はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

値上げした方がいいの?どうなの?

2013-12-17 | 日記
朝日新聞の記事から。

『3年前にあったたばこの値上げ額は1箱110円などと大幅だったにもかかわらず、値上げによる販売量の変化の度合いは20~30円ほどの値上げだった過去2回と変わらないことが、厚生労働省研究班の解析でわかった』

http://www.asahi.com/articles/OSK201312140150.html?ref=mixi


たばこの販売量そのものは、健康への関心などのために減り続けているそうだ。

だから、「統計学的な手法」で調整し、値上げの影響だけを見られるようにした「価格弾力性」というものを算出したそうで、この指標の数値が大きいほど、値上げによる影響力が大きくなるということらしい。

つまり、たばこが大幅に値上げされたことによって、販売量は減っているのだけど、その減り幅(?)がそれほどではないみたい、ということだろうか。

ここから、どうして見出しにもあるような「大幅な値上げでも禁煙者は増えず?」になるのかがよくわからない。

今まで大量に吸っていた人が、値上げによって本数を減らした、ということはあるだろう。
少々値上げしようが、我慢できないので今まで通り吸っている、という人もいるだろう。
これを機に「禁煙しよう」とやめた人もいるだろう。

いずれにしても、単に「価格弾力性」がそれほど大きくないからと言って、「禁煙者が増えていない」という結論になるまでの理屈が理解できない。

まあ、いちおう「?」マークはついているのだけど・・・


そんなのは、喫煙者数の統計を取ってみればいいことじゃないの?

それとも、統計的に何か証明できるの?

選挙予測みたいに、一定のサンプルから選挙結果が予測できる、というのが統計学の中にあって、説明されたことはある(というか、実は授業で習った)けど、残念ながら理解できませんでした。

もし、見出しのような「禁煙者が増えていない」というのであれば、厚生労働省研究班の人が言っているような「さらに思い切った値上げ」をしたところで、あまり影響はないんではなかろうか。

と、そんな気がするわけであります。

と言うか、記事の中に『たばこの販売量そのものは、健康への関心などのために減り続けている』と断定しているのだけど、これはどうしてわかったの?

これって「禁煙者が増えている」ということではないの?


何か中途半端な分析をするものだから、かえって何が言いたいのかわからない、という感じなんですけど・・・

もしかして、私の頭が悪いの?

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