はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

やっぱ、免許を取り上げた方がいいよ!

2016-03-14 | 日記
高市総務相の発言が、曲解されて批判されているが、「やっぱり、こいつら免許を取り上げるべきだ」という事態が起こっている。

今度は日テレだ。

民主党と維新の党が野合をしようとしていることに対して、安倍首相が次のようにコメントしたことに対しての出来事だ。

「選挙のためだったら何でもする、誰とも組む、こんな無責任な勢力に私たちは負けるわけにはいかないんです」

まったくその通りだと思うし、これをそのまま伝えればいいだけなのに、日テレはこれを報じる時に、次のようなテロップを流したらしい。

安倍首相「選挙のためだったら何でもする」

これだと、まったく意味が逆になり、安倍首相自身が「私は、選挙のためだったら何でもする」と言っていることになる。

これは、単純ミスではあり得ない。
どう考えても、意図してやっているとしか思えない。

しかも、当然のごとく視聴者から「こんなインチキをするんじゃない!」と抗議が来たと思われるのだけど、それに対して番組の終わりで訂正している。

これがまたヒドい。

今度は次のようなテロップに改変したそうだ。

安倍首相「選挙のためだったら何でもする
     無責任な勢力に負けるわけにはいかない」

これは、上段と下段の文章をつなげれば、安倍首相の発言になるのだけど、わざわざ2段にしているわけだ。

これだと、捉えようによっては、安倍首相が「私たちは、民主党のような無責任な勢力に負けるわけにはいかない。だから選挙のためなら何でもする」と読めないこともない。

あくまでも「選挙のためだったら何でもする」は、次の「無責任な勢力」に掛かるわけだから、普通なら、次のように改変すればいいだけ。

(上段)選挙のためだったら何でもする無責任な勢力に
(下段)負けるわけにはいかない

文字数のバランスを考えるとしても、次のようにすればいいだけ。

(上段)選挙のためだったら何でもする無責任な
(下段)勢力に負けるわけにはいかない

つまり、いかにも訂正するようなフリをして、まったく同じ文意になるような変更をしていることになる。

実際、ネットでも「どう違うんだ?」と混乱している人がいる。


おそらく日テレとしても「いや、アナウンサーは、ちゃんと伝えているのだから、別にいいじゃん」ということにしたいのだと思う。

しかし一方で、中にはテレビの音声を消して、テロップだけ見ている人もいるわけだ。

だから、日テレはそういう人のために(?)わざわざあのようなテロップにしたのではなかろうか。

少なくとも、そう思われても仕方がないと思う。

ネットなどで、すぐにインチキがバレるご時世に、まだこんな稚拙なことをするのは、やはりマスコミがまだ「一定の効果」があると考えているからではなかろうか。

だって、テレビのテロップは見るけど、ネットなんか見ない人も結構いるだろうし。

高市総務相の発言騒動の直後にこんなことを平気でやるなんて、やっぱり視聴者はナメられているのだと思う。

<「痛いニュース!」から>
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1874946.html

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1874971.html



しかも、高市発言に対して「私たちは怒っています」とか何とかエラそうなことを言いながら、いざ「だったら、討論しようよ」という呼び掛けに対して逃げ回っている人たちもいます。

http://dametv2.cocolog-nifty.com/blog/2016/03/post-5d79.html



「高市さんには恥ずかしい思いをさせなければ・・・」などとエラそうな発言をした面々は、田原総一朗、岸井成格、大谷昭宏、金平茂紀、田勢康弘、鳥越俊太郎、青木理などいつもの面々。

それに対して、「公開討論しよう」と持ちかけたのは、作曲家のすぎやまこういち氏が代表呼びかけ人を務める団体「放送法遵守を求める視聴者の会」で、「3対3でやろう」ということで選ばれたのが、ケント・ギルバート・上念司・小川榮太郎の3氏。

だから、上記7名のうち、精鋭3名を出してくればいいだけなのに、何で逃げるんでしょうね。

「高市発言はおかしい」という国民の声を堂々と伝えるいい機会でしょうに。


今朝も日テレニュース(Oha!4)を見ていましたが、安倍発言は正確に伝えていたものの、昨日の捏造テロップについての言及は一切なし。

しかも、民主党・岡田代表の「その言葉をそっくりお返しします」発言はきっちりと伝えていました。

何度も、投げた言葉がブーメランとして返ってきていることの反省は、まったくないようです。


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