カナディアン・ベーコン(仕上げ編)

2024年04月20日 | ベーコン

2週間くらい前に仕込んだカナディアン・ベーコン・・・ 今回は仕上げ編だよ

※ 仕込み編はこちら ⇒ 「カナディアン・ベーコン(仕込み編)


まずは、10日程熟成させたお肉を流水でモミモミしなが洗って、さっと塩抜き。


その後、キッチンペーパーでしっかりと水分を拭き取ってから、、、


ピチットシートに包んで、一晩風乾 これで燻煙前の作業は終了



燻煙作業は、55~60℃で1時間半程温熱乾燥+65~70で3時間燻煙(チップは大さじ3杯×3回)。
その後、75℃をキープして約1時間半程温熱乾燥して余分な脂を落とす。(バラ肉より脂が少ないんで温熱乾燥は短めで・・・)


で、これが温熱乾燥後のお肉・・・ 良い色艶だけど、肉の中心温度はまだ50℃くらいでまだ中までしっかり火が通ってないんで、、、


今回はこれを真空パックして、


70℃のお湯で約1時間半程ボイルして中までゆっくりと火を通す・・・ ま、ロースハムの作り方の応用だね

ってか、以前は80℃以上の高温で3時間くらい温熱乾燥してたんだけど、省エネ&Co2削減に貢献せんとね

※ 殺菌は、肉の中心温度が食品衛生法上の「牛乳の殺菌温度62.8℃・殺菌時間30分」を適用・・・ 無添加だけにこれは妥協しないよ! 


ボイルが終了したら、氷水に漬けて30分以上冷ましてお肉を引き締め、冷めたらそのまま冷蔵庫に3日程安置して燻製香を馴染ませる。


安置したお肉を40℃位のお湯で洗って表面の脂を流し、水分を拭き取ってから数時間日陰で風に晒したら出来上がり~! 


切ってみるとこんな感じ・・・ 


見た目はロースハムみたいだけど、ロースハムがジューシーで上品な味ならば、こちらはより燻製香が強く、お肉の味が凝縮されてワイルドな味・・・ ビールにもハイボールにもぴったりだよ

てなこって、久々のカナディアン・ベーコン・・・ ちょっと作り方を変えたけど、大成功ざんした ~  


コメント (2)
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