はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

反対のためなら、何だっていうぞ!?

2013-12-18 | 日記
特定秘密法案には、どんな屁理屈を使ってでも反対したいメディアは、ホントにどんな連中でも持ってくる。

今度は東京新聞の12月16日の記事から。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2013121602100010.html


平田オリザという演出家が、特定秘密法案によって、こうなってしまうと心配している。

『例えば、サンタがプレゼントを配るため(特定秘密を知る)政府高官の家に入るのは罪か』


今までは、知らないうちに(偶然)特定秘密を知ってしまっても罰則が適用されるのか、という流れで反対する連中が多かった気がするのだけど、今度は変化球だ。

「特定秘密を知っている政府高官の家に入るのは罪か」と言っているのだが、これに対してネットでも「そんなの普通に犯罪じゃん」という声が圧倒的だ。

しかし、阪大の教授まで経験するようなお方が、そんなバカな例えをするはずがない。

オリザさんは、こう例えたかったのではなかろう。

「サンタさんは、ただプレゼントを配ろうとして政府高官の家に入っただけである。用があるのは政府高官の子供であって、その親(政府高官)とは何の話もしていないし、何の情報も得ていない。そもそも、入った家が政府高官の家だった、ということさえ知らなかった。にもかかわらず、この法律では罪になるのだろうか」

いや、これではネットでも言われているように、ただの「不法侵入」か。


じゃあ、こっちかな?

「このサンタさんは、政府高官の親戚である。しかし、この政府高官が特定秘密を知っている、ということまでは知らない。そして、この政府高官の家の子供にプレゼントをあげようと侵入した。さて、これでも罪になるのでしょうか」

いや、でも親戚とは言え、人んちに勝手に入るのはダメだろう。


とすると、こうかな?

「このサンタさんは、この政府高官の父親である。だから、自分の家で、自分の子供にプレゼントをあげようとしただけだから、こんなの罪にならないだろう」

でも、これだと、政府高官は子供ということになってしまう。


となると、あと考えられるのはこれしかない。

「このサンタさんは、政府高官自身である。そして、自分の子供にプレゼントをあげるために、我が家に入った。それでも罪なんだろうか」

これだったら、「いいや、それは罪にはならない。これが罪になるとなれば、そんな法律はおかしい!」となるはずだ。


と言うか・・・

「特定秘密」はいったいどうなったの?

サンタさんは、特定秘密を知ってしまったの?

それとも、ただ政府高官が特定秘密を知っている人だ、ってだけ?

だとしたら、この政府高官の行く先々で、似たような問題が起こる、ってことになるだろ。

この政府高官は、世間話を含めて、何の話もできなくなっちゃうぞ。


いずれにしても、オリザさんよ。

みんなにわかるように、ちゃんと例えろよ!


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2 コメント

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Unknown (和食健康)
2013-12-18 23:35:27
なんとまあ、屁理屈の極みというか、何か沸いてるんじゃないかと思えるような思考の持ち主が現れたようですねえ。

どうもこの人は韓国好きで永住外国人地方参政権賛成派でもあるようで、となると外国のためになるなら「特亜に機密情報を流したい」という思考でしょうから特定秘密法案の反対をするのでしょうか。

読売新聞にも「映画監督が映画を作れなくなる」とか「オスプレイをスマホで撮ってメールをすると逮捕される」とかあり得ないことが報道されている、と菅官房長官が指摘していました。

ここまで反対の声が執拗に出てくると、自民党が決めるから反対の声が意図的にメディアに取り上げられるのであって、もしかしたら民主党がこの法案をと通そうとしたら反対の声が上がらなかったりして。

まあ、あり得ませんが・・・


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Unknown (はぶて虫)
2013-12-25 16:39:52
>和食健康さん

屁理屈を言うヤツはたくさんいるのでしょうけど、こういうアホの発言を取り上げること自体が信じられませんね。

「こんなに反対意見が多いんだぞ」と言いたいのでしょうが、むしろ逆効果でしょうに。

民主党にしたって、最初は同じような法案を出そうとしていたくせに、修正案を出すどころか「廃案にしろ」ですから、もう支離滅裂としか言いようがありません。
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