はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

フランスに住んでいることを自慢したいだけの人たち

2021-07-09 | 日記
サッカーのフランス代表選手が、日本人を侮辱したという話。

意外にも話が大きくなっているのは、それをわざわざ動画に撮ってまで拡散したから、ということもあるんだろうけど、侮辱発言をしたのはデンベレで、その場にはグリーズマンもいたとのこと。

グリーズマンは、ワールドカップの前回大会(ロシア)でフランスが優勝した時の主要メンバーで、決勝戦ではクロアチアを応援していたのだけど、「いい選手だなあ」と思っていた一人だ。

とは言え、所詮フランスなんて「ヨーロッパの中国」と言われるほど中華思想の塊というか、自国が世界で一番だと思っているような偏狭な国民だし、とにかく他国の悪口を言いまくっているのは、昔から有名な話。

今回も、そのうちの一例に過ぎないとは思うのだが、なぜか侮辱された側である日本人で、こいつらを擁護している連中がいるのに驚く。

その中で、現在ネットでも沸騰しているのが辻仁成とひろゆきだ。

当のフランス人が、「これはヒドい」というほどの発言だったのに、この二人は「この言葉には人種差別の意味はない」とか「こういう言い方は普段からしている」とか、意味不明の擁護をしているのはなぜだろう。

実は辻もひろゆきも、現在フランスに住んでいるのだが、よっぽど普段から罵声でも浴びているので、言われ慣れているということか?

そうでもなければ、罵声を浴びせた方を擁護する理由がわからない。

こんなのは、言った言葉の意味をいちいち調べて、どうのこうの言ったところで、言った側にどう見たって侮辱の態度が見られるのだから、侮辱しているのは間違いないだろう。

しかし、今回意味不明の「フランスは悪くない」と主張している連中とは違い、侮辱していることを前提としながらも、「どっちもどっちじゃん」と言っているヤツがいるのには、もっと驚いた。

その人の名は武井壮。

普段は、割とまともなことを言っているというイメージがあるのだけど、彼は今回「日本人だって、人を侮辱するようながあるのだから一緒だ」とコメントしている。

「どっちもどっち」論は、まるでチョーセン人みたいだけど、この言い方が成立するのは、「日本では、侮辱の言葉を投げかけても、特に非難されることはない。だから、同じようなことを言われても、批判するのはおかしい」という場合だけだ。

実際には、日本でも人を侮辱するような発言に対しては、当然のことだけど批判が出る。

武井は、もし自分が侮辱されたら「まあ、オレも普段から人を侮辱しているから、別にいいか」とでも思うのか?

辻やひろゆきのように、知ったかぶりをする輩もカッコ悪いけど、武井のような輩はチョーセン的なだけに腹が立つ。

こんなのをフェンシング協会の会長なんかにしても大丈夫か?

下手をしたら国際問題になりかねないような発言をしそうで怖い。


余談だけど・・・

私の田舎の言葉で「ブサイク」というのがあるが、日常では普通に「不器用」という意味で使っていた。

だから、はじめて関東へ来てこの言葉を使った時に、エラく怒られたのでビックリしたことがあるのだけど、言うまでもなく、全国的には「ブス」という意味で使う方が圧倒的に多いわけだ。

仮に、私が女性に対して「ブサイクだなあ」と言った時に、「不器用だなあ」と言うつもりだったのに、あえてそのような言い方をしたとしても、言われた側が激怒したら、私としては弁解のしようもないだろう。

もちろん、「申し訳ない、ちょっと揶揄したもつもりが、言い過ぎちゃいました」と謝るだろう。

その時に、もし「いやいや、○○地方では不器用な人のことをブサイクというので、この言葉には侮辱の意味はない」と擁護する人が出てきたら、他の人は何と思うだろう。

「だから何?あいつ(私)が謝っているのに、何わけのわからないことを言ってんの?」で終わりだろうに。

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