はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

続・日本で一番かわいそうな馬

2004-04-01 | 日記
久々に読者の方からメールをいただいた。

先日のハルウララ騒動の件だが、いろいろと鋭い分析をされていた。

が、基本的には私と同じく「あの騒動は異常だ」というご意見だ。

当然だろう。
少なくとも「競馬好きのおじさん」にとって、あんな騒ぎは余計なことなのだから。

騒いでいるのは、競馬なんかに興味のないヤツばかり。
それで地方競馬が立ち直るのなら言うことはないが、トータルで考えれば全く影響はないだろう。

しかし私が気に入らないのは、マスコミの煽りようだ。
おそらく競馬のことなんか何も知らないだろうに、訳知り顔に能書きをタレる。

競馬好きおじさんたちが求めているのは「強い馬」だ。
その馬を応援するおっさんもいれば、その馬を負かしてくれる別の馬を応援するおっさんもいる。
それぞれの思惑がぶつかり合い、そしてレースが盛り上がる。
それも「強い馬」があってこそ成り立つ図式だ。

ただし、それには一つ条件がある。

「目の前でレースを見ることができ、なおかつ馬券を買うことができる」ことだ。

しかし、マスコミをはじめとする競馬関係者は、かつて「一度も日本で走ったことがない馬」を年度代表馬に選んだことがある。
言うまでもない、エルコンドルパサーだ。

確かに強い馬だった。
しかし、代表馬に選ばれた年には一度も日本では走っていない。
海外のG1に勝ち、凱旋門賞で2着に入った。

しかし、負かした相手がどの程度の馬なのかさっぱりわからないし、凱旋門賞を勝った馬がどれだけ強い馬なのかもわからない。

そして、何よりも我々はその馬券を買うことができなかった。
そんな馬は、極端な言い方をすると応援する気になんかなれない。

少なくとも私の中では、まだ3才の時に毎日王冠であのサイレンススズカにぶっちぎられたイメージが強く残っているので、それほど強い馬という印象がない。
にもかかわらず、アホなマスコミは「まっ、当然の結果ですよね」とヌカす。

お前らがいる限り、中央競馬もいつガタがくるかわからない。

若者に迎合して目先のファン増大を図るよりも、あいつらがレース前に発する奇声をやめさせることを考えたらどうだ。
G1が行われる日に、わざわざ小さなガキを連れてウロウロしているバカ親に注意喚起することを考えたことがあるのか。
いつか死人が出るぞ。

でも、出たら出たで、またまたエラそうにJRAの不手際を突っつくんだろうな。

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