしてます。 (※ 汁受け皿は、汁受けだけでなく、温度調節にも使えます。分厚い材質の場合、なかなか温度が上がらず、ヒーターは付きっ放し、よって煙は長い間もうもうです。逆に薄い素材の場合はすぐに温度が上がります。外気温や煙のかけ方により使い分けてます。)
そのまま食べる場合は、十分に火が通るよう、70℃位で燻煙します。空気の循環を良くして水分を飛ばすため、後半は煙抜きを開きます。乾き具合をチェックしながら調節しましょう。ここが醍醐味です。
燻煙が終わったら、そのまま2時間程、風にさらします。家の中が燻製臭くなってもかまわないなら、その後、皿に取って家の中に数時間ほっときます。(20℃以下) 色がどんどん上がって、身も締まり、油の照りが出てきます。夏場は冷蔵庫で・・・。
金華さばは、燻製にすると皮が金色になります。これが本当の「金化さば」・・・寒 (-_-;)
高畑10日&11日目。久々のお泊りSKIの宿は、大のお気に入り「花木の宿」。久しぶりです。2月9日、TV東京「いい旅夢気分土曜スペシャル」で紹介され、その後予約殺到でサーバーがパンクしたとか・・・。
番組は私も見ました。その中、紹介役の田尾夫妻が食事をしてたのは1F和室の食事処でしたが、今回私が食事をしたのは2Fレストラン「大いちょう」です。天井が高く広々開放的で、個人的にはこっちの方が好きです。床暖房で・・・・と言ったとたんにスリッパ脱ぐなよ、かみさん・・・お行儀悪いよ (;一_一)
和室は、団体さんやお子様連れのお客さんが使用してます。私たちのような夫婦だけとかアベックさんは静かなレストランで、というように気を使ってくれてるようです。こういう気配りは嬉しいですね!
しかし、もっと嬉しいのが食事 !(^^)! ということで、本日のメニュー。
1 前菜の盛り合わせ・・・・・「花木の宿(その2)」を見て下さいね。
2 フカヒレスープ
ズワイガニの身も入ってます。体があったまります。
3 北京ダック
パリパリの皮の下にピンク色の薄いお肉もあります。葱とキュウリ、特製甜面醤をたっぷり付けて生春巻きの皮にくるんで食べます。もっちり、パリパリ、お肉がジューシー!甜面醤は、ほんのりジャスミンの香り(おそらく)が・・・納得!
4 海老のチリソース・・・・・「花木の宿(その2)」を見て下さいね。
これは外せません。たまらず、かみさんがご飯を注文してます。
5 牛テールと大根の煮物
牛テールのダシが濃厚です。卵は一度揚げてから煮てあり、黄身がとろり。
6 鯛の蒸し物
白髪葱がたっぷり。肉厚の鯛の甘み、葱油の香ばしさ、醤油ベースのたれが絶妙!ここで私もたまらずご飯を注文。
7 上海小龍包・・・・・「花木の宿(その2)」を見て下さいね。もうそろそろお腹が・・・限界近し・・・ ^_^;
8 野菜のXO醤炒め
材料は、アスパラ・ユリの根・松茸・セロリ・クワイ(かな?)。XO醤独特の魚介の風味が食欲をそそります。飽きさせないですね!料理長、偉い。
9 中華風きのこ鍋
ここにも松茸、なめたけ、しめじ、舞茸、平茸(かな?)と、沢山のきのこ。きのこから出るダシと地鶏のダシ、こくがありますがさっぱり。菜の花のいろどりがにくいですね。
10 杏仁豆腐
最後のデザート。前回は、知らぬ間にかみさんに食べられてしまったけど、今回はやらないぞ。ブルーベリーソースは甘くなくさっぱり、果実の粒もでかい!。おや、こりこりした食感が・・・これはひょっとして白キクラゲではありませんか?ここにも工夫があります。
いやはや、花木の中華は本当に凄い。品数も多いのでUPも大変。お腹パンパン、明日も頑張って滑んなきゃ (^^)v
それにしても、こんな食事と、リフト券2日、ソフトドリンク付きで13800(部屋は12畳)はお得です!