はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

おるふぇーぶる

2012-04-28 | 日記
明日は、春の大一番「天皇賞(春)」が行われる。

実質、古馬のナンバー1を決める戦いだ。
私としては、ダービーや皐月賞などよりも、ずっと興味のあるレースである。

そして、今回の見どころは、あのオルフェーブルが、どれくらい強い勝ち方をするか、ということ。

何せ、前走の「阪神大賞典」で世紀の大逸走をやってのけ、一旦最後方に下がりながらも、そこから巻き返して、何と2着。
あわや差し切ってしまうのか、というほどのものすごい追い上げだった。

あのレースを見て、この馬の強さを再認識したわけだが、当然のことながら、前売り段階でも圧倒的な人気で、目下単勝1.3倍。

しかし、いつものことながら、こういう強い馬が出てくると、何とかこの馬のあら探しをしようと、予想家さんたちも必死だ。

ある者は「ああいう気性の荒さは、今に始まったことではない。競馬は何が起こるかわからないし、また起きるとも限らない」と言う。

そして、ある者は「今回は、あんなミスをしないためにも、大外枠でもあり、内に入れながら、最後方を進むはず。だとすると、先行馬に届かない可能性もある」と言う。

しかし、みんな忘れているのか、あるいは故意に触れまいとしているのか・・・

この馬は、3冠を制し、そのままの勢いで「有馬記念」も制している。

それらのレースでは、いつも完ぺきなレースをしたわけではない。

だからなのか、この馬に本命をつけたがらない人たちは、この馬には目をつぶって、他の馬のいいところだけ、でもって予想をしようとしている。

現在2番人気のウインバリアシオンに本命を打つ人は、「オルフェーブルに負けたダービーと菊花賞では、オルフェーブルを凌ぐ最速の上がりをマークしている。決して手の届かないことはない」と言うが・・・

そもそも、ウインバリアシオンは、オルフェーブルと4回対戦して、4回とも負けている。
こんな馬が、「次は(オルフェーブルに)勝つ」と思う方がおかしい。

だいたい、前走のようなミスを「想定」するなんて、そもそも予想のし方として変だろう。

しかも、あんなミスをしているのに、大敗しなかった事実をいったいどう解釈しているのだろうか。

であれば、むしろまだオルフェーブルと対戦していない馬を取り上げる方が、まだ理解できる。

特に、ジャガーメイル、ヒルノダムールは、最近の成績が今いちで、まったく信用は置けないけれど、いちおうこの「天皇賞(春)」を過去に制している。

一度、オルフェーブルに負けているとは言え、再度の大駆けがないとも限らない。
限りなく可能性は低いが・・・

いずれにしても、オルフェーブルが負けることは、まずないと思う。

相手はよくわからないが、とにかくこの勝負は、オルフェーブルがどれほどの強さを見せてくれるかだけ。

そういうレースだと信じている。


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