楽天の三木谷社長が、松江市で行われた基調講演で「日本語で1時間もしゃべったのは久しぶりに」と発言して、ネットで叩かれている。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-852.html
まあ、社内公用語を英語にした時から、この人が叩かれるのは、ある意味しょうがないことだと思う。
「英語は、単なるコミュニケーションのツールの一つ」とよく言われる。
確かにその通りではあるが、相手とコミュニケーションが取れなければ、仕事上で話が進まないのも、また事実だ。
だから、仕事上で日本人でない人とコミュニケーションを取るためには、こちらが相手の言葉で話すか、相手が日本語で話すか、このどちらかしかない。
間に通訳を置くことも一つの方法だけど、これだと時間もかかるし、本当に意思が通じているのかわからないこともある。
外資系で、トップが外国人である場合は、有無を言わさず、会話が英語になってしまうのはしょうがない。
そこで、「英語の話せないヤツ」を「使えないヤツ」として切り捨てるかどうかは、そのトップの判断次第だ。
少なくとも、英語を「使えない」のだから、使える社員に比べて劣る、という判断は間違いではないと思う。
ところが、この評価のやり方に違和感があるのは、この逆の場合、すなわち「英語を使えるヤツ」を「使えるヤツ」として高い評価を与える場合だ。
確かに、英語を「使える」のだから、ある意味「使える社員」であることには違いない。
しかし、普段から「お前は何を言っているんだ?」と言われているような社員が、ただ「英語を話せる」というだけで、高い評価をもらえる、という事態が発生することは、十分に考えられる。
しかも、この手の社員が「アホなこと」を言ったとしても、外国人のトップが、日本企業や日本人のお客さんの特質なりをまったく理解していない場合、「ふ~ん、よくはわからないけど、まあやってみろや」と言うことだってある。
そうすると、「お墨付き」をもらったその「英語だけは話せる」社員は、「トップからの指示だ」ということで、本来は「アホな提案」である施策を、その社員の下で実行しなければならない。
一方、「英語の使えない」社員たちは、それに対して反論ができないので、「こいつの言っていることはおかしい!」とわかっていても、どうにもならない。
悲しいことに、この手の「英語だけは話せる」ヤツは、これまで相手にされていなかった分、余計に自分を大きく見せようとするため、ムチャな施策を考えもなしに提案し、トップにアピールする。
しかも、そんな「ムチャな施策」を思いつくヤツに限って、「責任を取らない」輩が多いので、施策が失敗しても、自らは責任を取らず、それを部下に押し付ける。
結果として、その本人の評価は変わらず、部下の評価が下がる。
こういうことが実際に起こらないとも限らない。
だって、上の方でどんな会話が交わされているのかさえ、「英語の使えない」社員にはわからないのだから。
まあ、あくまでも「可能性の問題」だけど・・・
身近で、具体的に発生したわけではありません、念のため。
いずれにしても、三木谷さんが「英語を社内公用語」にするのは、結果がまだわからないし、別にどうでもいい。
そんなことより、やたらと「くだらないメール」が送られてくる楽天のシステムの方を何とかしいほしい。
いくら、「希望する」というチェックをはずしても、構わず送ってくる。
ウザい!ったらありゃしない。
こういう商売をしている限り、その会社の公用語がどうであろうと、好きにはなれない。
相手にしているのは、「お客さん」ではなくて、外国の株主とか外国のおエラ方、少なくとも日本人ではない、ということが透けて見えるからだ。
http://news020.blog13.fc2.com/blog-entry-852.html
まあ、社内公用語を英語にした時から、この人が叩かれるのは、ある意味しょうがないことだと思う。
「英語は、単なるコミュニケーションのツールの一つ」とよく言われる。
確かにその通りではあるが、相手とコミュニケーションが取れなければ、仕事上で話が進まないのも、また事実だ。
だから、仕事上で日本人でない人とコミュニケーションを取るためには、こちらが相手の言葉で話すか、相手が日本語で話すか、このどちらかしかない。
間に通訳を置くことも一つの方法だけど、これだと時間もかかるし、本当に意思が通じているのかわからないこともある。
外資系で、トップが外国人である場合は、有無を言わさず、会話が英語になってしまうのはしょうがない。
そこで、「英語の話せないヤツ」を「使えないヤツ」として切り捨てるかどうかは、そのトップの判断次第だ。
少なくとも、英語を「使えない」のだから、使える社員に比べて劣る、という判断は間違いではないと思う。
ところが、この評価のやり方に違和感があるのは、この逆の場合、すなわち「英語を使えるヤツ」を「使えるヤツ」として高い評価を与える場合だ。
確かに、英語を「使える」のだから、ある意味「使える社員」であることには違いない。
しかし、普段から「お前は何を言っているんだ?」と言われているような社員が、ただ「英語を話せる」というだけで、高い評価をもらえる、という事態が発生することは、十分に考えられる。
しかも、この手の社員が「アホなこと」を言ったとしても、外国人のトップが、日本企業や日本人のお客さんの特質なりをまったく理解していない場合、「ふ~ん、よくはわからないけど、まあやってみろや」と言うことだってある。
そうすると、「お墨付き」をもらったその「英語だけは話せる」社員は、「トップからの指示だ」ということで、本来は「アホな提案」である施策を、その社員の下で実行しなければならない。
一方、「英語の使えない」社員たちは、それに対して反論ができないので、「こいつの言っていることはおかしい!」とわかっていても、どうにもならない。
悲しいことに、この手の「英語だけは話せる」ヤツは、これまで相手にされていなかった分、余計に自分を大きく見せようとするため、ムチャな施策を考えもなしに提案し、トップにアピールする。
しかも、そんな「ムチャな施策」を思いつくヤツに限って、「責任を取らない」輩が多いので、施策が失敗しても、自らは責任を取らず、それを部下に押し付ける。
結果として、その本人の評価は変わらず、部下の評価が下がる。
こういうことが実際に起こらないとも限らない。
だって、上の方でどんな会話が交わされているのかさえ、「英語の使えない」社員にはわからないのだから。
まあ、あくまでも「可能性の問題」だけど・・・
身近で、具体的に発生したわけではありません、念のため。
いずれにしても、三木谷さんが「英語を社内公用語」にするのは、結果がまだわからないし、別にどうでもいい。
そんなことより、やたらと「くだらないメール」が送られてくる楽天のシステムの方を何とかしいほしい。
いくら、「希望する」というチェックをはずしても、構わず送ってくる。
ウザい!ったらありゃしない。
こういう商売をしている限り、その会社の公用語がどうであろうと、好きにはなれない。
相手にしているのは、「お客さん」ではなくて、外国の株主とか外国のおエラ方、少なくとも日本人ではない、ということが透けて見えるからだ。
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