はぶて虫のささやき

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(旧:はぶて日記)

好感度調査の終焉

2005-01-16 | 日記
NHKが1985年から毎年実施してきた「好きなタレント調査」を、昨年を最後に打ち切っていたそうだ。

NHKによると、打ち切りの理由は「開始当初は先駆的な調査だったが、今では好感度調査など類似したものが民間企業に増え、率先してやる意味がなくなったため」としている。

「率先してやる意味がなくなった」のではなくて、もともと「意味がなかった」の間違いではないのか。

だいたい、久本雅美やかつての山田邦子のように、いつも「なんでこんなヤツが」という結果ばかりだったのに、何が「先駆的な調査」なものか。
最近では他でも好感度調査をやるようになってから、その結果と全然違うため、NHKの調査の胡散臭さが浮き彫りになって、それでやめる気になっただけではないのか。

そもそも、この「好きなタレント調査」というのは何かと言うと、NHK放送文化研究所というところが、全国の7歳以上の3600人を対象に、好きなタレント名を男女3人ずつ書いてもらう方式で実施されているそうだ。

何のことはない、たったの3600人が対象なのである。

しかも、実際の有効回答数は2000人ちょっとしかなく、5~6割程度の回答率しかないようだ。
そして、その結果が久本雅美や山田邦子なわけである。

以前から「NHKに対する貢献度が高いタレントが選ばれている」と言われていたが、未だに上位に北島三郎が入っていることからしても、どう見たって客観的な調査とは思えない。

選ばれた3600人って、いったいどんな人たちなんだ?
もしかして、全員NHK関係者か?

それに、このNHK放送文化研究所というのも、何だか怪しい。

ネットで見ると、いろいろな調査をしているのだが、最近では『世論調査からみた「冬ソナ」現象』という調査をしている。
その結果が『このドラマの最も大きな成果は、韓国ドラマ、韓国文化、ひいては韓国に対する人々の関心の高めたことといえるでしょう』だって。

何だこりゃあ。

あと『広がるインターネット しかしテレビとは大差』というのもあって、何かと思えば、どうも「インターネットが急速に広まっているが、まだまだテレビを見る人の方が多い」ということらしい。

調査の結果が、すべて「やっぱNHK!」って言っているみたいで、何だか笑ってしまった。

いやはや、NHK恐るべし。

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